アイドルグループ『ゆるめるモ!』の元メンバーで、現在はソロでミュージシャン・タレントとして活躍しているあのさん(別名=ano 本名=志水彩乃 26歳)が、今年の『NHK紅白歌合戦』への初出場が確実視されていると『サンケイスポーツ』が報じ、ネット上で物議を醸しています。
あのさんはタレント活動の傍らミュージシャンとしても精力的に活動し、6年所属したゆるめるモ!を2019年に脱退後、翌年からソロで音楽活動を開始し、昨年4月にデジタルシングル『AIDA』でメジャーデビュー、同曲はアニメ『TIGER & BUNNY2』のエンディングテーマに起用されました。
その後、同11月発売の3枚目シングル『ちゅ、多様性。』の“ゲロチューダンス”がTikTokでバズり、YouTubeで公開のミュージックビデオは公開から約1年で再生回数が約4,850万回、人気YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』での一発撮り歌唱動画も約1,900万回再生されるほどの大ヒットとなっています。
『ちゅ、多様性。』は、6月までにビルボード・ジャパンのチャートで、歴代5位タイとなる8度にわたり1位を獲得したほか、『TikTok上半期トレンド大賞2023』のミュージック部門にノミネートするなど、今年上半期に若者たちの間でヒットした曲となっており、10月にアメリカ・アトランタで開催されたビッグイベント『Anime Weekend Atlanta 2023』にも出演しライブを行い、大きな盛り上がりを見せていました。
サンケイスポーツによると、そんなあのさんの紅白初出場が確実視されているとし、「複数の関係者によると、歌手はもちろん、タレントとしても今年の活躍が評価されての選出。早い段階から名前が挙がっていた」「当日は『ちゅ、多様性。』の歌唱が濃厚だが、個性的なファッションで若い女性に圧倒的な支持を集めるだけに衣装にも注目が集まりそう。」
と伝えています。
そして、あのさんの紅白初出場が確実との報道に対してネット上では、
- 出演してくれる人がいないんだろうな
- K-POP出すより100倍いい
- まあ、売れてるうちにやれること全部やるのがいいよ こういうのって鮮度ありきだし
- バラエティやCMに出すぎて歌手ってイメージが正直あまり無い
- 露出も多いし、今が旬なのは分かるけど、紅白で観たいとは思わないかな。本当に歌唱力のある人の歌をじっくり聞きたい
- 個性的なキャラだしバラエティにはウケるかもしれないが、紅白に歌手としての出演はどうなの?
- 紅白も質が落ちたね。もう少し歌の上手い人を出して欲しい。あのちゃんの何処に魅力があるかわからない️
- あのちゃんは出るだろなーと 他には「アイドル」がバカ売れしたYOASOBIは間違いない
米津玄師やスラダン映画の10FEETとか、King Gnu、羊文学、緑黄色社会、アイナジエンド、ADOとかどうなるか
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
あのさんは2021年10月放送の『ラヴィット!』、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)への出演で大きな注目を集めて以降、数々のバラエティ番組などに出演し、今年4月には冠番組『あのちゃんの電電電波♪』(テレビ東京)がスタートし、10月からは競馬情報・バラエティ番組『ウマウマ! アノミズキのビギナー育成TV』(フジテレビ系)のメインキャラクターを務めるなど、活動の幅を広げています。
さらに人気・好感度の上昇により、『KDDI au三太郎シリーズ』、『ブルボン プチアンドプチポテトシリーズ』、『ブックオフ』、『日清ヨーク 十勝のむヨーグルト』など、数多くのCMにも起用されています。
そして、『株式会社アーキテクト』が実施の業界最大規模の調査結果をもとにした今年上半期の女性タレントブレークランキングでは、紅白初出場候補とされる『新しい学校のリーダーズ』などを抑えて1位を獲得しています。
<↓の画像は、2023年上半期・女性タレントブレークランキングTOP10の写真>
こうした今年のブレークぶりや『ちゅ、多様性。』のヒットなどから、紅白出場歌手の選考基準「今年の活躍」を満たしており、そのほか「世論の支持」と「番組の企画・演出」に関しても特に問題は無さそうなので、個人的な好き嫌いは抜きにして考えると妥当な人選だと思います。
ただ、あのさんは非常に個性的なキャラクターをしていて、好き嫌いがハッキリと分かれるタイプなので、紅白初出場が今後正式発表された際にもネット上ではかなり荒れそうですね。