女優・有村架純さん(ありむら・かすみ 27歳)が主演のドラマ『姉ちゃんの恋人』(フジテレビ系 火曜21時)が27日からスタートし、初回の平均世帯視聴率が9.2%、個人視聴率が4.8%(共に関東地区)だったことが分かりました。
『姉ちゃんの恋人』は、ドラマ『ビーチボーイズ』『ちゅらさん』『おひさま』『最後から二番目の恋』『ひよっこ』、映画『いま、会いにゆきます』など、数多くのヒット作を生み出している岡田惠和さんのオリジナル脚本ドラマで、主演の有村架純さんが岡田さんの作品に出演するのは6度目となります。
ストーリーは、高校生の時に両親を事故で亡くし、3人の弟を養うために大学進学を断念してから9年間にわたり、親戚の紹介で就職したホームセンターのホームファッション売り場で働いている主人公・安達桃子が、女手一つで弟たちを養いながら、職場の男性と恋に落ちる姿を描いたラブ&ホームコメディ作品となっています。
<↓の画像は、きょうだい役を演じている4人の写真>
左から南出凌嘉さん、有村架純さん、髙橋海人さん、日向亘さん
キャストは有村架純さんのほか、林遣都さん、奈緒さん、King & Prince・髙橋海人さん、エレキコミック・やついいちろうさん、日向亘さん、阿南敦子さん、美 少年・那須雄登さん、スミマサノリさん、井阪郁巳さん、南出凌嘉さん、西川瑞さん、和久井映見さん、光石研さん、紺野まひるさん、小池栄子さん、藤木直人さん等が出演しています。
<↓の画像が、『姉ちゃんの恋人』人物相関図の写真>
27日放送の第1話のあらすじ内容は、高校3年の時に事故で両親を亡くし、女手一つで弟たちを養う“肝っ玉姉ちゃん”の桃子は、「あいつら幸せにするって決めたんで、私」と言い切り、現在は20歳、17歳、14歳になった弟たちの幸せを誰よりも大切に思う一家の大黒柱として、過去の辛い出来事や日々の苦労を乗り越えながら、毎日を過ごしています。
そうした中で、ホームセンターの配送部に勤務する吉岡真人(林遣都さん)と出会います。
真人は、父親を亡くし、元小学校教員で現在は弁当屋で働く母・貴子(和久井映見さん)との2人暮らしで、母親を大事にし、仕事にも実直で常に低姿勢、笑顔も絶やさないという好青年なのですが、彼には“ある秘密”があり、それによって人と関わることが得意ではなく、どことなく影を感じさせ…というストーリー展開となっていました。
そして、第1話の放送を終えてネット上では、
- 本当にほんわかしていて、清々しい気持ちで見ることができた。
- 林遣都に影あるヒロインやらせたらやっぱりピカ一だなあ。それだけが目的で見る。
- 清々しいドラマの予感。気になるのが吉岡君はどんな過去があるのさ!と気になって……。来週が待ち遠しいです。
- 有村架純ちゃんの笑顔の魅力が、心を和らげてくれる。不遇な環境で一生懸命に生きる林遣都くんとの恋が実ることを願って来週も必ず見てみたい。
びっくりするような大事件は起こらなくても、なにか心を惹き付けるものがある。 - 第1回、可もなく不可もなくという感じでした。これといって引き付ける所がなかったように感じた。
- 初回で林遣都にどんな過去があって有村とどうなって行くのか大体の想像も付くんだよね…有村架純もちょっと旬を過ぎた感があるわ
- いくら岡田脚本でもひよっこメンバーが今のとこ3人も出てるのは芸がなさすぎ!和久井映見に光石研にやついもだけど気付かないだけでもっと出てた?
有村架純もそろそろアラサー年代だけどイマイチ大根ぶりは変わらないな。キンプリ必要?林遣都と小池栄子の上手さだけが目立ってた。関テレ制作だからフジよりはマシな事を期待! - 今回の役どころで有村さんはイメージを変えたかったのかもしれないけど、なんか似合ってない。
今まで、清純で可愛い役が多すぎたからか、ドンッとドスがきいた役はまだまだぴったりこないなぁ。
弟達も、なんでこういう子達を選んだの?感が強いし。どうしても1つのドラマにジャニーズを入れたがる時代なんですかねぇ。林遣都君が良すぎて、有村さんがかすみますね。 - 初回はキャストと題材の数字と言われるけど、視聴率が初回から1ケタはどちらも興味持たれなかったと言う事か?
有村架純、波瑠、深田恭子、人気あると言われてる割に初回から1ケタか… - 視聴率はあの内容では頑張った方かな。前半から中盤までほとんど動きなくて、観るの途中でやめようかと思ったほど。
後半はまぁまぁで、予告も期待できそうな感じではあったので来週も観ることは観る - 視聴率この時間帯にしては高い方じゃない?特に大きな変化のないドラマだと思うから、刺激が足りない人は飽きるかもしれないけど、こういう穏やかなドラマは必要だと思うから来週も見てみる。
などの声が上がっています。
有村架純さんが2年ぶりに主演を務める地上波の連ドラで、有村さんが久しぶりにジャニーズタレントとの共演を果たすとのことから、放送開始前からそこそこ話題になっていましたが、初回平均視聴率は関西テレビ制作の火9ドラマとしては平均的な数字です。
同枠で今年放送された各ドラマの初回平均視聴率は、向井理さん主演『10の秘密』が8.9%、吉川晃司さん主演『探偵・由利麟太郎』が9.6%、玉木宏さん&高橋一生さんW主演『竜の道 二つの顔の復讐者』が9.1%、福士蒼汰さん主演『DIVER-特殊潜入班-』は9.6%でした。
ニュースサイト『日刊サイゾー』によれば、有村架純さんは“数字を持っていない女優”との印象を持たれているといい、2016年1月期に高良健吾さんとW主演した『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)は、全10話の期間平均視聴率が9.7%。
2018年10月期放送の『中学聖日記』(TBS系)は、全11話の期間平均視聴率が6.9%と2ケタに届いていません。
これによって、徐々に有村架純さんの女優としての注目度も下がりつつあり、「そろそろ女優としての正念場になりそう」だと指摘しています。
有村架純さんはNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』の出演でブレークし、それ以降様々なドラマや映画などに出演しているものの、あまり良い結果を残せておらず、『姉ちゃんの恋人』も平均的な数字でスタートしました。
現時点では視聴者の感想も賛否両論となっていますが、もし数字は取れなくても、視聴者から好評価されるような良い演技を見せてくれることに期待したいですね。