昨年10月よりフジテレビ系で放送されていたトークバラエティ番組『ヨルタモリ』が9月20日の放送で終了しましたが、最終回のラストシーンで画面に表示された意味深な旗が視聴者の間で話題になりました。
<↓の画像が、画面に表示された旗>
画面には19個の旗が表示されており、それは国旗のようにも見えるのですが、見慣れない旗も含まれていたことからネット上では「意味深だな最後の旗」「何かの暗号なのか?」などと話題になっていたのですが、ネット上ですぐさま解読作業が行われ、「MATAMITEKURERUKANYA(また見てくれるかにゃ)」というメッセージだったことが明らかとなりました。
この旗は、国旗ではなく「国際信号旗」といわれるもので、海の上で船舶間での通信などに利用される世界共通の旗であり、アルファベットのA~Z、数字の0~9までの意味を持っています。
<↓の画像が、国際信号旗の一覧>
タモリさんは一級小型船舶操縦士と第一級海上特殊無線技士を取得するほどの船好きとして知られており、さらに2008年よりヨットレース「タモリカップ」を開催するほどで、国際信号旗を使用してメッセージを表示させたのではないかとみられています。
この暗号によって放送後も話題になっている『ヨルタモリ』ですが、番組の継続を望んでいる方は非常に多いため、年に一度でも特番として放送をしてほしいですね。
ちなみに、国際信号旗を使用してメッセージを表示されたのは最終回だけでなく、初回の放送でもセットに国際信号旗が隠されており、そこには「ITSUKA MATA NUMAZU DE(いつかまた沼津で)」とあり、最終回にはそれが少し変更され「ITSUKA KANA RAZU NUMAZU DE(いつか必ず沼津で)」となっていました。
<↓の画像赤枠の部分が、セットに隠されていた国際信号旗>
(初回放送より)
(最終回より)
このメッセージの意味の真相は定かではないものの、タモリさんが開催の「タモリカップ」は静岡県の沼津で当初開催されていたものの、その後参加者が増えた事などによってその後福岡や横浜などで開催しているため、「いつかまた、沼津でタモリカップを開こう」という意味が込められているのではないかと憶測されています。
そして、一部サイトがフジテレビ広報に確認をしたところ、「番組のセットは、ディレクターと美術担当がコンセプトに合わせてこだわり抜いたものです。国際信号旗の件については、ご想像にお任せします。」と回答していたとのことでした。