『ハナコ』今年のキングオブコント2018優勝し11代目王者。決勝ファイナリスト3位から逆転勝利
コント芸の日本一を決めるお笑い賞レース『キングオブコント2018』(TBS系)の決勝戦が22日に放送され、芸歴4年目のトリオ『ハナコ』が11代目王者に輝き、賞金1000万円を獲得しました。
今年の『キングオブコント2018』には2490組(昨年は2477組)がエントリーし、今年は例年とは違い準決勝まで進出した32組中10組のファイナリストが、生放送内で順次発表される形となっており、決勝進出を果たしたのは以下の10組となっていました。
- 【『キングオブコント2018』ファイナリスト10組】(芸歴/所属事務所/決勝出場回数)
- やさしいズ(8年目/よしもとクリエイティブ・エージェンシー/1回目)
- マヂカルラブリー(12年目/よしもとクリエイティブ・エージェンシー/1回目)
- ハナコ(4年目/ワタナベエンターテインメント/1回目)
- さらば青春の光(11年目/ザ・森東/6回目)
- だーりんず(8年目/SMA NEET Project/2回目)
- チョコレートプラネット(13年目/よしもとクリエイティブ・エージェンシー/3回目)
- GAG(13年目/よしもとクリエイティブ・エージェンシー/2回目)
- わらふぢなるお(9年目/グレープカンパニー/2回目)
- ロビンフット(19年目/SMA NEET Project/1回目)
- ザ・ギース(15年目/ASH&Dコーポレーション/3回目)
審査員は今年もダウンタウン・松本人志さん、さまぁ~ずの三村マサカズさん、大竹一樹さん、バナナマンの日村勇紀さん、設楽統さんが務め、それぞれの持ち点は100点の500満点で採点をしました。
1stステージでは、『チョコレートプラネット』が478点で1位、『わらふぢなるお』が468点で2位、『ハナコ』が464点で3位に入り、この3組がファイナルステージへと進出し、優勝争いが行われました。
そして、このファイナルステージでは『ハナコ』が472点を獲得し、1stステージとの合計得点が【936点】、『わらふぢなるお』は454点で合計【922点】、『チョコレートプラネット』は440点で合計【918点】となり、今年初めて決勝進出を果たした『ハナコ』が見事『キングオブコント2018』の11代目王者に輝きました。
そして、この結果に対してネット上では、
- めっちゃ面白かった面白かったです!!益々の活躍期待してます!!おめでとー
- ハナコは2本とも面白かったし納得だわ!!ていうかジャンポケが準決勝で敗退してるのが驚きだわ。個人的にはザギース、さらば青春の光のコントが面白かったなあ。
- うーむ、なかなかシュール系の面白いトリオだったが、得点を5人の独断だけで決めるのは、いまいちしっくりこないね。ともあれ、一発屋になりがちな覇者の立ち位置から、頑張って活躍してもらいたいね。
- チョコプラは一本目が良かっただけに二本目が残念でしたね。ハナコも面白かった。おめでとう
- 個人的にはロビンフットが一番面白いと思ったのですが…ハナコ優勝おめでとう!
- ハナコはギリギリ及第点だけど、チョコプラとわらふぢが微妙すぎた。3組とも決勝のネタではファーストラウンドは勝ち抜けなかっただろうな。それくらい低いレベルで横一線…
などのコメントが寄せられています。
初の決勝進出で見事『キングオブコント』の11代目王者となったハナコは、『ワタナベコメディスクール』の12期生(2010年入学・2011年卒業)だった菊田竜大さん(きくた・たつひろ 31歳 ボケ担当)、秋山寛貴さん(あきやま・ひろき 27歳 ツッコミ担当)、岡部大さん(おかべ・だい 29歳 ボケ担当)の3人で2014年に結成したトリオです。
<↓の画像は、『ハナコ』の写真>
(左から菊田竜大さん、秋山寛貴さん、岡部大さん)
菊田竜大さんと秋山寛貴さんは元々『ウエストミンスター』というコンビで活動しており、そこに別のコンビで活動していた岡部大さんが加入する形でトリオとなり、トリオ名については響きが良くて覚えてもらいやすく、お年寄りにも愛されるように『ハナコ』と名付けたそうです。
トリオ結成から2年後の2016年には、お笑いコンテスト『お笑いハーベスト大賞』(主催:一般社団法人日本音楽事業者協会)で決勝進出、2018年大会では見事優勝、『ワタナベお笑いNO.1決定戦2018』でも優勝を果たすなど、今注目を集めているナベプロ所属の若手トリオとなっています。
ちなみに、ナベプロ所属の芸人が『キングオブコント』で優勝するのは初で、昨年の『キングオブコント2017』で惜しくも優勝を逃したものの2位となり、大きな反響を呼んだ『にゃんこスター』は大会翌日にナベプロへと移籍したことでも話題になりました。
『キングオブコント2017』で優勝した『かまいたち』のほか、2016年の『ライス』、2014年の『シソンヌ』、2008年の『バッファロー吾郎』など、優勝を果たしたもののブレークには至らなかったコンビも多いことから、『ハナコ』もブレークとなるかはまだ分かりませんが、『キングオブコント2018』で優勝の勢いに乗って、今後どこまで人気を上げていけるのか注目ですね。
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