トークバラエティ番組『これ余談なんですけど・・・』(ABC朝日放送テレビ 水曜23時10分)の公式サイトが5日に更新され、2月28日放送回で番組MCの『かまいたち』ら出演者が、薬剤師の業務について不適切な発言をしたとして謝罪コメントを発表しました。
番組が謝罪コメントを出す前には、出演者たちがそれぞれのSNSで謝罪コメントを投稿していたのですが、かまいたち山内健司さん(43)は現在も不適切発言についてスルーを続けており、その対応を巡ってネット上で物議を醸しています。
『これ余談なんですけど・・・』の番組制作サイドは5日に、公式サイトトップに謝罪コメントを掲載し、「2月28日(水)の放送における薬剤師の業務に関する発言で、一部不適切な内容がありました。窓口で薬剤師が症状等の確認をすることは、法律(薬剤師法)に基づいた適正な業務であることなど、薬剤師に関する番組側の認識が不足していました。また医師と薬剤師との関係について、薬剤師の方々および関係する皆様にご不快な思いをおかけした内容もありました。謹んでお詫びいたします。」
と綴っています。
2月28日放送回にはかまいたちの他、元アジアン・馬場園梓さん(43)、エルフ・はるさん(27)、ヒコロヒーさん(34)、元TBSでフリーの宇垣美里アナウンサー(32)らが出演し、「イライラする瞬間」についてトークする中で、山内健司さんが薬剤師に対する不満を口にしました。
かまいたち山内健司さんは、医師の診察を受けた後に調剤薬局へ行った際に、薬剤師から「どうされたんですか~? お熱もあるんですか~?」などと確認されたことにイラ立ったとし、「(薬剤師には)関係ないやん。(診察)を受けてきた結果、これ(処方箋)を渡してんねんから。さっさと薬を渡してもらって帰りたいのに。あれ、全然要らん時間やと思っちゃって」
と語りました。
<↓の画像が、薬剤師への不満を語ったかまいたち山内健司さんの写真>
これに対して馬場園梓さんも「分かる。だって、そいつに言ったって薬変わらへんからな」と同調し、かまいたち濱家隆一さん(40)は「やっぱり薬剤師さんも医療に携わってるから、一応その『医者憧れ』みたいなのがあるんちゃう」と揶揄していました。
<↓の画像が、薬剤師を揶揄したかまいたち濱家隆一さんの写真>
しかし、謝罪コメントにあるように、処方前に薬剤師が症状などの確認をすることは、薬剤師法によって義務として定められた行為であるため、山内健司さん等の発言に対してネット上では、薬剤師を軽視した問題発言として物議を醸していました。
そのため、番組放送後に濱家隆一さんはX(旧ツイッター)を更新し、「処方箋の件、考えなしに失礼な事言ってしまいました 薬剤師の皆さん、本当にすみませんでした」
と謝罪。
<↓の画像が、かまいたち濱家隆一さんの謝罪コメント写真>
馬場園梓さんもXで、「全然知らんかった!アホですいません!薬剤師をやってる友達から我々の仕事は医師が処方した薬を最終チェックする役目があるんやで!と言われました こないだ薬局で処方箋を出してもらう時、一緒に痛み止めのロキソニンももらうことってできますか?って聞いたら、『医師の診断無しでは薬は出せません』と言われたので、あくまで決定権とかは無く保管してる薬の中から言われたやつを出す仕事やと思ってました!薬剤師の皆様、すいません!いつもありがとうございます」
と綴っていました。
<↓の画像が、元アジアン馬場園梓さんの謝罪コメント写真>
その一方で、騒動のきっかけを作った山内健司さんはXやインスタグラムの更新はしているものの、現在も批判を完全スルーし沈黙を続けていることに対してネット上では、
- 濱家は速攻謝罪したというのに言い出しっぺの山内が黙秘とかおかしいやろ
- 山内は、ダメね。相方の足引っ張るだけ
- 調子に乗ってるね。素直じゃない。普通に薬剤師さんに認識不足と謝罪すればいいものを。
- かまいたち2人とも好きだったけど、ちょっと構えてみるようになりそう
- 売れているから、何を言ってもやっても許されると思っているんですかね?
- 代わりの芸人なんて他に幾らでも居るんだから、反省しない奴はどんどん新しいのに替えてった方がいいよ。
などの声が上がっており、物議を醸しています。
薬剤師の確認行為が法で定められているといったことは、世間一般に周知されていることではないため、この問題に対して謝罪までする必要はないと擁護の声も多く上がっているのですが、濱家隆一さんや馬場園梓さんも謝罪対応している状況から、山内健司さんに批判が集中しています。
そして、この騒動がきっかけで過去の問題言動も蒸し返されており、週刊誌『女性自身』は山内健司さんが2年前に放送の『超無敵クラス』(日本テレビ系)で話したエピソードを伝え、ネット上では山内さんの異常な言動に対してドン引きの声も上がっています。
山内健司さんは昨年にもYouTubeで、2型糖尿病の治療薬「GLP-1受容体作動薬」を使用したダイエット方法を紹介したものの、糖尿病治療以外に薬を使用することを巡っては『日本医師会』の副会長や『日本糖尿病学会』などが問題視している状況にあったため、この動画に対して多くの批判コメントが寄せられ、それに対して山内さんは謝罪することなく、動画を非公開にするだけの対応で済ませており、この対応も物議を醸していました。
山内健司さんは謝ったら負けと考えているのかは定かではありませんが、このように以前からトラブルが発生しても一切謝罪することなく、沈黙を貫いてやり過ごすという対応を取っています。
それでも吉本興業という大きなバックが付いているからか仕事は減ることなく、逆にどんどん仕事を増やしており、4月からまた新たに冠番組『街グルメをマジ探索!かまいまち』(フジテレビ系 木曜20時)がスタートするなど、活動の場をさらに広げていますが、今後は言動に注意を払うようにしてもらいたいです。