昨年は2クール連続でドラマの主演を務めるなどし、オリコン発表の『2024 ブレイク女優ランキング』で1位を獲得した松本若菜さん(40)が、4月期にも連ドラで主演するとの情報を21日発売の週刊誌『週刊女性』が伝えています。
週刊女性によると、漫画『Dr.アシュラ』がフジテレビ系の水曜22時ドラマ枠で実写ドラマ化され、松本若菜さんが主演に抜擢されたそうです。
『Dr.アシュラ』は、石原さとみさん主演で実写ドラマ化された『Ns’あおい』、『EXILE』のMAKIDAIさんが主演した『町医者ジャンボ!!』などの作品で知られる漫画家・こしのりょうさん(57)が、『週刊漫画ゴラク』で2015~2016年に連載していた救命救急女医の活躍を描いた作品です。
松本若菜さんは今作で、1分1秒を争う修羅場のような救急医療を好む凄腕の女医を演じるとしています。
<↓の画像は、原作の漫画『Dr.アシュラ』の写真>
松本若菜さんはこれまでとは違ったクールなキャラクターを演じるそうですが、テレビ局関係者は松本さんについて、「ここ数年で頭角を現したこともあり、彼女に対する世間のイメージもまだ固まっていない」「下積み時代の長さに裏打ちされた演技力によって、どんな役柄でも完ぺきにこなすのが彼女のストロングポイント」「幅広い役柄を演じられるので、起用する側としても、良い意味で無難にキャスティングできる」
と語り、演技力の高さが評価されて主演に抜擢されたようです。
週刊女性は真相を確かめるため、フジテレビに『Dr.アシュラ』の実写ドラマで松本若菜さんが主演するのは事実か問い合わせたところ、「制作の詳細についてはお答えしておりません」との回答だったとしています。
松本若菜さんは鳥取出身で、高校1年時に芸能事務所からスカウトされるも断り、高校卒業後に地元の企業に一度就職後、可能性を広げたいとの思いから芸能界入りを決断し、2006年(当時22歳)に上京、翌年に『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)で女優デビューを果たし、主演の佐藤健さんの姉役を演じました。
<↓の画像は、女優デビュー当時の松本若菜さんの写真>
それ以降数多くのドラマや映画に出演するもなかなか芽が出ず、端役での出演が多かったものの、2020年にNHK大河ドラマ『麒麟がくる』、2022年に土屋太鳳さん主演ドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ)に出演し注目を集め、それ以降はメインキャストでの出演が激増しました。
<↓の画像は、出世作『やんごとなき一族』で主人公をいびる義姉を演じた松本若菜さんの写真>
昨年は、7月期放送の『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)、10月期放送の『わたしの宝物』(フジテレビ系)で2クール連続で主演を務めたほか、山下智久さん主演の『正直不動産』シリーズ(NHK)、永野芽郁さん主演の『君が心をくれたから』(フジテレビ系)、浜辺美波さん主演の『アリバイ崩し承りますスペシャル』(テレビ朝日系)、市原隼人さん主演の『ダブルチート 偽りの警官』(テレビ東京・WOWOW)、実写映画『はたらく細胞』などに出演し、ブレイク女優ランキングで1位を獲得しました。
そして、『わたしの宝物』に続いて再びフジテレビの連ドラで主演するとのことですが、フジテレビは現在、中居正広さんの女性トラブルに編成幹部・A氏が関与していた疑いで大揺れとなり、すでに50社以上の大手スポンサーが離れてACジャパンのCMを連発、そしてドラマの撮影予定地から撮影を拒否されるという深刻な問題に発展しています。
また、スポンサーを持つ芸能事務所がフジテレビのドラマ出演を拒否しているとの報道もあります。
松本若菜さんは現在、フジテレビのCM出稿を停止している『第一三共ヘルスケア』や『キリンビール』のCMイメージキャラクターを務めているのですが、週刊女性が報じている通り実写版『Dr.アシュラ』で主演するのか、今後の正式発表を待ちたいところです。