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林家木久扇が降板で大喜利新メンバーに立川晴の輔が加入。立川志の輔の一番弟子が抜擢、ネットで誰?の声も

『笑点』林家木久扇の後任は立川晴の輔。立川流初の大喜利回答者、起用理由とネットの反応は…

1969年から50年以上にわたり、『笑点』(日本テレビ系)の大喜利メンバーを務めた落語家・林家木久扇さん(前名=林家木久蔵 本名=豊田洋 86歳)が3月末をもって番組を降板し、7日放送の番組で後任が発表され、立川晴の輔さん(たてかわ・はれのすけ 本名=檀上晃一 51歳)が新メンバーとして加入することが明らかになりました。

<↓の画像が、笑点・大喜利新メンバーの立川晴の輔さんの写真>

立川晴の輔さんは、高校卒業後に東京農業大学農学部農業経済学科に進学、大学では落語研究会に所属し、卒業後の1997年に立川志の輔さん(70)の一番弟子となり、2013年に真打に昇進しました。

<↓の画像は、師匠・立川志の輔さんと立川晴の輔さんの写真>

2013年から放送の『笑点 特大号』(BS日テレ)に若手大喜利メンバーとして出演し、2019年に三遊亭円楽さんが病気療養中には代役として『笑点』にも出演していました。

立川流の落語家が『笑点』に出演するのは、番組を立ち上げた初代司会者の立川談志さんが1969年に降板して以来、50年ぶりということで話題になりました。

そして、立川流では史上初めて大喜利回答者として立川晴の輔さんが加入となりネット上では、

などの声が上がっています。

立川晴の輔さんは一般的には知名度は低いものの、2013年から立川流で真打を務め、その実力の高さからかねてより大喜利メンバーの候補として名前が挙げられており、林家三平さんや三遊亭円楽さんが番組を降板した際にも、蝶花楼桃花さん等と並んで有力候補とされていました。

『スポーツニッポン』によると、立川晴の輔さんが大喜利メンバーに抜擢された理由は、若手大喜利コーナーで実力を発揮していたことに加えて、立川談志さんが番組スタッフやレギュラー陣との対立で番組を降板して以降、立川流との間に溝が生じていたものの、2019年に晴の輔さんが三遊亭円楽さんの代打で出演を果たし、雪解けとなったことが評価されて起用に繋がったとしています。

ちなみに、立川談志さんが1969年に番組を降板する際にスタッフに対して、林家木久扇さんを大喜利回答者として推薦し、木久扇さんに対して「木久蔵は与太郎(間抜け者)だよな。その線で行ってみな」と、キャラクター作りのアドバイスもしたというエピソードがあります。

<↓の画像は、立川談志さんと林家木久扇さんの写真>

林家木久扇さんは2年前のインタビューで当時を振り返り、「談志さんは人の柄の見つけ方がうまかったですね。四六時中、落語のことを考えていた人。大喜利で座布団をあげたり取ったりするルールを考えたのも談志さん。天才でした」などと語っていました。

こうした背景もあり、林家木久扇さんの後任に立川晴の輔さんが抜擢された可能性もありそうですが、現時点では落語ファン以外の反応はかなり薄く、木久扇さんの番組降板を惜しむ声が多く上がっているものの、立川流初の大喜利回答者として、これから番組を盛り上げていってもらいたいです。

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