人気タレントの有吉弘行さんとマツコ・デラックスさんのレギュラー番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系 水曜23時20分)に、打ち切り終了の話が浮上しています。
ニュースサイト『サイゾーウーマン』によると、打ち切り終了の話が浮上している理由は、特番の低視聴率にあるとしており、2017年4月からスタートした同番組は放送開始から2年が経過し、3月28日20時~21時48分に初のゴールデン2時間スペシャルが放送されました。
しかし、ゴールデン2時間特番の平均視聴率は9.1%(関東地区)という結果で、同時間帯にキー局で放送された番組の中では最下位だったそうです。
ちなみに、『マツコ&有吉 かりそめ天国』の前に放送された『くりぃむクイズ ミラクル9 3時間SP』は12.6%を記録していました。
番組初となるゴールデン2時間SPで2ケタに届かなかったことによって、深夜枠からゴールデン枠への昇格は無くなったそうなのですが、マスコミ関係者は番組の今後について、「ゴールデン進出がなくなったどころか、早ければ今秋にも打ち切りとみられています。そもそも『かりそめ天国』は、『怒り新党』時代からのファンには不評を買っていました」
と語っています。
『マツコ&有吉 かりそめ天国』は、2011年4月~2017年3月まで放送された『マツコ&有吉の怒り新党』の後継番組で、リニューアル前までは視聴者から寄せられた「ちょっと腹立つけど、これ怒っていいですか?」という怒りメールに対して、有吉弘行さんとマツコ・デラックスさんが議論するといった内容でした。
番組には2人の他に、元日本テレビでフリーの夏目三久アナウンサーが進行役で出演していたのですが、夏目アナは2016年3月末をもって突如降板し、その後新たに青山愛アナが加わったものの1年で終了し、『マツコ&有吉 かりそめ天国』にリニューアルされました。
<↓の画像は、『マツコ&有吉の怒り新党』出演の夏目三久アナ、有吉弘行さん、マツコ・デラックスさんの写真>
リニューアル後は久保田直子アナが進行役を務めており、番組内容も怒りメールに対して議論を交わすのではなく、「マツコ・有吉のお耳に入れたい話」を視聴者から募って紹介し、それに対して2人がコメントする形に変化しました。
<↓の画像は、『マツコ&有吉 かりそめ天国』出演の久保田直子アナ、有吉弘行さん、マツコ・デラックスさんの写真>
また、番組のナレーションもナイツ・塙宣之さんから俳優・前野朋哉さんに変更され、『マツコ&有吉の怒り新党』の看板コーナーだった「新・3大〇〇調査会」も消滅しました。
こうしたテコ入れに対して視聴者からは「『怒り新党』の方が面白かった」「『怒り新党』に戻してほしい」など不満の声が噴出しており、さらにゴールデン進出も失敗に終わったため、『マツコ&有吉 かりそめ天国』に打ち切り終了の話が浮上しているそうなのですが、前出のマスコミ関係者は、「テレ朝がマツコと有吉をいきなりリストラするとは考えにくいので、2人を使った新番組を用意するか、あるいは本当に『怒り新党』復活も期待できるかもしれません」
と語っています。
現時点では、番組の打ち切り話は他で報じられておらず、本当に終了するのかどうかは定かではありませんが、夏目三久アナの降板やリニューアルに対して視聴者から否定的な声が数多く上がっており、番組の魅力も半減してしまったと感じていたので、個人的にも番組の終了には賛成です。
また、今後どうなるかは不明ですが、引き続きマツコ・デラックスさんと有吉弘行さんが毒づく番組は見たいので、是非ともまた新たな番組を深夜枠でスタートさせてほしいですね。