オードリーとハライチの冠番組『オドオド×ハラハラ』(フジテレビ系 木曜21時)が、視聴率低迷によって9月をもって打ち切り終了となり、昨年5月にSnow Man・渡辺翔太さんと東野幸治さんがMCを務めた特番『この世界は1ダフル』が後番組に内定、現在調整が進められていると『東京スポーツ』(東スポ)が報じています。
『オドオド×ハラハラ』は昨年6月に単発特番として放送され、X(旧ツイッター)のトレンドで1位となったほか、テレビ局がいま重要視しているコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)も同時間帯トップとなり、同10月からレギュラー化されました。
<↓の画像は、『オドオド×ハラハラ』出演者の写真>
しかし、レギュラー化後は視聴率が伸び悩んでおり、今年4月には放送枠を木曜20時から同21時台に移動、番組内容もリニューアルしテコ入れが行われましたが、6月20日放送回の平均世帯視聴率は同時間帯最下位の2.3%で、コア視聴率も低い日で1%台と、深夜番組レベルの数字となっていました。
その結果、レギュラー化からたった1年で打ち切り終了が決定したと、先日『スポーツニッポン』や『サンケイスポーツ』が報じ、後番組として「別のバラエティーを検討している」とも伝えていました。
そして、東スポの取材によると『オドオド×ハラハラ』の後番組として調整が進められているのは、昨年5月3日にSnow Man・渡辺翔太さんと東野幸治さんのMCで放送の『この世界は1ダフル』とのことです。
『この世界は1ダフル』は、様々な世界で活躍する一流の人たちが選ぶ「人生で一番すごい、ワンダフルな話(1ダフル)」なエピソードを紹介する番組で、渡辺翔太さんは初めてバラエティ番組のMCに挑戦し、ゲストとしてホラン千秋さん、元『モーニング娘。』の辻希美さんが出演していました。
<↓の画像は、5月放送の特番『この世界は1ダフル』の出演者写真>
東スポによれば、レギュラー化にあたって東野幸治さんの続投は内定している一方、渡辺翔太さんの起用はまだ内定していないようです。
フジテレビ局員は渡辺翔太さんについて、「Snow Manの人気は圧倒的で、メンバーが出演すればSNSでバズります。テレビ各局が当然、起用したいタレントです」
としながら、ジャニー喜多川さんの性加害問題により、スポンサーやネット上の反応を見ながら、渡辺さんの起用を慎重に判断すると語っています。
東スポは真相を確かめるため、フジテレビに対して『この世界は1ダフル』のレギュラー化、MC2人の続投、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)からSTARTO ENTERTAINMENTへ移籍したタレントの新規起用方針について問い合わせたところ、番組に関する質問には回答しなかったものの、STARTOタレントの起用方針に関しては、「SMILE-UP.社、STARTO社との取引を継続して対話を続け、補償の進捗を確認しながら、旧ジャニーズの出演者起用についてその都度適切な判断をしております」
と回答したとのことです。
旧ジャニーズ事務所を巡る一連の騒動を受けて、現在もSTARTOタレントの起用に対して厳しく、慎重な姿勢を見せているのはNHKとテレビ東京ぐらいで、各スポンサーの対応も大きく変化していることにより、その他のテレビ局は以前と変わらずドラマやバラエティ番組に積極的に起用しています。
フジテレビでは、7月3日放送の音楽特番『2024 FNS歌謡祭 夏』で引き続き、嵐・相葉雅紀さんを司会に起用しているほか、7月期放送のドラマ『海のはじまり』にSnow Man・目黒蓮さん、『マウンテンドクター』にSnow Man・向井康二さん、『ビリオン×スクール』にHey! Say! JUMP・山田涼介さん、Travis Japan・松田元太さんの出演が発表されています。
この他にも様々な新番組などにSTARTOタレントを起用していますし、『この世界は1ダフル』のレギュラー化がもし事実であれば、多くのファンを抱えている渡辺翔太さんの起用は確実だろうと思いますが、今後の正式発表に注目したいところです。