お笑いコンビ・ダウンタウン等が出演しているバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で放送された内容に事実と反する内容があったことから、4日に放送された番組の最後にお詫び文が掲載されました。
問題となったのは1月28日に放送された「ブックオフの福袋買うヤツどうかしてる説」という企画で、100円ショップ「得得屋」の福袋(324円)が紹介された際に、1袋も売れなかったとしていたのですが、実際には10袋用意した福袋全てが売れており、店側に全く取材をしていないにも関わらず、1袋も売れなかったと番組内では紹介していた事が明らかとなりました。
これにネットでは、
- 取材もしてない、承諾も得てないって確かにひどいよね。そんなの放送すりゃ問題になるの目に見えてるのに。
- あれ?これってブックオフのことじゃなかったの?あれとは別件でもあったってこと?もしそうなら完全に打ち切りでしょ。
- 「ブックオフの福袋買う奴どうかしてる説」だったね、確か。この番組好きなんだけど、嘲笑的なナレーションがやり過ぎな感はあるね。「コインランドリーで年越す奴人生に絶望してる説」も、ちょっと酷かったな。
- 見てたけど、さすがに店には了解得てるもんだと思ってた。この番組、切り口は面白いけど、結構ギリギリライン上のものが多いな。
- 最近にしては大胆な事したね。毛が生えた程度じゃなく全くの嘘なんて。関係者はたまったもんじゃないだろう。
などのコメントがありました。
取材を全く行わず事実とは異なる内容を、多くの方が視聴しているテレビ番組で堂々と放送してしまうというのはあり得ない話で、この番組のスタッフが完全にどうかしており、店側にはしっかりと謝罪し今後2度とこのような事が起こらないようにしてほしいですね。
また、これはあくまで未遂になるのですが、同企画で紹介されていたブックオフ西宮建石店のTwitterアカウントが30日に、ヤラセの提案があったと告発するツイートをしています。
そのヤラセの提案というのは、本来店側が用意する福袋の中身は決まったタイトルのコミックが何巻か入っているそうなのですが、番組スタッフからタイトルをバラバラにしてほしいとの提案があったそうです。
しかし、これはさすがに店側も断ったそうなのですが、番組内での紹介の仕方はというと、コミックはバラバラに入っているわけではないとしながらも、メジャーな作品が入っていないと強調する内容だったとのことです。
面白く見せるために多少の演出が必要なのは分かるのですが、取材した店に悪影響を与えるような放送の仕方は問題で、今後大きなトラブルに繋がる可能性もあるため、過度な演出は控えてもらいたいものです。