“ガッキー”こと新垣結衣さん(28)が主演のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(略称:逃げ恥 TBS系 火曜22時)の第8話が29日に放送され、平均視聴率は16.1%(関東地区)で自己最高の数字を記録したことが明らかとなりました。
29日は、19時から『明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ』の決勝第1戦「鹿島アントラーズ×浦和レッズ」が生中継されており、中継が延長したため約20分繰り下げて22時23分からの放送となったのですが、第6、7話で記録した13.6%から2.5%アップし、自己最高の16.1%を記録。
また、放送開始時間の22時23分には、瞬間最高視聴率17.9%を記録しています。
ちなみに、Jリーグチャンピオンシップ決勝第1戦の平均視聴率は7.3%、瞬間最高視聴率は21時18分に記録した11.3%でした。
2014年4月に新設されたTBSの火曜ドラマ枠で放送がスタートした『逃げ恥』は、初回平均視聴率が10.2%、第2話が12.1%、第3話が12.5%、第4話が13.0%、第5話が13.3%、第6話が13.6%、第7話が13.6%、第8話が16.1%と推移し、ほぼ右肩上がりになっており、第2話で早くも火曜ドラマ枠の最高視聴率記録を更新し、それ以降は自身の記録を更新し続けているヒットドラマになっています。
『逃げ恥』は、2012年より女性向け漫画雑誌『Kiss』で連載がスタートした漫画家・海野つなみさんによる同名人気コミックが原作。
派遣切りにあった求職中の妄想女子・森山みくり(新垣結衣さん)が、「彼女いない歴=年齢」の独身会社員・津崎平匡(星野源さん)の家事代行として働くことになり、ひょんなことから「雇用主=夫」「従業員=妻」という関係のもとで契約結婚するという社会派ラブコメディで、11月15日放送の第6話では、津崎がみくりに突然キスするというシーンがあり、視聴者の間で大きな話題になりました。
<↓の画像は、第6話のキスシーン>
29日に放送された第8話では、みくりが逃げるように実家に帰ってしまい、2人に離婚危機が訪れることになるのですが、電話で気持ちを確かめ合って和解するというストーリー展開となっていました。
そして、第8話では最高視聴率を記録したのですが、これに対してネット上では、
- 見ててしんどい部分がなくとにかく楽しいし、共感できる。ドロドロしたドラマよりずっといい。
- コメディ要素もたくさんあるが、内容がとても深い。恋愛に対する考え方やあり方を考えさせられる素晴らしいドラマ。残り3回の放送楽しみにしてます。視聴率20%も夢ではないかと。
- 今回の話もよかった!!泣いた!!
- 録画でガマンできずにリアタイで見る人、口コミで広がって見てみたら面白かった!って人が回りに多い。もっと数字上がると思う。本当に今年№1のドラマです♪TBSありがとうー
- 最終回、どうなるのか。星野さん、体調を整えてくださいね。そして、こんなに幸せな気持ちにさせてくれるドラマをありがとう。スタッフさんみんなにもお礼が言いたい。ガッキーと星野さんの笑顔に嫌なことも吹っ飛びます。
- ガッキーも星野源も良いけど、それぞれの役者がいい味だしてる。毎回神回が上昇してしている。昨日はベストアーティスト裏でやってたのに、視聴率アップは流石ですね〜
などのコメントが寄せられています。
29日19時からは日本テレビ系で、4時間生放送の音楽特番『ベストアーティスト2016』が放送されていたのですが、平均視聴率は14.6%となっており、放送時間に違いはあるものの、『逃げ恥』の方が1.5%も高い数字を記録していました。
エンディングで流れる「恋ダンス」が話題になったことも好視聴率の要因だとみられますが、それを抜きにしてもドラマの内容に対して絶賛の声が多数上がっており、これから最終回に向けてさらに盛り上がりを見せていくとみられるため、平均視聴率20%超えもあるかもしれないですね。
なお、今年放送された民放のドラマで20%超えの視聴率を記録しているのは、米倉涼子さんが主演の『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系 木曜21時)のみとなっており、『逃げ恥』もこれに続けるのか注目したいところです。