女優の“深キョン”こと深田恭子さんの主演ドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系 木曜22時)の続編が、10月期に放送されることが正式発表されました。
タイトルや放送枠、制作陣は前作から変わらず、主題歌も引き続き『サカナクション』の楽曲『モス』が使用されるとのことです。
メインキャストも深田恭子さんのほか、瀬戸康史さん、渡部篤郎さん、小沢真珠さん、どんぐりさん、麿赤兒さん、栗原類さん、藤岡弘さん、信太昌之さん、マルシアさん、大貫勇輔さん等が引き続き出演すると発表されています。
<↓の画像は、『ルパンの娘』続編に登場のメインキャスト写真>
ストーリーは、“Lの一族”と呼ばれる泥棒一家の主人公・三雲華と、警察一家の桜庭和馬の許されない恋愛を描いており、前作のラストでは「Lの一族は死んだ」ことになったため、めでたく2人は結ばれてハッピーエンドとなりました。
続編ではその後が描かれ、2人は結ばれるも「Lの一族は死んだ」ことになっているため、正式な結婚はできずに事実婚状態にあり、和馬は泥棒一家の華との交際が発覚したことで所轄に左遷されることになりました。
職場でも事実婚状態にあることは秘密にしており、ひっそりとオンボロなアパートで新婚生活を開始しましたが、隣人がトラブルを起こしたことがきっかけで、警察が聞き込みに訪れるというピンチを迎えます。
その危機を救った華の父・尊は、2人の身を案じて結婚祝いとして豪華なマンションをプレゼントしましたが、そのマンションはLの一族の新居に繋がっている二世帯住宅でした。
そうした中で、華の兄・渉が新たなターゲットを発見し、Lの一族は盗みをするために本格的に再始動し、華は家族と縁を切り普通の主婦になりたいと願うのだが…というストーリーになっています。
主演の深田恭子さんは続編放送決定に対して、「前作の終盤に、現場では『続編があったらいいですね』と話していましたので、それが現実となった驚きと喜び、そして何より皆さんと再会できるうれしさでいっぱいです。こんなに大好きなドラマに再び出演させていただけて本当に幸せです。(中略)今回は事実婚ではありますが結婚していますので、前回とは違った純愛の形をお届けできたらいいなと思っています。」
とのコメントを寄せています。
そして、『ルパンの娘』の続編放送発表に対してネット上では、
- 更に過激なコスチュームの深キョンを期待!
- これはめちゃくちゃ楽しみだな。振りきった設定がええな。コロナの時代にはこういう笑いが必要だと思う。期待してますよ!
- やったーーーーーー続編を待ち望んでおりました!大好きなドラマでリアルタイムでも録画でも繰り返しみていたほどです。本当に嬉しい。とっても楽しみにしています。
- うれしい!深キョンの独特の間と、小沢真珠の大袈裟な演技がストーリーにマッチしていて面白い。瀬戸君の雰囲気もいい。
- 良い意味で荒唐無稽な遊びの多いドラマ、キャラや設定、ストーリーが深田さんや瀬戸さんにはまり役。楽しみにしています。
- 前作のノリと同等の熱量でやってほしいかなぁ…より過剰にされるとちょっと引いちゃうかも…前作を越えず劣らずでお願いしたい…
- 前作、脚本も演出も凝ってるし面白かった。俳優陣も個性強くて笑いあり涙ありで。ただただ楽しみ。
でもこの時節柄だからリモート演出なども含めて検討して安全に進めて欲しいってのはある。
などと歓喜の声が上がっています。
『ルパンの娘』の平均視聴率は初回が8.4%、中盤には5%台にまで落ち込み、最終回は自己最高の9.8%で、全11話の期間平均視聴率も7.1%という微妙な数字でした。
ただ、『ルパンの娘』はリアルタイム視聴率こそ微妙でしたが、SNS上では大きな反響を呼び、最終回にはツイッターのトレンド世界2位まで上昇していたほか、タイムシフト(録画)視聴率は初回がリアルタイム超えの9.4%、第2話以降も8%前後で推移し、総合視聴率も12~17%台と高い数字をキープしていました。
加えてフジテレビの動画配信サービス『FOD』の再生回数も初回に112万回超えを記録し、『FOD』の過去最高記録を更新しており、こうした数字から連ドラの続編制作にも納得で、続編がどれほどの数字を記録するのか注目ですね。
また、映画化の情報も『週刊新潮』や『女性セブン』が報じているので、今後の展開が楽しみです。