俳優・鈴木亮平さんが主演する実写ドラマ『レンアイ漫画家』(フジテレビ系 木曜22時)が8日からスタートし、15日に第2話が放送されたのですが、早くも視聴率が5%台まで低迷していることが明らかになりました。
『レンアイ漫画家』は、漫画家・山崎紗也夏さんが雑誌『モーニング』で連載していた同名漫画の実写化で、漫画一筋で恋愛下手な天才少女漫画家・刈部清一郎と、男運なし、彼氏なし、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこが織りなすハートフル・ラブコメディ作品となっています。
民放の連ドラで、単独初主演となる鈴木亮平さんは刈部清一郎役を演じ、ヒロインの久遠あいこ役を吉岡里帆さん、あいこの初恋相手で清一郎の弟・純役を白石隼也さん、清一郎の担当編集・向後達也役を片岡愛之助さん、清一郎をライバル視している後輩の漫画家・金條可憐役を木南晴夏さん、あいこ行きつけのカフェバーの店長代理・二階堂藤悟役を眞栄田郷敦さんが演じています。
<↓の画像は、実写ドラマ『レンアイ漫画家』人物相関図の写真>
8日放送の初回は、葬儀屋で働くあいこが、高校時代の初恋相手・純の葬儀で兄の清一郎と出会い、ひょんなことで清一郎にケガをさせてしまったことであいこは葬儀屋を解雇され、職探しに難航していたところ、出版社で編集者をしている向後と出会い、仕事を依頼したいと持ちかけられ、連れて行かれた豪邸で清一郎と再会しました。
そこであいこは、清一郎が大ヒット漫画『銀河天使』の作者であることを知ると共に、漫画のネタのために疑似恋愛のミッションを依頼され、100万円の報酬に釣られてミッションに挑戦し…というストーリー展開でした。
そんな第1話の世帯平均視聴率は6.5%、個人平均視聴率は3.5%(共に関東地区)で、現時点でスタートしている民放の春ドラマの中ではワーストの数字です。
15日放送の第2話では、清一郎があいこに疑似恋愛ミッションのターゲットで、一流企業勤務のエリートサラリーマン・早瀬剛(竜星涼さん)と別れるよう指示するのですが、すでに本気になっていたあいこはそれを受け入れず、ミッションを断ろうとするのだが…といった内容でした。
そして、第2話の世帯平均視聴率は5.1%と、前回から1.4%もダウンしており、ネット上ではドラマの内容や低視聴率に対して、
- 3%台まで行くと予想
- 視聴率がデッド・ラインではないのか?
- 思ったより視聴率良くないな…個人的には嫌いじゃ無いから巻き返して欲しい
- この二人は準主役の方が合いそう、、
- 1話で挫折、昨日は見ようとも思わなかった。キャストに光る方が居ない
- 鈴木亮平も、綾野剛も好きだけど、ラブコメで見たいわけでは無いんだよね
- 吉岡里帆って基本CM女優であって、セリフがあり演技をするいわゆる芝居は向いてないと思う。まるで学芸会レベル。
初回見て、なんとかもう1回と頑張ってみたけど、やっぱり無理。今回で脱落します。 - 初回、鈴木亮平のキャラがリアル過ぎで、苦手認定。ヒロイン役の吉岡さんも、どんぎつね感が‥。愛之助さんのキャラと、子役の存在が救い。
2話でやっと、伯父と甥と距離が少し縮まったのでほっとした - 鈴木亮平と子供の交流をメインにすれば良かったのに。そこに吉岡里帆の恋もちょい絡むみたいな。
子役の子と鈴木さんのやり取りなかなかいいなぁと思った。 - 待ちきれないくらい早く見たいとは全く思わない。鈴木亮平は好きだけど、役に合っていないし、役の人柄に全く共感ができない。
- フツーにオモロいけどなぁ…。原作とか知らんから。フジって言う所が、みんなアレルギーなんかな?
ドラマ自体はオモロいと思うよ。まぁまぁベタな所はベタでね。
などの声が上がっています。
鈴木亮平さんと吉岡里帆さんのファンからは絶賛の声も上がっていますが、原作ファンからは設定の改変に対する批判や、役のイメージとキャストが合っていないとの指摘や、吉岡さんの演技が下手といった辛辣な声も少なくありません。
そして早くも第2話で視聴率が5%台にまで落ち込み、今後5%を切るようだと打ち切りの可能性も出てきますが、『レンアイ漫画家』は昨年11月にはすでに撮影がスタートしていたようで、すでにほぼ撮影が終わっている可能性が高く、予定よりも早く終了することは無いのかもしれないですね。
ちなみに、『レンアイ漫画家』を放送しているフジテレビの木曜劇場枠では、2017年7月期放送の真木よう子さん主演『セシルのもくろみ』が、初回5.1%が最高視聴率で、第5・6話は3%台まで落ち、全9話の期間平均視聴率は4.5%でした。
新木優子さんと高良健吾さんW主演で、2019年10月期に放送された漫画原作の『モトカレマニア』は、初回が5.6%、第4話で3.0%まで落ち込み、その後も4%台で推移し、全9話の期間平均は4.4%。
昨年10月期放送の深田恭子さん主演『ルパンの娘 第2シリーズ』は、初回の7.5%が最高で、第4話で4.9%、最終回で自己最低の4.8%を記録し、全9話の期間平均は5.7%でした。
過去5年に木曜劇場枠で放送された作品では、『モトカレマニア』がワーストの数字で見事な大コケとなっていましたが、『レンアイ漫画家』でヒロインを務めている吉岡里帆さんは、2018年7月期にフジテレビの火曜21時枠で放送の主演作『健康で文化的な最低限度の生活』が大コケしており、全10話の期間平均が5.8%となっていました。
これが原因かは不明ながら、吉岡里帆さんはその後連ドラで脇役に起用されることが増えていた中で、『レンアイ漫画家』ではヒロインに起用され、少しでも良い結果を残したいところですが、今後少しずつでも数字を上げることはできるでしょうかね。