今年も残りあと2ヶ月を切りましたが、毎年12月1日(土日の場合は次の平日)に発表され話題になる『ユーキャン新語・流行語大賞』で今年はどの言葉が選出され、大賞を受賞するのか注目が集まっており、予想も行われているのですが、フジテレビ系で平日昼に放送されている『バイキング』でもこの話題が取り上げられ、今年大流行した「ゲス不倫」が選ばれる可能性もあると週刊誌『週刊文春』の元記者・中村竜太郎さんが語り、ネット上では大きな反響を呼んでいます。
番組では聞き取り調査を行い、その結果を番組内で発表しており、『政治・社会関連』では、「経歴詐称」「示談」「アイコス」「ジェンダーレス男子」「小池劇場」「マイナンバー」「医療大麻」「都民ファースト」「トランプ」「伊勢志摩サミット」「マイナス金利」「百合子グリーン」「待機児童」「第三の厳しい目」「築地移転」「保育園落ちた死ね」「安倍マリオ」「盛り土」。
次に『芸能・スポーツ・その他』では、「ゲス不倫」「センテンススプリング」「アモーレ」「PERFECT HUMAN」「真田丸」「What a day」「君の名は。」「KSK」「梨園の妻」「こち亀」「シン ゴジラ」「笑点50周年」「カープ女子」「ポケモンGO」「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が挙げられていました。
ちなみに、オリコンが9月に1000人を対象に行ったアンケート調査では、1位「ポケモンGO」、2位「SMAP解散」、3位「ゲス不倫」、4位「センテンススプリング」、5位「僕のアモーレ」、6位「文春砲」、7位「第三の厳しい目」、8位「PERFECT HUMAN」、9位「マイナス金利」、10位「保育園落ちた日本死ね」という結果になっていました。
オリコンの調査でも今年度々使用されていた「ゲス不倫」や「センテンススプリング」といった言葉が上位にランクインしているのですが、週刊文春の元記者でジャーナリストの中村竜太郎さんは流行語大賞について、「12月の終盤に行われる表彰イベントにゲスト出演できる人が選ばれやすい」という裏情報を暴露。
また、「ベッキーさんが出席OKならば“ゲス不倫”が選ばれる可能性もある」といい、出演者たちを驚かせていたのですが、これに対してネット上では、
- ゲス不倫なら川谷来ないとダメだよね。ゲスの極み乙女からゲスとってるんだから。二人揃って出ないとね。
- 堂々と出ちゃえばイイww『ありがとう!文春』って挨拶して
- 多分出演しなくても、流行語に選ばれるだろう。選ばれても出て来るなよ
- 本当に使用回数でいう流行語という意味ではゲス不倫じゃないかな。インパクトはセンテンス~だけど。文春という特定媒体の名前だから受賞しないかもね。ゲス不倫が受賞したら、ゲス極側からしたら悲惨だね。
- 授賞式でも見たくない。頑張ります!とか嘘言いそうだし
- 『ゲス不倫』『センテンス・スプリング』『卒論』『~で押し通す予定(笑)』『レッツ・ポジティブ!』『プラスだよ大丈夫』の1人6冠受賞も有り得ると思ってる。そして、満面の笑顔で現場に現れる事も有り得ると思ってる。こいつのメンタリティの強さを舐めたらアカン。『反省し憔悴してる』とか連呼してたけど、痩せてる姿を結局一度もみなかった。
- もしも本当に選ばれるならこの国終わるな。
- ゲスとかセンテンスなんか、聞きたくもない!もっといい言葉選べ!日本語腐るわ!
- 出演するから選ぶとか選ばないとか。選考の基準を疑うね。おもてなしの時も流行っていないのに注目された途端、流行語大賞候補になったり、もともと胡散臭い賞だけど。
などのコメントが寄せられています。
ちなみに、『ユーキャン新語・流行語大賞』は、歌人・俵万智さん、作家・政治学者の姜尚中さん、ジャーナリスト・鳥越俊太郎さん、漫画家・タレントのやくみつるさん、女優・室井滋さん、クリエイティブ・ディレクターの箭内道彦さん、『現代用語の基礎知識』編集長・清水均さんの計7人からなる選考委員会によって選出されます。
昨年の『2015ユーキャン新語・流行語大賞』では、「トリプルスリー」と「爆買い」の2語が年間大賞を受賞し、その他にトップテン入りしたのは、「アベ政治を許さない」「安心して下さい、穿いてますよ。」「一億総活躍社会」「エンブレム」「五郎丸(ポーズ)」「SEALDs」「ドローン」「まいにち、修造!」となっていました。
今年は、ベッキーさんと『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音さんの不倫が大きな騒動になり、これがきっかけでその後著名人の不倫が次々に明らかにされていき、メディアでも頻繁に「ゲス不倫」や「センテンススプリング」といったワードを使用していましたし、世間の多くの方もこの言葉を使っていたため、トップテンにランクインして年間大賞を受賞したとしてもおかしくはありません。
しかし、ベッキーさんが授賞式に出席した場合には猛バッシングを浴びることになるでしょうし、所属する芸能事務所『サンミュージック』としても、スキャンダル関連の言葉で流行語に選出されるのだけは避けたいと考えている可能性が高いため、裏で働きかけをするなどしてトップテン入りや大賞受賞ということにはならないかもしれないのですが、間もなく今年の候補50語が発表されるため、この中にまず入っているのかに注目したいですね。