女優・桐谷美玲さんが主演の月9ドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系)に出演中の若手イケメン俳優・山崎賢人さん(21)は、昨年に引き続き様々なドラマや映画に出演しており、6月末にニュースサイト『ORICON STYLE』が発表した『上半期ブレイクランキング2016』では、菅田将暉さん、坂口健太郎さんに次いで3位にランクイン。
ちなみに、昨年のランキングでは4位にランクイン。
そんな山崎さんは同年代の俳優の中でも、特に漫画を原作とした実写ドラマ、映画に主演級で出演することが多く、昨年7月期放送の連続ドラマ『デスノート』(日本テレビ系)、2014年4月公開の映画『L・DK』、昨年9月公開の『ヒロイン失格』、同12月公開の『orange-オレンジ-』に出演。
また、今年5月公開の『オオカミ少女と黒王子』、9月10日より公開予定の映画『四月は君の嘘』、来年2月公開予定の『一週間フレンズ。』、来年公開予定の『斉木楠雄のΨ難』に出演していますが、原作のファンらからは山崎さんに対して厳しい声が殺到しており、3日に行われた『四月は君の嘘』の完成披露試写会での一コマに対してネット上では、批判の声が上がっているようです。
3日に行われたイベントには山崎さんの他に、ともに主演を務める広瀬すずさん、共演の中川大志さん、石井杏奈さん(E-girls)が出席。
この会見では、バイオリニスト・宮園かをり役を演じた広瀬さんが劇中のセリフ「友人Aくんをわたしの伴奏者に任命します!」にかけて、広瀬さんが山崎さんを任命することになり、広瀬さんは戸惑いながらも、「きみを“スーパースペシャル無敵系人類”に任命します!」と宣言。
<9月10日公開予定の映画『四月は君の嘘』>
これについて広瀬さんは、「現場にいても一番のムードメーカーでいてくださるし、お芝居もすごく支えていただいたし、面白いし、さわやかだし、優しいし、母性本能くすぐるし、無敵だなと」と絶賛し、山崎さんは「無敵じゃないです。敵だらけ」と謙遜しつつ、「もしかしたら僕、スーパースペシャルミラクル人類星から来たのかもしれない。頑張って生きていきたいと思います(笑)」と語っていたのですが、これに対してネット上では、「は?どこが?『スーパースペシャルごり押し系人類』じゃね?」「いやいや演技が棒すぎてヤバいですやん」などと厳しい声が噴出。
山崎さんはとりわけ、少女漫画が原作となっている作品に多く出演しており、少女漫画によく登場する一見クールであるものの、実は優しい等といった二面性を持った役を度々演じ、そのギャップのある役柄とイケメンと評されるルックスから、10代を中心とした若い女性のハートをがっちりキャッチし、人気がうなぎ登りしているのですが、その一方で山崎さんの演技力の低さが酷評されており、これまでに多数の作品に出演しているものの、「演技が一向に上達せず、棒役者のまま」などといった声が上がっています。
現在放送中の『好きな人がいること』には山崎さんの他に、野村周平さん、三浦翔平さんといったイケメン俳優が出演し、この作品も若い女性からのウケを狙った“胸キュン”恋愛ドラマとなっているのですが、「本当に役者が無理」、「演技下手。これじゃキュンキュンしない」などと演技に対する批判的な声が多く、その結果、初回平均視聴率は10.1%とギリギリの2ケタで、第3話では8.7%、1日放送の第4話も9.5%と1ケタ台で推移。
<月9ドラマ『好きな人がいること』>
また、昨年放送の『デスノート』でも窪田正孝さん演じる主人公・夜神月のライバルで、世界一の名探偵・Lを演じたのですが、迫真の演技を見せて絶賛れていた窪田さんに対し、山崎さんには「足を引っ張ってる」「下手過ぎて緊張感を潰してる」「窪田君がかわいそうになってきた」などの批判が寄せられることに。
<ドラマ『デスノート』>
ネット上では、こうした批判が現在でも多く寄せられているものの、多数のドラマや映画に出演している事から、「ゴリ押しにもほどがある」、「このゴリ押し誰も得しないだろ、ほんとやめてくれ」といった所属事務所のゴリ押しに対する批判が寄せられ、原作のファンからは「私の好きな作品がどんどん汚されていく」などの悲鳴の声が上がっています。
このような様々な批判の声が上がっているものの、当然需要があるからこそ作品に起用されているわけで、昨年9月公開の『ヒロイン失格』は動員数が200万人超え、興行収入は24億円超えの大ヒットを記録。
昨年上半期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』で、夫婦役を演じた土屋太鳳さんと再共演した昨年12月公開『orange-オレンジ-』は、動員数が270万人、興行収入は32億円を突破。
さらに、二階堂ふみさんとW主演で5月より公開の『オオカミ少女と黒王子』についても興行収入が10億円超えのヒットをしています。
これを維持し続け、演技力もこれから上がっていけばゴリ押し俳優などと揶揄されることも減っていき、さらに需要が増えていく可能性があり、まだ21歳と若いことから今後の成長に期待したいところですね。