『水曜日のダウンタウン』女桑田選手権にアミューズ激怒か。桑田佳祐のモノマネ企画巡りトラブルでTBSが過剰対応?
3月12日に『水曜日のダウンタウン』(TBS系 水曜22時)で放送の企画「第一回 女桑田選手権」に対して、『サザンオールスターズ』の桑田佳祐さん(69)が所属する芸能事務所『アミューズ』からクレームが入り、TBSが過剰な対応をしていたと週刊誌『週刊新潮』が報じています。
「第一回 女桑田選手権」は、「女がやる桑田佳祐モノマネ面白い説」を検証するべく行われたもので、ピン芸人・椿鬼奴さんなどが桑田佳祐さんのモノマネを披露しました。
<↓の画像は、「第一回 女桑田選手権」出演の椿鬼奴さん等の写真>
この企画にアミューズが激怒しTBSに猛抗議したといい、週刊新潮の取材にTBS関係者は、「すったもんだの末、4月9日付でTBSのコンテンツ制作局は『桑田佳祐及びサザンオールスターズのモノマネに関する今後の方針について』と題する社内向けての通達を出した」
と明かしています。
その内容は、「大きな企画の中で、誰かが1曲モノマネをした等の場合は、アミューズへの事前相談は必要なし」「ただし、下記のいずれかに該当する場合は、アミューズへの事前の相談を経て丁寧な確認が必要」
としています。
アミューズに事前確認が必要な例として、「桑田佳祐さんやサザンオールスターズの名前を冠にしたような企画の場合」「ラテ欄、EPG(電子番組表)などに桑田佳祐さんやサザンオールスターズの名前を使用して番組PRを行いたい場合」
などを挙げているとのことです。
<↓の画像は、桑田佳祐さんの写真>
週刊新潮によると、TBSはアミューズに所属する福山雅治さん等をドラマに起用しており、今回の通達については「蜜月関係の崩壊を恐れたTBSの過剰反応と捉えられても仕方なかろう」と指摘しています。
テレビ朝日の元社員で、『スーパーJチャンネル』『スーパーモーニング』『報道ステーション』などでディレクターを務めていた鎮目博道プロデューサー(しずめ・ひろみち)はTBSの対応を問題視しており、「今回の社内通達が問題なのは、桑田さんやサザンに限って“気を遣え”と言っているに等しいこと」だと指摘したうえで、「一連のジャニーズ問題は、テレビ局が特定のタレントや芸能事務所を特別扱いしたことが背景にあった。それとまさに同じことを、この期に及んで行う神経が理解できません。件の番組を観ましたが、決して桑田さんを馬鹿にする内容ではなく、ここまで似せてくるかと、出演者たちに感心できる作りでした。このままでは芸人さんや現場が萎縮してしまいます」
と語っています。
桑田佳祐さんのモノマネタレントで、過去に桑田さん出演のCMでスタントを担当したケイスケさんは週刊新潮の取材に、30年以上にわたって桑田さんのモノマネを続け、桑田さんや妻・原由子さんとも親しくさせてもらっているものの、これまで一度もアミューズから抗議を受けたことはないほか、桑田さんがラジオ番組でケイスケさんのモノマネを宣伝していたこともあったそうで、「今回の件は桑田さんの本意じゃないと思います」と語っています。
週刊新潮はこのトラブルについてTBSに確認したところ、「アミューズ様より当社宛に抗議があった事実はありません」とキッパリ否定したとのことです、
「女桑田選手権」に対して視聴者からは好意的な反応が多く上がっており、中には似ていないモノマネもあったものの、モノマネタレント・荒井かおりさんのモノマネは非常にクオリティが高く、視聴者から絶賛の声が上がっていました。
その裏でアミューズが激怒し、それに焦ったTBSは局内向けに通達まで出したとのことですが、確認が必要な例として挙げられているのは、企画に桑田佳祐さんやサザンオールスターズの名前が入っている場合や、それぞれの名前を使って番組をPRする場合といい、これに関しては事務所に事前確認、許可取りをするのが当然なのではないかと正直思います。
ただ、特別扱いすることによって今後また旧ジャニーズ事務所と同様の形で、番組制作にあたってアミューズに対して忖度し、顔色をうかがうようになっていく可能性もあるので、最低限の対応をしていく形として、“アミューズ忖度”と感じるような過剰な対応を取ることなく番組制作を行っていってほしいですね。
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