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新劇場スラムダンクの内容に賛否両論。あらすじ内容未発表で公開、3DCG等に絶賛の声も…

『THE FIRST SLAM DUNK』興行収入発表。声優変更等で大炎上も好スタート、『すずめの戸締まり』抜いて1位に

12月3・4日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)が発表され、アニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』が初登場1位を獲得したことが明らかになりました。

3日から公開の『THE FIRST SLAM DUNK』(公開館数:378館)は、公開2日間の観客動員数が84万7,000人、興行収入は12億9,600万円を記録し、3週連続1位を獲得していたアニメ映画『すずめの戸締まり』を抑えて1位となっています。

2位の『すずめの戸締まり』(同420館)は公開4週目を迎え、観客動員数が55万5,000人、興行収入が7億4,800万円で、累計動員数は561万人、累計興行収入は75億9,500万円を突破しています。

3位には大泉洋さん主演の『月の満ち欠け』(同336館)が初登場し、公開初週末の観客動員数は14万6,000人、興行収入は1億9,700万円で、公開初日を含む3日間の累計動員数は25万人、興行収入は3億5,300円となっています。

今年公開のアニメ映画では、『ONE PIECE FILM RED』が8月の公開から3ヶ月で国内の累計観客動員数が1,300万人、興行収入が180億円を突破し、今年国内で公開された作品の中でもダントツトップになっています。

『ONE PIECE FILM RED』は、公開から2日間で興行収入が22億円超えという驚異的な数字を記録し、現時点で今年の興行収入ランキングで4位に位置している『すずめの戸締まり』は、初週末2日間の興行収入が約13.8億円で、『THE FIRST SLAM DUNK』はこれに次ぐ数字となっています。

『THE FIRST SLAM DUNK』予告映像

そして、『THE FIRST SLAM DUNK』の公開初週の興行収入発表を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

スラムダンクは1993年~1996年にかけてテレビ朝日系でアニメが放送され、全103話の平均世帯視聴率は15.3%、最高平均視聴率は21.4%と、現在では考えられないほどの視聴率を記録し、1994年~1995年にかけて4本の劇場版が製作されるほどの人気作で、昨年1月に原作者の井上雄彦さんがツイッター上で新作映画の製作を電撃発表した際には、ファン等の間で大きな反響を呼びました。

しかし、その後も映画の詳しい内容は解禁せずに、9月中旬からコンビニ限定でグッズ付きムビチケカードの販売が開始、その後公開1ヶ月前になって公開初日から約1週間の座席指定券の販売が始まり、このタイミングでテレビアニメ版から声優陣を一新していることが発表され、一部映像も公開されました。

テレビアニメ版と新劇場版の声優陣の声比較動画

これが大炎上騒動に発展し、声優変更に対する不満の声はもちろんこと、チケット販売後に重要な情報を小出しにしていることを問題視する声が上がり、この他にも製作スタッフがスラムダンクについて、「コミックで読んでいた時は“青春おバカな感じ”があった」「そもそも『SLAM DUNK』をあまり知らなかった」「最初は“『SLAM DUNK』、こんなんで少年の心、掴めるのかよ”って思ってた」などと語り、作品への愛が全く感じられないとして炎上していました。

これらの騒動を経て、事前にあらすじ内容も明らかにされないまま3日から公開がスタートし、3DCGによってバスケの試合シーンをよりリアルに描いているとして、原作ファンからも高評価の声が上がる一方で、声優交代による違和感や原作から多くのシーンがカットされていることに対する不満などもあり、賛否両論となっています。

ただ、良くも悪くも大きな注目を集めており、SNS等でも大きな反響を呼んでいますし、これから冬休みに入ってどこまで興行収入を伸ばすのか、引き続き動向に注目していきたいですね。

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