女優・沢口靖子さん(60)が、10月期放送の月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』(フジテレビ系 月曜21時)で主演することが先日発表され、『科捜研の女』シリーズ(テレビ朝日系)は「事実上の打ち切り」との報道が飛び交っていたものの、スペシャルドラマとして放送が継続するとの情報を週刊誌『週刊女性』が伝えています。
『科捜研の女』シリーズは、『相棒』シリーズがスタートする1年前の1999年10月期に「木曜ミステリー」枠(木曜20時)でシーズン1が放送され、その後は毎年新作が放送される人気シリーズとなりました。
2021年には映画化もされましたが、2022年9月に木曜ミステリー枠が廃止となり、同10月期放送のシーズン22は火曜21時枠、シーズン23以降は水曜21時枠に移動し、放送枠変更やマンネリ化などもあって視聴率が低迷し、昨年7月期放送のシーズン24は全10話の平均世帯視聴率が過去最低の7.3%で、前作から2%近く数字を落としていました。
これに加えて、科捜研の女シリーズは東映京都撮影所(京都・太秦)で撮影が行われており、移動費や宿泊費用などもかさみ番組制作費が高いことから、打ち切り終了の危機にあると2021年に『週刊文春』が報じました。
しかし、その後も放送枠を変更しながら放送が続いていたのですが、今年ついに新作が放送されることなく、科捜研の女シリーズは“事実上の打ち切り”だと『女性自身』や『女性セブン』などが報道後、沢口靖子さんがフジテレビの刑事ドラマ『絶対零度』シリーズで初主演することが発表されました。
これに対して視聴者からは、科捜研の女シリーズの終了を惜しむ声が相次ぎ、せめて最終回を放送してほしいなどの声が上がっていたのですが、週刊女性の取材によれば、今後もスペシャルドラマとして放送が継続するそうです。
記事では制作会社関係者が、「実は、今年の年末か、来年の年始にスペシャルドラマとして『科捜研の女』が放送される予定なんです。スタッフは10月からの撮影のため、準備に奔走しているそうです」
と証言しています。
真相を確かめるため、テレビ朝日にスペシャルドラマの放送について問い合わせたところ、「今後の編成に関しては、お答えすることはありません」との回答だったとしています。
本当にスペシャルドラマとして放送が継続するのかどうかは定かではありませんが、科捜研の女シリーズは25年にわたって放送され、テレビ朝日にとって沢口靖子さんは大きな功労者の1人で、女性自身によると沢口さんも科捜研の女を「もっと続けたい」と考えていたそうです。
また、視聴者からも放送継続を希望する声が多く上がっているので、今後の新作放送に期待したいですし、シリーズを終了させるのであればちゃんと最終回を作って、後腐れなく幕を下ろしてほしいですね。
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- 週刊女性 2025年9月30日号