国内の累計興行収入が250億円を超える大ヒットを記録したアニメ映画『君の名は。』（新海誠監督）が、来年1月3日21時からテレビ朝日系で地上波初放送されることが明らかになりました。
昨年8月から公開された『君の名は。』は、国内の興行収入が250.3億円を記録し、昨年国内で公開された映画の中ではトップ、国内歴代興行収入ランキングでは、『千と千尋の神隠し』（308億円）、『タイタニック』（262億円）、『アナと雪の女王』（254.8億円）に次いで4位にランクインし、日本映画では歴代2位という大ヒットを記録しました。
また、ロックバンド『RADWIMPS（ラッドウィンプス）』が手掛けた主題歌『前前前世』も反響を呼び、昨年の『NHK紅白歌合戦』にRADWIMPSが初出場するなど、『君の名は。』は社会現象となり、昨年から世界各国でも順次公開がスタートし、アメリカ・ハリウッドで実写映画化されることも決定しています。
来年1月3日に地上波初放送される『君の名は。』は、東京の都心に暮らす男子高校生・立花瀧（たちばな・たき）と、山深い田舎町の岐阜県糸守町に暮らす女子高生の宮水三葉（みやみず・みつは）の体が、寝ている間に突然入れ替わるという不思議な現象が起こることで物語が動き出し、様々な不思議な体験を繰り返す中で、恋に落ちていくといったストーリーになっています。
ちなみに、立花瀧の声は俳優・神木隆之介さん、宮水三葉の声は女優・歌手の上白石萌音さんが担当し、その他に市原悦子さん、成田凌さん、長澤まさみさんらも登場キャラクターの声を担当しています。
＜↓の画像は、『君の名は。』で声優を務めた上白石萌音さん、神木隆之介さん、監督の新海誠さんの写真＞
そんな『君の名は。』が地上波初放送されることに対してネット上では、
- 是非エンドロールの最後まで放送してほしい
- こんたけ騒がせた映画だしTwitterも凄そうだな。視聴率が気になるところ
- 正月番組も飽き飽きしたとこに視聴率が取れるってぶっ込んで来て感じやね。肝心なところでCM入ったりカットされたら作品が台無しになるね。
- この映画は音楽とリンクしてるので他と違ってエンドロールの最後まで放送する必要があるけどそこまでやってくれるのかな〜。テレ朝はシンゴジラのときのCMの入れ方は良かったけどね
- テレ朝の映画放送はフジや日テレみたいに余計な事をしないから期待出来る。シンゴジだってフジなら字幕無視して両サイド切ってた気がするし、日テレなら倍はCM入れてたと思う
などのコメントが寄せられています。
『君の名は。』は今年11月4日に、映画専門チャンネル・WOWOWシネマでテレビ初放送されているのですが、ついに地上波でも放送となり、大きな反響を呼ぶことは間違いないでしょうね。
異例の大ヒットを記録した『君の名は。』の内容については、言うほど面白くはない、既視感があるなど厳しい評価も多くあり、公開スタート当初から賛否両論となっていましたが、新海誠監督らしい美しい風景描写などは高い評価を得ており、一見の価値がある作品だと思います。
そして、ネット上では地上波初放送に対して喜びの声だけでなく、放送枠の都合上で、一部シーンやエンドロールがカットされることを心配する声も多く上がっているのですが、昨年の国内実写映画ランキングで1位となる興行収入82.5億円を記録した『シン・ゴジラ』については、テレビ朝日系で今年11月に放送された際、ほぼノーカット放送だったことで視聴者からは高く評価されていました。
『君の名は。』の注目度も非常に高いため、『シン・ゴジラ』と同様の対応が取られることに期待したいのですが、果たしてどのような形での放送となるのか、どれほどの視聴率を記録するのか注目したいですね。