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『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』が『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』超えの記録! 大ヒットのワケとは?

『妖怪ウォッチ』劇場版第2弾が週末観客動員数ランキング2週連続1位!『スター・ウォーズ』超えの理由とは? 特典や家族連れ?

18日より公開がスタートした人気アニメ『妖怪ウォッチ』の劇場版第2弾『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』が、前作に続き大ヒットしており、同日公開の人気SF映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が記録した週末観客動員数を超える人気ぶりとなっています。

19日に行われた初日舞台挨拶では、同作の人気キャラクター・ジバニャンが「冬の映画館を爆買いだニャン!スター・ニャンちゃらには負けないニャン!」と正月映画大本命のスター・ウォーズに宣戦布告していたものの、ジョーク半分に受け止められていたのですが、決してジョークではなくその通り大ヒットを記録していることから、映画関係者の間で衝撃が広がっているといいます。

まず、初週19、20日の週末観客動員数ランキング(興行通信社調べ)で妖怪ウォッチは、97万4,557万人を動員し首位を獲得し、興行収入は2位となる約10億6,000万円を記録。

ちなみに、特典付きの前売りチケットは約102万5,000枚の売上を記録しています。

その一方で10年ぶりのシリーズ最新作となったスター・ウォーズは、週末2日間で動員80万258人、興収12億4502万3900円という結果となっていました。

スター・ウォーズの新作は各国で記録を塗り替えるスタートを切っている中、日本ではアニメ映画の妖怪ウォッチが動員数で首位を獲得したわけですが、関係者は「ほとんどの国が興収だけでなく動員でも1位発進。日本でもそれが当然とみられていたので、まさか“妖怪”が勝つとは予想していなかった」と驚きを隠せない様子。

さらに、妖怪ウォッチは2週目も好調をキープしており、28日に発表された26、27日の週末観客動員数ランキングによると、妖怪ウォッチは45万人を動員し興収は5億円、累計動員は215万人、興収は23億円を突破しています。

スター・ウォーズは今週も2位で、動員は44万人、興収は7億円となっていますが、累計動員は245万人、興収は38億円を突破。

このようなまさかの結果となっているわけですが、妖怪ウォッチの勝因はファミリー層を取り込んだことにあると言われており、昨年公開された劇場版第1弾『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』も累計動員数が約700万人、興収が約78億円のメガヒットとなり話題になりましたが、子供の心をしっかりと掴み、今回も劇場前売り券には特典としてメダルなどを付けたことから昨年に続いて100万枚を突破しました。

さらに、中学生以下の来場者に先着で映画に登場するキャラクター・エンマ大王のメダルをプレゼントするなど、レアグッズを入手したいファン心理も煽っており、子供には親が付き添い、おじいちゃんやおばあちゃんなどが一緒の家族連れも多いことから、このような大ヒットに繋がったようです。

また、公開スクリーン数はスター・ウォーズが958(370館)に対して、妖怪ウォッチは434(359館)と半分以下なのですが、動員数が都市部に集中しているスター・ウォーズに対し妖怪ウォッチは、地方を含めて全国の劇場で満席が相次いでいることも特色となっています。

これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

昨年に比べ、少し勢いが落ちてきたのではないかと感じていた妖怪ウォッチですが、数字を見ると相変わらずの人気ぶりで、これからどこまでこの人気を伸ばしてくのか気になりますね。

そんな妖怪ウォッチに週末動員数で敗れたスター・ウォーズですが、熱狂的なファンが多く、根強い人気を誇っており、公開3日間の週末オープニング成績は動員約104万人、興収は16億円で、国内歴代トップだったスタジオジブリのアニメ映画『千と千尋の神隠し』を抜きトップとなっていることから、妖怪ウォッチの勢いが凄まじいということなのでしょう。

劇場版第2弾も大ヒットを記録し、週末の動員数ではスター・ウォーズを超えるというすごい勢いで衝撃を与えていますが、すでに来年の冬に公開予定の劇場版第3弾の制作も発表されており、次回作はアニメの中に実写パートも組み込む予定とのことから、どのような結果になるのか楽しみですね。

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