世界的大ヒットとなったドラマ『24 －TWENTY FOUR－』シリーズの日本版リメイク作『24 JAPAN』（テレビ朝日系 放送枠・放送時間未定）で、俳優・唐沢寿明さん（からさわ・としあき 56歳）が主演を務めることが24日に正式発表されました。
『24 JAPAN』は、テレビ朝日開局60周年記念の一大プロジェクトとして、テレビ朝日とアメリカの映画会社『20世紀FOX』がタッグを組んで制作を手掛け、10月期に全24話放送されます。
主演に起用された唐沢寿明さんは、カナダ出身の俳優キーファー・サザーランドさんが演じたオリジナル版の主人公ジャック・バウアーにあたる獅堂現馬（しどう・げんば）を演じます。
＜↓の画像が、『24 JAPAN』主演・唐沢寿明さんのヴィジュアル写真＞
唐沢寿明さんは『24』の大ファンだそうで、「『24』は何十回も見ていた作品。当時はジャック・バウアーの同僚トニー・アルメイダが好きで、自分の携帯もCTUの内線電話の着信音にして、友達からの電話には『アルメイダ』と名乗って出ていたんですよ（笑い）」
と明かしています。
＜↓の画像は、キーファー・サザーランドさん演じるジャック・バウアーの写真＞
また、「今回は僕のキャリア史上、一番賛否両論あるんじゃない（笑）？でも、自分より下の世代の子たちが今後、海外作品のリメーク版にもバンバン挑戦できる環境を整えるためにも、先陣を切る役目は僕が買って出ますよ」「視聴者の皆さんとも一緒に『24 JAPAN』を作りたい。そう考えていますので、意見もどんどん出していただきたいと思います」
などとコメントしています。
日本版リメイク作『24 JAPAN』は、アメリカ史上初となるアフリカ系アメリカ人の大統領が誕生するまでの24時間を描いたオリジナル版のシーズン1がベースとなっています。
唐沢寿明さん演じる主人公・獅堂現馬は、CTU（テロ対策ユニット）第1支部A班の班長で、日本初の女性総理大臣候補に暗殺計画が発覚したことで捜査に乗り出し、テロリストによる暗殺計画を阻止するためや、誘拐された家族を取り戻すため必死に戦う姿を描くとしています。
そして、日本版リメイク『24 JAPAN』の制作や、唐沢寿明さんが主演に起用されたことに対してネット上では、
- ダメだ ただのウッディやん
- 声は小山力也の吹き替えな
- ラストコップ…
- 役に合わないとは思わないが、新鮮味も何もない
- 24の日本版ってショボイ結果になる気しかしない
- 本家がすごいのにその作品をリメイクするってある意味すごいな。スケールダウンするだけなのに
- たとえオリジナルより違う作風になったとしても、唐沢寿明さんならではの面白さになるだろうと期待
- 日本版はスケール小さくなるんでしょうね。世界観が違うから仕方ないけど…日本版は日本でしか出来ない雰囲気の中やってもらいたい！唐沢さんに期待しています。
などのコメントが寄せられています。
『24 JAPAN』の制作は昨年1月に正式発表され、週刊誌などは主演候補として堺雅人さん、唐沢寿明さんの名前を挙げていたほか、ネット上では真田広之さん、西島秀俊さん、小栗旬さん、V6・岡田准一さん、阿部寛さん、堤真一さん、江口洋介さんなど、役にハマりそうな様々な俳優の名前が挙げられていました。
ドラマ製作発表から1ヶ月後の昨年2月時点で『女性セブン』は、主演が唐沢寿明さんで内定したと伝えており、唐沢さんは『東映アクションクラブ』の出身で、デビュー当初は特撮ドラマ『仮面ライダーシリーズ』や『スーパー戦隊シリーズ』の脇役、スーツアクターを務めるなどしており、近年出演した作品でも激しいアクションを披露しているほか、キーファー・サザーランドさんとも年齢が近いことから、主演に起用されたのではないかとのことでした。
気になるその他の出演者は、今年1月にニュースサイト『NEWSポストセブン』が報じた記事によれば、テロリストに狙われる日本初の女性総理候補役には仲間由紀恵さんの名前が挙げられているといい、昨年4月に『週刊女性』が報じた記事では、唐沢寿明さんの相手役となるヒロインには天海祐希さんが起用されるとのことでした。
また、放送は金曜日との情報を『NEWSポストセブン』は伝えています。
いくら『20世紀FOX』も制作に携わると言っても、オリジナル版と比較してスケールダウンするのは間違いなく、『24』は日本でも大ヒットした作品ということから、色々な部分を比較されて叩かれることが予想されますが、唐沢寿明さんならではの演技や脚本、演出によって、日本版リメイクもありと思わせる作品に仕上げてほしいですね。