25日から26日にかけて放送された『FNS27時間テレビ めちゃ×2ピンチってるッ! 本気になれなきゃテレビじゃないじゃ~ん』(フジテレビ系)の平均視聴率が10.4%で、過去3番目に低い数字を記録していたことが27日に明らかとなりましたが、26日の19時58分~21時54分に、日本テレビ系で放送されたバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ! 登山部マッキンリーSP』は、平均視聴率17.1%と好視聴率を記録していたことが明らかとなりました。
この日の番組では、“珍獣ハンター・イモト”ことお笑い芸人のイモトアヤコさんが、北アメリカ最高峰の山「マッキンリー」(標高6,168メートル)登頂に挑戦する姿に密着し、イモトさんは低酸素状態で体調に異変をきたしながらも、「本気」を見せて見事登頂を達成。
(↓の画像は、マッキンリー登頂に成功したイモトアヤコさんの写真)
同時間帯に放送されていた『27時間テレビ』では、総合司会を務めたナインティナインの岡村隆史さんがノンストップライブを披露し、26日19時15分~20時5分の視聴率は17.9%、88キロマラソンに挑戦したオアシズ・大久保佳代子さんのゴールシーンやエンデイングまでの20時20分~21時54分までの視聴率は15.1%という結果になっていました。
(↓の画像は、ノンストップライブを披露した岡村隆史さんの写真)
そして、ネット上ではイモトさんのマッキンリー山登頂に感動した方が多かったようで、
- 本気でテレビをおもしろくするってのは、イッテQみたいな番組だよ。おもしろいって腹抱えて笑い転げるって意味だけじゃない
- 今年は本気とか言ってる27時間テレビより今登山してるイモトのほうがよっぽど本気である
- 今回日テレがすごいと思ったのは、27時間テレビの真裏にイモトの登頂をぶつけてきたとこ。普通ならこういうでかい特番があるとき他の局は総集編とかで逃げる局が多い中、今回日テレがイモトの登山をぶつけたということは、数字が取れるという本気の表れだろう。こういうのが本当の本気じゃないんすか?
- イモトがマッキンリー登頂してる裏で、『本気になれなきゃテレビじゃない』と豪語しながら、ぐだぐだなバンジージャンプとか、丸刈りパフォーマンスとかしてるの、滑稽以外の何物でもなかったな
など、今年の『27時間テレビ』の内容に批判が殺到している一方で、『イッテQ』に対しては称賛する声が多数寄せられています。
『27時間テレビ』の終盤で岡村さんが1時間以上のライブを行うコーナー「テレビのピンチをチャンスに変えるライブ」は、今年で45歳となった岡村さんが限界に挑戦をしており、これに関しては本気だった思いましたが、それ以外のコーナーがあまりにも酷くグダグダで、何をもって本気と言っているのかわからないものだったため、イモトさんのマッキンリー登頂と比較され酷評されてしまうのは当然のことでしょうね。
フジテレビで放送されている番組が軒並み低視聴率となっている一方、日本テレビで放送の番組は高い数字を獲得していますが、フジテレビの番組は視聴者を無視した一方的な番組作りで、年々劣化してきており、日本テレビの番組は視聴者が求めているような番組をしっかりと制作しており、この結果には納得です。
果たして、フジテレビはいつになったら視聴者の目線に立った番組作りをするようになるのでしょうかね…。