真木よう子さん(34)が主演のドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系 木曜22時)が7月からスタートしたのですが、初回から視聴率の低迷が続いており、早くも打ち切り危機が囁かれています。
初回平均視聴率は5.1%(関東地区)となっており、これは今期民放のゴールデン・プライム帯(19時~23時)でスタートしたドラマの中ではワーストで、山崎育三郎さん主演の『あいの結婚相談所』(テレビ朝日系 金曜23時15分)の初回と並ぶ数字です。
さらに、第2話では早くも4.5%にまでダウンし、第3話で4.8%と若干上昇したものの、8月3日放送の第4話は自己最低の4.4%を記録しており、3話連続で4%台という大コケによって打ち切り終了する可能性が出てきています。
民放のゴールデン・プライム帯のドラマについては、平均視聴率5%が打ち切りのボーダーラインとされており、5%以下の数字が続くことで予定よりも早く終了となる可能性が高まります。
『東京スポーツ』(東スポ)によると、フジテレビ側は4%台を切ることを想定し、すでにスポンサー側に根回しを始めているといい、関係者は「あるスポンサーは、提供撤回を広告代理店を通じ、申し入れたとの情報もあります」と語っています。
『セシルのもくろみ』は、真木よう子さん演じる自分を着飾ることに全く興味がない専業主婦の主人公が、ある日ファッション誌の読者モデルとしてスカウトされたことがきっかけで、嫉妬や見栄などが渦巻く世界で奮闘しながら、一流モデルに成長していくというストーリーとなっています。
<真木よう子さん主演ドラマ『セシルのもくろみ』>
真木よう子さんはスタイルが抜群なことで知られており、これまでに写真集などではセクシーな姿を披露し高い評価を受けていたのですが、ドラマ関係者によると、今回はモデルの役に挑戦するということで張り切ってしまったのか、撮影前に減量をし過ぎてガリガリな状態になってしまい、これが完全に裏目に出で視聴者離れを引き起こしてしまったようです。
<↓の画像は、『セシルのもくろみ』出演の真木よう子さんと吉瀬美智子さんのツーショット写真>
<↓の画像は、2年前と現在の真木よう子さんの比較写真>
そんな真木よう子さんはドラマスタートに合わせてツイッターアカウントを開設し、第1話放送前には「観て下さい!」と言って土下座する動画を投稿したり、ドラマの低視聴率ぶりやネット上での辛辣なコメントに自ら触れるなどし話題にはなっているのですが、こうしたパフォーマンスはドラマの視聴率には残念ながら繋がっておらず、第2話から4%台という危険水域に突入しています。
フジテレビではこの他にも低視聴率を記録しているものが多数あり、そうした状態がしばらく続いていることから、現在のフジテレビの提供者数は、好調な日本テレビやテレビ朝日の「3分の1」にまで減っていると言われているそうです。
また、関係者は「テレビ東京と同じレベルの500万~800万円で番組スポンサーになれるといわれている。フジの場合、表向きは2000万~3000万円の額を提示していますが、スポンサー側にしてみれば、今のフジにCMを出稿するのは大金をドブに捨てるようなもの。だから、昔から付き合いのあるスポンサーに対しては裏で大幅値下げを提示し、頼み込んで提供してもらっているんです。」と裏事情を明かしています。
そして、打ち切りの危機にあると指摘されている『セシルのもくろみ』に対してネット上では、
- 真木よう子が役にあってなかった。他の女優さん達が好きだったから見てみたけど、2回見て限界。とにかくガリガリだしガサツだし、ジェスチャーも喋り方も声も大袈裟すぎて嫌い。主役が違えば見れたのかも。
- 途中で打ち切るくらいなら最初からもっと煮詰めて制作すればいいのに。初回からずっと不思議なインタビュー調。主婦っぽくないし。マウンティングも中途半端。オシャレの話も薄く。
- チャキチャキの田舎のヤンキー主婦感が不快です。ガリガリすぎて艶感がないのからムリしてるのが痛々しいほど伝わる。
- こういうのは製作側の問題でしょう?どうして視聴率低迷の事まで、女優さんに振るかなぁ??ガサツな役柄だって、台本通りにやってるだけであって、普段の本人がガサツとは限らないでしょ。
- 元々脚本がつまらない。多分真木さんは大根役者。これでは…
- 真木よう子さんの演技がわざとらしいし、展開がありきたりすぎて読めてしまう。
- 唯川恵さんが好きで原作を読んだけど原作の主人公と真木よう子が全く一致してない。目立たない普通の主婦がモデルになって行く過程のストーリーなのにガサツで図々しい感じか全然ダメ。楽しみにしてたけど一話見て止めた。
などのコメントが寄せられています。
以前から真木よう子さんの演技力に対しては疑問の声が上がっており、今作でも棒読みと感じられるような独特の台詞回しが視聴者から不評な様子です。
それに加えて、以前と比べてかなり体重を落とし体が貧相で、筋や骨が見えるような痛々しい見た目から視聴者は敬遠し、それを抜きにしても視聴者を惹き付けるような脚本・演出などでは無いことから、視聴率が一向に上がらないのかもしれないですね。
ちなみに、真木よう子さんが前回主演した『問題のあるレストラン』(フジテレビ系 木曜22時)は、『セシルのもくろみ』とは違い比較的好評価を得ており、初回平均視聴率は11.3%、その後は8~10%台で推移し、全10話の期間平均視聴率は9.3%を獲得しています。
『セシルのもくろみ』は様々な問題点が重なった結果、5%以下の数字で推移するという状態にあり、第4話終了時点で早くも打ち切り危機説も飛び交う事態になっているのですが、第5話以降の視聴率にも注目をしていきたいところです。