元俳優の高知東生容疑者(本名=大崎丈二 51歳)が6月24日に、覚せい剤や大麻などを所持していたとして、覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕され、大きな騒動に発展しています。
そんな中で、2009年に同じく覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を受けた歌手・女優の“のりピー”こと酒井法子さん(45)の対応に対して批判が殺到しています。
酒井さんは、化粧品メーカー『エックスワン』の新スキンケアシリーズ「ORIGAMI(オリガミ)」のイメージキャラクターに起用され、6月28日に行われた発表イベントに登場。
イベントでは笑顔を見せながら、「本当に光栄。ありがとうございます」「のりピー、マンモスうれピー!」と、かつて流行した“のりピー語”で喜びを爆発させ、「美しさは内面から出てくると思うので、(普段から)努力しようと思っています」などと語っていたのですが、このイベント中の最後に「今回のニュースについて、ひとこと」と、高知容疑者についてのコメントを求められると、それまでの笑顔から一転してこわばった表情をして突然無言になり、関係者が報道陣をシャットアウトして会見は強制終了となりました。
<↓の画像は、イベントで笑顔を見せていた酒井法子さんの写真>
この対応に対して世間からは批判が殺到していたのですが、3日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)で高知容疑者の逮捕後に行われた妻・高島礼子さん(51)の謝罪会見の話題になった際、ダウンタウンの松本人志さん(52)は酒井さんの会見での対応に対して言及し、「自分はやっといて酒井法子ですよ。」「あなたが言うべきでしょ! 言う義務あるでしょ! 義務がある、説得力もある」「どうですかって言われて、さっきまで『マンモスうれピー』って言ってたくせに、その(高知容疑者の)話題になると、冷凍マンモスみたいに『スー…』ってなりやがって」と痛烈に批判。
この日の会見について芸能リポーターの長谷川まさ子さんが、「現場からも(高知容疑者の件について)聞くなと言われていたが、だったら囲み取材をやめればいいんです」と指摘すると、松本さんは「この時期に囲み取材やるなら、そりゃ聞きますよ。あそこであの人がノーコメントって言ったところで、(事件のことは)払拭されへんよ。誰も忘れへんよ」などと、酒井さんの対応に対して怒りが収まらない様子でした。
ちなみに、松本さんは昨年11月放送の同番組で酒井さんとは共演NGだと宣言しています。
松本さんはこのように怒りを爆発させていたわけですが、ニュースサイト『日刊サイゾー』などが報じている記事によると、酒井さんの会見はかなりピリピリとした雰囲気だったそうで、現場を仕切っていたPR会社は「商品に関係のない質問が出た瞬間、会見を中止します」としつこくアナウンス。
そして、高知容疑者についてのコメントを求められると、PRスタッフが「囲み取材終了です!!」と怒鳴りながら、強引に記者たちの間に割って入り打ち切ったそうで、それに対して記者たちからは不満の声が上がっていたといいます。
あの事件から7年、2012年に復帰してからすでに3年以上が経っていますが、薬物事件で有罪判決を受けた過去を消すことは出来ないですし、これから一生背負っていかなければならないことなのですが、復帰後の酒井さんは薬物関連の話題を避けながら芸能活動を行っており、今年9月22日にはデビュー30周年記念公演としてコンサートを開催し、7月1日には有料(月額540円)の公式ファンサイトもオープンし、今後会員の募集をスタートさせます。
当初は、芸能界を引退して介護の仕事をやりたいなどと述べ、大学にも一時は通っていたものの、その後結局芸能界に復帰し、これだけでも世間からは猛バッシングを浴びており、加えて薬物関連の質問を完全シャットアウトしていたのでは、いつになっても完全復帰は出来ないでしょう。
これは事務所側の作戦なのかもしれませんが、強引にシャットアウトするのではなく、誠意ある対応を見せてほしいものですね。