俳優・三浦春馬さん(みうら・はるま 29歳)主演ドラマ『TWO WEEKS』(フジテレビ系 火曜21時)の第1話が16日に放送され、関東地区の初回平均視聴率が8.4%(関西地区は9.4%)だったことが明らかになりました。
フジテレビ系の関西テレビが制作を手掛ける火曜21時のドラマ枠では、今年1月期放送の木村佳乃さん主演『後妻業』が初回平均視聴率8.7%、全9話の期間平均視聴率6.2%、4月期放送の松坂桃李さん主演『パーフェクトワールド』は初回6.9%、全話平均は6.4%でした。
また、昨年1月期放送のKAT-TUN・亀梨和也さん主演『FINAL CUT』は初回7.2%、全話6.9%、同4月期の坂口健太郎さん主演『シグナル 長期未解決事件捜査班』は初回9.7%、全話7.8%。
同7月期の吉岡里帆さん主演『健康で文化的な最低限度の生活』は初回7.6%、全話5.8%、同10月期の高橋一生さん主演『僕らは奇跡でできている』は初回7.6%、全話6.5%でした。
『TWO WEEKS』の初回平均視聴率は同枠では平均的な数字ですが、ネット上では高く評価する声が多く上がっています。
<↓の画像は、三浦春馬さん主演ドラマ『TWO WEEKS』の写真>
『TWO WEEKS』は、韓国で2013年にイ・ジュンギさん主演で放送の同名ドラマのリメイク作品で、三浦春馬さん演じる主人公・結城大地は、殺人未遂の罪で服役した過去を持ち、人生に希望を持たずにただいまを生きている男です。
そんな男が8年前、一方的に別れを告げた元恋人が目の前に現れ、別れた後に結城の子供を出産していたことや、子供が白血病を患っていることを告げられます。
その後ドナー検査を行った結果、自身と娘の骨髄が一致し、2週間後に移植手術を受けることが決まったものの、殺人の濡れ衣を着せられたことで逮捕されてしまうのですが、娘を助ける手術を受けるため逃亡を図り、そこから2週間にわたる逃亡劇が始まるといったストーリー展開になっています。
三浦春馬さん以外のキャストは、元恋人・青柳すみれ役を比嘉愛未さん、白血病を患う長女・はな役を稲垣来泉ちゃん、すみれの婚約者で結城を捜査している刑事・有馬海忠役を三浦貴大さん、結城が起こしたとされる事件を追う検事・月島楓役を芳根京子さん、楓が慕う国会議員・久我早穂子役を黒木瞳さん。
謎の殺し屋・灰谷役を磯村勇斗さん、結城と8年前のある出来事に関わっている実業家・柴崎要役を高嶋政伸さん、他に森永悠希さん、久保田悠来さん、玉置玲央さん、池田鉄洋さん、立花恵理さん、近藤公園さん、神尾佑さん、鈴木仁さん、お笑いコンビ『バッファロー吾郎』のバッファロー吾郎Aさんが出演しています。
<↓の画像は、『TWO WEEKS』登場人物相関図の写真>
16日放送の第1話あらすじは、結城の前に人生で唯一心の底から愛していながらも、“ある出来事”によって一方的に別れを告げた元恋人・すみれが現れ、結城の子供を産んでいたことやその8歳になる娘が白血病を患っていることを告げられます。
結城はあまりにも突然の話に困惑しながらも、病院で初めて会った娘・はなの姿を見て父親としての愛おしさを覚え、ドナー検査でも適合の結果が出たことで生きる意味を見出します。
その一方で、8年前に父親を死に追いやった事件の黒幕に報復するために、検事の月島楓は独自に捜査を進めていた中で、楓のスパイとして黒幕に迫った協力者の柏木愛が変わり果てた姿で見つかり、殺害容疑で逮捕されたのは遺体発見現場にいた結城でした。
はなの骨髄移植手術を2週間後に控えている結城はそこから決死の逃亡を図り、その足取りをすみれの婚約者で刑事の有馬海忠ら警察、協力者の死の真相を確かめたい楓ら検察も捜査を始めます。
さらに、結城と8年前のある出来事に関わっている実業家・柴崎要もその動向をうかがっており…というストーリーでした。
そんな第1話終了後の視聴者の感想を見てみると、
- 役者達の演技のレベルが高く、見応えのある映画みたいなドラマ。すごく面白い。
- 次回以降が楽しみ。高嶋の怪演にも密かに期待、、、
- 期待してなかったけど惹きこまれた。久しぶりにこの時間楽しみかも。ただ、芳根京子がちょっと若すぎるかなー。
- 展開が早く飽きなかった。役者さんも良かった。特に三浦君はハマり役。これからどう逃げ切るか楽しみです。
- 子役の子もいいし三浦春馬さんもいいし、面白いです。今後が楽しみです!
- これは面白い。単純明解で先が読める、けど多分外れてどんでん返しという展開になって欲しい。
最後はハッピーエンドでお願いします。どうでも良いけど春馬くんカッコいいわ。 - 今クールで1番のドラマだと思った。変な怖さもホラー並みの恐ろしさもない。
はなちゃんもかわいいし、春馬くんもいい感じで火曜の夜はこれで決まりそう。 - ストーリーが断片的で雑なのと、三浦春馬の表情が乏しいのが残念。
でも最後に流れる三浦春馬が歌う主題歌、上手いし格好いい曲でドラマに合ってた。 - 構成も、俳優さん、特に三浦春馬さん、比嘉愛未さん、子役の子の演技力も、展開のスピード、分かりやすさ、全部良かったです。
演技力ある方のお話は安心しながらも感情移入して見ていられます。 - 子役の演技が素晴らしい。主人公が子供の為に立ち上がろうとする心理に共鳴させられる。
8年前の事件とどう絡んでくるか?主人公と女性議員との関係は?過去と現在、人間関係の絡み合いに注目。出だしとしては好印象。
などと好評価のコメントが現時点では多く寄せられています。
韓国ドラマのリメイクということで毛嫌いし、放送前には色々と否定的な声も多く上がっていたのですが、三浦春馬さんら役者陣の演技に惹き込まれたと絶賛の声が多く上がっており、子役の稲垣来泉ちゃんも高い評価を得ていますね。
ちなみに、稲垣来泉ちゃんはこれまでに『とと姉ちゃん』、『砂の器』、『この世界の片隅に』などのドラマ、他にカルピス、ヤマサ・まる生ポン酢などのCMに出演し、演技に定評のある人気子役です。
主演の三浦春馬さんもここ最近は、映画や舞台での活動をメインとしてより演技力がアップし、演技の幅が拡がっており、これから『TWO WEEKS』でどのような姿を見せてくれるのか楽しみですね。
ちなみに、『TWO WEEKS』の主題歌は三浦春馬さんが歌唱しています。
第1話の視聴率は8.4%と平均的な数字ですが、これから10%超えする可能性は十分あり、引き続き視聴率の推移にも注目したいところです。