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えなりかずきが渡る世間は鬼ばかり降板へ? 泉ピン子と母親に確執、板挟み状態で身体に異常も…

えなりかずき&泉ピン子の渡鬼共演NGトラブルの真相…マネージャーの母親と確執でバトルか。石井ふく子は疑惑否定も…

人気ホームドラマの“渡鬼”こと『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で、親子役を演じている俳優・えなりかずきさん(本名=江成和己 34歳)と女優・泉ピン子さん(本名=武本小夜 72歳)の不仲、共演NGが週刊誌『週刊文春』によって報じられ、同誌の取材に応じた渡鬼の脚本家・橋田壽賀子さん(94)が裏側を暴露しており、大きな騒動に発展する事態となっています。

そうした中で10日発売の『女性セブン』が新たに、えなりかずきさんと泉ピン子さんの間で何が起きているのか、トラブルの経緯や真相について報じています。

えなりかずきさんと泉ピン子さんは、渡鬼がスタートした1990年から約30年にわたって親子役を演じているのですが、2015年放送のスペシャル以降は2人が顔を合わせるシーンが一度も無く、視聴者からは不自然という声が多く上がっており、不仲説、共演NG説が浮上していました。

<↓の画像は、『渡る世間は鬼ばかり 2015年2時間SP前後篇』で共演時の泉ピン子さん、えなりかずきさんの写真>

今年9月にも3時間スペシャルが放送されましたが、やはり2人が顔を合わせるシーンが無く、親子がすれ違いを繰り返していたことで再び不仲説が再燃していたのですが、『週刊文春』の取材に応じた橋田壽賀子さんは2人が共演しない理由について、「(泉ピン子と)一緒に出るとえなり君は発疹が出たり、おかしくなるんですって。それを聞いて、私、えなり君にものを言うのも嫌なのね。そういう申し出をすること自体、私は頭にくる」などと語り、怒りをあらわにしていました。

<↓の画像は、『渡る世間は鬼ばかり』の脚本家・橋田壽賀子さんの写真>

橋田壽賀子さんによれば、2011年9月に終了した連続ドラマの最終シリーズ後に、えなりかずきさん側が泉ピン子さんとの共演を拒否し、渡鬼を手掛けるTBSのプロデューサー・演出家の石井ふく子さん(93)からも、「絶対に一緒にしないでください」と言われているそうで、控室や廊下ですれ違う可能性もあることから、同じ日に撮影を行うこともNGとされているといい、もし会ってしまうとえなりさんは病的な拒絶反応が出てしまうほどだと明かしています。

これについて泉ピン子さんは、「仕方がない。イジメた覚えは全くない」「嫌われたらしょうがないわ。向こうがどう受け取っているか分からないから」と語っているといい、えなりかずきさん側が一方的にピン子さんとの共演を拒否しているようだとしています。

こうしたトラブルの背景には、えなりかずきさんの母親の存在もあるとしており、えなりさんは個人事務所『ジェーディーエス(JDS)』に所属し、同社は元々、元ミュージシャンの父親が設立したゲームメーカーでしたが、ソフト開発事業から撤退後は芸能事務所に変更し、父親が社長、元歌手の母親がえなりさんと弟で俳優・江成正元さん(えなり・まさもと 30歳)のマネージャーを務めています。

これがトラブル勃発の要因となっているようで、歯に衣着せぬタイプの泉ピン子さんは思ったことを口にし、お節介な部分もあることから、息子のように接してきたえなりかずきさんが大人になってからも色々と口を出し、これに対してえなりさんは不満を抱え、母親も「うちの子はもう大人なのにおかしい」という思いがあり、周囲に愚痴をこぼしていたとのことです。

そんな中で、泉ピン子さんが「(一家の生活がえなりさんの肩にかかっているのは)気を付けたほうがいい」などとえなりかずきさんにアドバイスし、それに対して母親がキレて両者の関係が悪化、最終的には共演NGにまで発展したといった話を『週刊文春』は報じていましたが、えなりさんの母親は取材に対して、「こちら何も分かりませんし、お答えすることはできませんので」と回答しています。

10日発売の『女性セブン』も両者の確執について報じているのですが、石井ふく子さんは取材に対して、「長年続いている番組に対してあの記事(週刊文春の報道)は失礼ですよ! 記事が出た後にえなりとも話しましたが、本当にびっくりしていました。口数の少ない子ですけど、『なんなんでしょうね…』と驚いていました。降って湧いたような話です。橋田先生とは(騒動について)お話ししていません。まぁ、ちょっといろいろな形で来年のことはお話ししましたけど」と語っています。

<↓の画像は、『渡る世間は鬼ばかり』のプロデューサー・石井ふく子さんの写真>

その一方で、TBS関係者は2人の確執について「ついに報じられたかという感じです。お互いに積もり積もった感情が爆発したのでしょう」とし、ドラマ関係者も「えなりくんの事務所は誰も電話に出ず、ピン子さんサイドも対応をTBSに一任。」と語っており、両者の関係が悪化しているのは間違いない様子です。

そして、『女性セブン』は渡鬼の共演者にも取材を行っているのですが、「これはえなりくんとピン子さんの問題だけではありません」と指摘した上で、「本当にバトルをしているのは、えなりくんのお母さんとピン子さんです。えなりくんは2人の“母親”の間で揺れていたんです」と明かしています。

前出のTBS関係者は、マネージャーを務めている母親の人柄について、「小柄で優しい感じの人ですが、息子のこととなるとステージママに化けます。視聴者にとって“理想の息子”というイメージを維持するため、子役時代からシャツをズボンの中に入れるファッションを徹底させ、20才になっても携帯電話を持たせなかった」と語り、えなりかずきさんにとって母親は絶対的な存在だったといいます。

前出の共演者も親子の様子について、「現場でのえなりくんはなんでもそつなくこなす優等生。いつもそばにいる母親の方を見ていた印象でした。母親はメインキャストや橋田先生、石井先生への気遣いはとにかくすごかった。ただ、ほかの子役には鋭い視線を向けていましたね。えなりくんは『あの子に近づくな』と母親に言われれば距離を置くし、あの人に挨拶しなさいと言われればそうする。母親が公私ともに支えているといえば聞こえはいいが、実際の彼は母親の操り人形みたいで、なんだか気の毒でした」と振り返っています。

一方で芸能界の母である泉ピン子さんは、自身に子供がいないこともあって、5歳から共演するえなりかずきさんとは我が子のように接してきたといいます。

一時期は周囲に「えなりの母です」と言っていたこともあったそうで、それだけに演技指導も厳しく、さらには私生活にも口を出し、「アンタの結婚相手は私が認めないとダメよ」と言っていたこともあったそうです。

<↓の画像は、泉ピン子さんとえなりかずきさんの昔の写真>

また、当初は泉ピン子さんとえなりかずきさんの母親は良好な関係で、えなりさんを交えて食事にも行くことがあったそうなのですが、えなりさんが成人する前後の時期に、ピン子さんが撮影中にえなりさんを叱り、それに対してえなりさんも徐々にプライドが傷付けられる思いをするようになり、そうした姿を見ていた母親は周囲に、「そこまで言われる必要があるのか」と愚痴をこぼすようになったといいます。

共演者によれば、こうした態度が泉ピン子さんの鼻につき、「これまで目をかけて育ててきたのに、誰のおかげで成長した」といった思いを募らせ始め、ある時に2人の関係が悪化する決定的な出来事があったとのことです。

それはえなりかずきさんの母親が、仲の良いスタッフに泉ピン子さんの陰口を行ったところそれが本人にバレてしまい、ピン子さんは激怒して、えなりさんに「アンタは私の悪口は言っていないよね」と迫り、「アンタは母親から自立した方がいいわ」と言い切ったそうで、それを聞いたえなりさんの母親は「母親気取りもいい加減にして」とブチギレたそうです。

こうした2人の確執に悩んだえなりかずきさんは2016年ごろ関係者に、「もう限界です。渡鬼を降板させて下さい。」と頭を下げ続けていたといい、こうした裏側のトラブルが今回表沙汰になってしまったと共演者は語っています。

しかし、石井ふく子さんは「みんな大騒ぎしすぎです」と訴え、「来年の『渡鬼』は、えなり夫妻とピン子さんの嫁姑問題がストーリーの軸になります。今起こっているのは、ドラマのための前哨戦ですよ。まぁ、来年の放送を見てください」と語っており、来年の放送までには両者のバトルを落ち着かせ、共演させるつもりのようです。

『女性セブン』と『週刊文春』は、このように2人の不仲、共演NGの裏側について報じているのですが、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられており、えなりかずきさんを擁護する声や渡鬼からの降板、事務所移籍を勧める声なども多く上がっています。

2つの報道から見て分かるのは、えなりかずきさんが泉ピン子さんと母親の間に挟まれていることによって、精神的にかなり追い詰められてしまっているということで、ピン子さんの言動に対してえなりさんも色々と不満を抱えているようですし、顔を合わせるだけで発作が起こるレベルとのことから、寂しいですが渡鬼からはもう降板した方がいいのかもしれないですね。

橋田壽賀子さんと石井ふく子さんは、今後の渡鬼では嫁姑問題を描きたいとしており、渡鬼らしい嫁姑バトルを観たいという視聴者も多いかと思いますが、裏側で起きているトラブルを大きく報じられてしまったことによって、えなりさんの体調などが心配になり、ドラマに入り込めないといった方も多いと思います。

橋田壽賀子さんはかねてから、「私は嫌いな役者は、作中で出張させたり、死なせたりします」と語っており、実際に渡鬼シリーズから突然姿を消したキャストは数知れず、代表的な出演者では木の実ナナさん、香川照之さん等が作品内で病気によって死亡しており、えなりかずきさん演じる小島眞が死亡するストーリーは描いてほしくないものの、えなりさん側が降板を望んでいるのであれば、上手い形で作品からフェードアウトさせてあげてほしいですね。

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