2010年以来5年ぶりに復活し、6日に決勝戦が行われる漫才コンテスト『M-1グランプリ 2015』の審査員が発表され、過去に同コンテストで優勝を果たした10組中9組から、それぞれ1人ずつが務める事が明らかになりました。
今回審査を務めるのは、中川家の中川礼二さん、ますだおかだの増田英彦さん、フットボールアワーの岩尾望さん、ブラックマヨネーズの吉田敬さん、チュートリアルの徳井義実さん、サンドウィッチマンの富澤たけしさん、NON STYLEの石田明さん、パンクブーブーの佐藤哲夫さん、笑い飯の哲夫さんの計9人。
2004年の第4回大会で王者となったアンタッチャブルからは選出されなかったのですが、その理由について番組を放送するABCテレビ(朝日放送)は、「依頼はさせていただきましたが、スケジュールの都合で難しいとのことでした」と説明しています。
これまではダウンタウンの松本人志さん、中田カウス・ボタンの中田カウスさん、オール阪神・巨人のオール巨人さんらお笑いタレント7人が審査員を務めており、9人での審査は今回が初めてとなります。
2001年からスタートしたM-1グランプリは今回で11回目を迎え、6日の18時30分からABCテレビ・テレビ朝日系列で生放送され、司会者はお笑いタレントの今田耕司さんと女優の上戸彩さん。
決勝進出したコンビは、タイムマシーン3号(2回目)、銀シャリ(2回目)、ハライチ(3回目)、メイプル超合金(初)、和牛(初)、ジャルジャル(2回目)、馬鹿よ貴方は(初)、スーパーマラドーナ(初)の計8組。()内は決勝進出回数。
また、これに加えて決勝当日には東京・六本木ヒルズアリーナにて敗者復活戦が行われ、敗者復活の1組を合わせた9組で優勝争いをします。
そして、これに対してネット上では、
- 事務所とか下積み経験とかそんなん関係なしに、純粋に漫才の面白さだけで審査してください
- ザキヤマに審査員は無理かな。柴田さんは良い審査をしそうだけど、問題さえ起こしていなければ…。
- 一人松ちゃんぐらいのベテランがいても良かった気はするけど、漫才した事ない人達に並ばれるより全然良いと思う。
- これは凄くいい試みと思うが、肝心の出演者より審査員の方が面白いこといいそう
- そうきたか。でもやっぱりまっちゃんは入ってて欲しかったかな。
- 巨人師匠いないんですか!アンタッチャブル柴田はキレのある漫才師ですし、こう言ったら失礼ですがスケジュールの都合は付きそうな気もしますけど…
- ザキヤマが無理なら相方の柴田で良いんじゃないの!?問題はクリアされているはずだし…今回の審査員にはフラットな視点で漫才を見てもらいたい。
- この人が漫才の審査?って思う人がやるよりよっぽどいい。後は事務所のしがらみが出るような結果にならなきゃいいですけど。
などのコメントが寄せられていました。
これまでの審査に対して、偏りがある、不公平などと指摘する声が多く上がっていたため、歴代の王者でネタの作成、ボケを担当している方達が審査を務めるというのは良い変更だと思います。
しかし、ネット上でも多く上がっているのですが、これまでほぼ毎回審査員をしていた松本さんは外さず、そのまま審査員を務めても良かったのではないかと感じますね。
今年10月に開催された真のコント日本一を決定する『キングオブコント2015』でも審査の方法が変更され、これまでは芸人100人が審査する方法だったものの、今年は松本さん、バナナマン、さまぁ~ずの5人が審査を務め、この変更は多くの方に受け入れられていました。
そして、M-1の審査の変更に対しても好意的な声が多く上がっており、果たしてどのような結果となるのか楽しみですね。