今春放送予定の連続ドラマ『災（さい）』（全6話 WOWOW）の主演に抜擢され、約3年ぶりに連ドラ復帰する俳優・香川照之さん（別名＝市川中車 59歳）が、2023年に大ヒットしたTBSドラマ『VIVANT（ヴィヴァン）』の続編映画に出演かと28日発売の週刊誌『週刊女性』が伝えています。
香川照之さんは2022年に『週刊新潮』によって、2019年に東京・銀座のクラブホステスに対する性加害問題が報じられ、香川さんは当時司会を務めていた情報番組『THE TIME,』（TBS系）の司会や、『トヨタ自動車』『KINCHO』『東洋水産』『サントリー』など複数のCMを降板、出演予定だったドラマ『アトムの童』（TBS系）も出演取り止めとなりました。
その後は歌舞伎俳優としての活動をメインにしていましたが、徐々に活動の幅を広げていき、昨年11月にはWOWOWのドラマ『災』で主演することが発表され、ファンからは歓喜の声が上がりました。
そして、週刊女性の取材によると、堺雅人さん主演で2023年に大ヒットした『VIVANT』の続編映画が制作され、香川照之さんが出演する方向で企画が進行中とのことです。
＜↓の画像は、『VIVANT』メインキャストの写真＞
香川照之さんは、『VIVANT』の原作などを手掛けたTBSの演出家・福澤克雄さん(61)の作品に数多く出演しており、代表作『半沢直樹』をはじめ『南極大陸』、『ルーズヴェルト・ゲーム』、『流星ワゴン』、『小さな巨人』、『LEADERS リーダーズ』などの作品に起用されており、福澤克雄さんからの信頼が厚いことがうかがえます。
制作会社関係者によると、『VIVANT』は映画だけでなく続編ドラマも制作されるといい、「続編ドラマが2026年の上半期、その後、劇場版が作られるそうです。香川さんはシリーズを締めくくる映画版にキャスティングされる方向で話が進んでいます。やはり、スポンサーとの兼ね合いで香川さんを地上ドラマで起用するのはまだ難しいようです」
と語っています。
また、福澤克雄さんはすでに定年を迎えていますが、これからもTBSで映画やドラマ制作を手掛けていくといい、「香川さんのメディアでの露出が増え、存在感が増していけば、再び福澤さんによる地上波作品に出演する可能性も。いずれ、お茶の間で香川さんを見る日も訪れるのでは」
としています。
福澤克雄さんは『VIVANT』について「3部作構想」をかねてから明かしており、海外配信では苦戦を強いられるも国内では大ヒットを記録したことから、続編制作は既定路線と見られていました。
そのため続編に関する情報はこれまでに様々なメディアが伝えており、来年7月期に続編の連ドラが放送予定との情報もあります。
そして、映画に関してはプロジェクトが始動した当初から映画化も予定していると報じられていて、そして福澤克雄さんの作品には、香川照之さんのアクが強く熱量が高い演技は必要不可欠として、出演に期待する声が上がっていました。
福澤克雄さんは昨年2月のイベントで「続編は決まってません、なぜかと言うと大赤字です」と語っていましたが、週刊女性によれば水面下では続編に向けたキャスティングもすでに進行中のようで、そして香川照之さんはシリーズを締めくくる映画でラスボス的なキャラクターを演じるのか何なのか、まだ詳しい情報は出てきていないので続報に注目したいですね。