石原さとみさんと綾野剛さんのW主演ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系 水曜22時)が14日からスタートし、第1話の平均視聴率が発表されました。
関東地区の初回世帯平均視聴率は10.5%、個人平均視聴率は5.7%で、第1話の世帯平均視聴率は、今年1月期に同枠で放送の菅野美穂さん主演『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』を0.2%上回りました。
『恋はDeepに』は、大ヒットドラマ『おっさんずラブ』、『私の家政夫ナギサさん』などを手掛けた脚本・演出家の徳尾浩司さんが脚本を担当のラブコメディで、海を愛する魚オタクの海洋学者・渚海音(なぎさ・みお)と、巨大不動産企業のツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(はすだ・りんたろう)の恋を描いた内容となっています。
渚海音役を石原さとみさん、蓮田倫太郎役を綾野剛さんが演じ、2人の他に、橋本じゅんさん、今田美桜さん、高橋努さん、大谷亮平さん、渡邊圭祐さん、鹿賀丈史さん、オリエンタルラジオ・藤森慎吾さん、筧美和子さん、松熊つる松さん、福山翔大さん等が出演しています。
<↓の画像は、『恋はDeepに』登場人物相関図の写真>
第1話のあらすじ内容は、海岸に巨大マリンリゾート開発を進める巨大不動産企業『蓮田トラスト』の会長兼・社長の蓮田太郎(鹿賀丈史さん)から、ロンドンより呼び戻された倫太郎が、開発の陣頭指揮を任され、一方の芝浦海洋大学・海洋学術センターの鴨居研究室に所属する海音は、巨大マリンリゾートが建設されることを知り、海の生態系を守るために開発を食い止める手立てはないかと考えます。
そんな2人が、あるテレビ番組をきっかけに最悪の出会いを果たした後、倫太郎と対立関係にある兄・光太郎(大谷亮平)が海音を呼び出し、リゾート開発チームに参加してほしいと依頼します。
それを引き受けた海音は、倫太郎らリゾート開発チームの前で「この計画は、中止すべき」と主張するのですが、倫太郎は「ただ反対したいだけなら、ほかでやってくれ」と言って去り、海音が必死に説得を試みるものの、倫太郎は聞き入れようとせず…というストーリー展開でした。
そして、第1話終了時点での視聴者の感想を見てみると、
- 今期のテレビドラマの中では今のところ一番面白い。来週も必ず見る。
- ラブコメだと思っていたが、予想以上に話がしっかりしていて、今後も面白くなりそう。
石原さとみがひたすら可愛いしきれい。綾野剛が普通にかっこいい人の役というのは久しぶりかも。 - 綾野剛さんなので少し期待していたけど、こんなメルヘンチックな内容とは…。
石原さんの秘密を抱えたキャラ設定も、以前見た様な演技パターンで、単なる変人にしか見えない。人魚姫よりもアカウミガメ感が強い。 - つまらなかったな。なにこの脚本、演出かと思った。石原さとみがかわいいだけのドラマ
- ヒロインのぶりっこ不思議ちゃん設定やめてー。のんびりした喋り方も気持ち悪くてイライラして無理。
- ちょっと、想像していた内容とは違う印象。ファンタジー要素が強いようなので、役者さんがあと10歳づつ若いほうが?と思ってしまいました・・・
- 大人なラブコメを見られると思ってたら、ラブファンタジーで、それなら最初からファンタジーと教えておいてほしかった。期待し過ぎた。
- 海の生き物としゃべっているシーン見てモコミかと思った。石原さとみはもっとおしゃれで華やかな役のほうが似合う
などの声が上がっています。
石原さとみさんが演じる魚オタクの海音は第1話で、ウツボ、ミノカサゴ、カニといった海洋生物と会話するシーンがあり、終盤には海に潜った倫太郎が溺れ、意識を失っていたところで、カニの声を聞いた海音が倫太郎を助け出し、意識を失った倫太郎にキスをしたところ息を吹き返すという展開となっていました。
海音は、誰もが驚くような“ヒミツ”を抱えているという設定で、第1話ではウツボが海音に対して「キミがここにいられるのはあと3ヶ月なんだよ」と言う場面や、海音が「匿(かくま)われている」と話していたことから、視聴者からは「人魚なの?」「竜宮城の乙姫様?」などと、海音の正体を巡って様々な予想が繰り広げられています。
『恋はDeepに』は、かなりファンタジー要素の入ったドラマとなっており、石原さとみさんが演じる海音は“不思議ちゃん”キャラということもあって、第1話を終えた時点では賛否両論となっています。
ネット上では、思っていたのとは違うといった声も少なくないため、第2話以降にガクッと数字が落ち込む可能性がありそうです。
2018年7月期に同枠で放送された石原さとみさん主演の『高嶺の花』も、初回は11.1%と好スタートを切ったものの、第2話で9.6%までダウンし、全話の期間平均視聴率は9.5%と微妙な結果に終わっていましたが、『恋はDeepに』は2ケタをキープできるのか注目したいですね。