俳優・中川大志さんが主演し、女優・モデルの新木優子さんがヒロインを務めるドラマ『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系 日曜22時30分)が4日からスタートし、第1話の平均視聴率が発表されました。
発表によると、第1話の世帯平均視聴率は5.8%、個人平均視聴率は3.1%(共に関東地区)でした。
『ボクの殺意が恋をした』は、5歳の頃に両親を失った主人公・男虎柊(おのとら・しゅう)が、表向きは清掃会社の経営者で、実は伝説の殺し屋という父親の親友・男虎丈一郎に育てられ、何者かに殺害された丈一郎の仇を討つために、殺し屋家業を継いで犯人の殺害を計画するものの、犯人とされる人気漫画家・鳴宮美月と恋に落ちてしまうというオリジナル脚本のスリリング・ラブコメディ作品となっています。
ドラマの脚本は、映画『翔んで埼玉』『かぐや様は告らせたい』『ライアー×ライアー』、ドラマ『僕たちがやりました』『海月姫』『グッド・ドクター』『ルパンの娘』など、数多くの作品を手掛けている人気脚本家・徳永友一さんが担当しています。
キャストは、主人公・男虎柊役を中川大志さんが演じ、ゴールデン・プライム帯(19~23時)の連続ドラマで初主演を務め、ヒロインで人気漫画家の鳴宮美月役を新木優子さん、柊の育ての親・丈一郎役を藤木直人さん。
柊と同様に、美月を狙う殺し屋界のエース「デス・プリンス」で、表向きは大人気モデルの八乙女流星役を『劇団EXILE』の鈴木伸之さんが演じています。
その他に、水野美紀さん、元TBSでフリーの田中みな実アナウンサー、中尾明慶さん、永田崇人さん、小西はるさん、ピン芸人・吉住さん等が出演しています。
<↓の画像は、『ボクの殺意が恋をした』登場人物の相関図写真>
4日放送の第1話のあらすじ(ネタバレあり)は、幼少期に両親を亡くし、友人の男虎丈一郎(藤木直人さん)に育てられた男虎柊(中川大志さん)は、丈一郎が経営する清掃会社に勤務していたところ、丈一郎が美月に拳銃で撃たれて殺害されてしまいます。
その後、丈一郎と知り合いの刑事で、裏の顔は警察内部の殺し屋組織『シークレットオペレーションサービス』(通称:SOS)の責任者・綿谷詩織(水野美紀さん)から、実は丈一郎がSOSに所属する伝説の殺し屋だったことを知らされます。
その事実に柊は混乱するものの、丈一郎を殺された怒りなどから、自分が殺し屋となって丈一郎の任務を引き継ぎ、犯人とされる鳴宮美月(新木優子さん)に復讐することを決意します。
しかし、いつも間が悪い柊は、美月が出席する漫画大賞受賞式の会場などに侵入し、計画を実行しようと試みるも、ことごとく計画に失敗するどころか、逆に美月の命を2度も救ってしまい、「私のボディーガードになって」と美月から頼まれてしまい…というストーリー展開になっていました。
そして、『ボクの殺意が恋をした』の第1話を終えてネット上では、
- 間が悪くてオドオド中川大志さんがいい
- あり得なさがいい。ターゲットを思わず助けてしまうところが、特に好き。
- 柊くんの、コミカルとシリアスのバランス感覚が見事
- めちゃめちゃカッコいいとこと笑っちゃうとこのバランスが絶妙で最っっ高
- イケメンなのに鈍臭い役をうまく演じていて、やはり好感持てますね。
- シリアスやハードボイルドなシーンがあまりなくて見やすくて面白かった。前のドラマとは全然違って面白い
- くだらな過ぎて呆れた。大好きな中川大志なのに…。残念過ぎる。
- これ考えた人は、タイトルが既につまらないと気付かないのだろうか?
「夫のカノジョ」とか低視聴率ドラマはタイトルからしてダメなものが多い。 - その気になったら芝居も出来ちゃうコント師。なかなかエエ表情をするよね中川くん。
でもドラマは何か色々、ズブズブな設定で世界観がまたもファンタジーかファンシー。
どーやら日テレのドラマ班はキャスティングしたら疲れ果てる体質だね。 - 田中みな実を使って、あれだけ番宣したのにかなり低い結果になりましたね
ドラマって初回見ないと、次も見ない可能性が高いけど、最近は動画配信とかで見たりするのかな‥
中川さんと新木さんのせいにされそうで、可哀想すぎる - 木曜日の深夜枠のドラマ位だと気軽に見れるのかな?と感じた。水野美紀は良いと思った。
田中みな実はやっぱり、周囲の役者と比較するとどうしても全体的に見劣る。役柄のせいなのかも知れないけど。
などの声が上がっています。
日本テレビの日曜ドラマ枠では、今年1月期に竹内涼真さん主演の『君と世界が終わる日に』、4月期に嵐・櫻井翔さん&広瀬すずさんW主演の『ネメシス』が放送されました。
『君と世界が終わる日に』は、初回の世帯平均視聴率が8.4%、個人平均視聴率は4.8%、全10話の期間平均視聴率は7.7%でした。
『ネメシス』は、初回の世帯平均視聴率が11.4%、個人平均視聴率は6.2%と好視聴率を記録しましたが、第2話以降は2ケタに届かず、全10話の期間平均視聴率は8.6%となっています。
そして、4日スタートの『ボクの殺意が恋をした』は世帯平均視聴率が5.8%、個人平均視聴率は3.1%と、『ネメシス』の初回と比較すると世帯・個人共に約半分の数字まで落ち込み、日曜ドラマの中では過去最低の初回平均視聴率となっています。
これまでのワースト初回視聴率は、2018年7月期にNEWS・加藤シゲアキさんが主演を務めた『ゼロ 一獲千金ゲーム』の7.1%で、この数字を大きく下回って3年ぶりにワースト記録を更新しました。
『ボクの殺意が恋をした』の初回放送後の反応を見てみると、中川大志さんの演技やコメディタッチの脚本、演出を評価する声が上がる一方、手厳しい声もかなり多いことから、第2話でさらに数字が落ち込むことが予想されます。
ただ、現在は世帯平均視聴率ではなく、コア層(日本テレビの場合は13~49歳)の視聴率が最重視されているので、その数字が良ければ問題無いのでしょうが、個人平均視聴率も3.1%とかなり低いことから、今後の数字次第で早期打ち切り説も浮上しそうですね…。