歌手・女優の“キョンキョン”こと小泉今日子さん(58)が主演で、2012年と2014年に放送された連続ドラマ『最後から二番目の恋』シリーズ(フジテレビ系)の続編が、来年4月期に月9枠(月曜21時)で放送予定だと9日発売の週刊誌『女性自身』が伝えています。
女性自身によれば、フジテレビは月9ドラマの視聴率低迷が続く中で、『最後から二番目の恋』の続編を放送することを決定したといい、再放送される度にSNSで続編化を望む声が上がっていて、根強いファンがいることから、これまで放送していた木曜劇場枠(木曜22時)ではなく、看板ドラマ枠の月9での放送になったそうです。
小泉今日子さんの月9主演は、『最後から二番目の恋』と同じく中井貴一さん(62)が相手役を務めた1995年10月期放送の『まだ恋は始まらない』以来30年ぶりで、「フジにとって、小泉さんと中井さんはいわば“ゴールデンコンビ”。現状を打開するため、もはや2人にすがるしかないのです」
とテレビ局関係者が語り、続編ドラマの撮影は来年2月ごろからスタートする予定といいます。
『最後から二番目の恋』の続編化情報は『週刊女性』も先日伝えており、すでに水面下ではドラマの制作が進められていて、昨年から芸能活動を再開させた坂口憲二さんをはじめ、飯島直子さん、内田有紀さん、白本彩奈さんなど、お馴染みのキャストに出演オファーがかかっているのではとしていました。
<↓の画像は、『最後から二番目の恋』メインキャストの写真>
11年ぶりの続編制作が決定したという『最後から二番目の恋』は鎌倉を舞台に、独身の中年男女が繰り広げる恋などを描いたコメディ作品で、2012年1月期放送の1作目は、全11話の平均世帯視聴率が12.4%と好視聴率を記録しました。
これを受けて同11月にはスペシャルドラマが放送され、2014年4月期放送の2作目『続・最後から二番目の恋』は、初回の平均世帯視聴率は前作超えの14.0%を記録し、その後も12%前後の数字をキープし、全11話の平均世帯視聴率は12.9%となっていました。
その後の再放送も視聴者の間で大きな反響を呼んでおり、かねてから続編が見たいとの要望も多かっただけに、続編化が決定したとの報道に対しても歓喜の声が上がっています。
主演を務める小泉今日子さんは、2018年1月末をもってデビュー以来所属していた“芸能界のドン”が率いる大手芸能事務所『バーニングプロダクション』を独立し、俳優・豊原功補さん(とよはら・こうすけ 58歳)との“略奪不倫”スキャンダルもあり、その後の女優業は舞台と映画がメインとなっていました。
<↓の画像は、小泉今日子さんと豊原功補さんの写真>
連続ドラマへの出演は、今年1月期放送の『不適切にもほどがある!』(TBS系)に本人役で単発出演したのみとなっていて、連ドラ主演は『不適切にもほどがある!』と同じく宮藤官九郎さん脚本を手掛け、2017年10月期放送の『監獄のお姫さま』(テレビ朝日系)が最後となっています。
そうした中で、今年9月1日から女優・小林聡美さんと共演のドラマ『団地のふたり』が、NHK BSとNHK BSプレミアム4Kで放送されることが2ヶ月前に発表されており、今後またドラマへの出演も増えていきそうです。
ドラマへの出演に対して小泉今日子さんのファンたちからは喜びの声が上がっている一方で、豊原功補さんとの略奪不倫スキャンダルが現在も尾を引いていて、事務所独立後の政治的発言を巡っても色々と物議を醸しているため、『最後から二番目の恋』の続編に対しても否定的な反応も少なくありません。
今後ドラマの放送が正式発表された際には恐らく、小泉今日子さんだけでなくフジテレビ批判も巻き起こることが予想されますが、果たして11年ぶりの放送でどれほどの視聴率を取れるのか見ものですね。