『スッキリ』来年3月に打ち切り終了決定報道。視聴率低迷や吉本興業批判も原因か。後番組はオードリー春日俊彰が司会?

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極楽とんぼ加藤浩次

極楽とんぼ・加藤浩次さんが司会を務める情報番組『スッキリ』(日本テレビ系 月~金曜午前8時)が、来年3月をもって打ち切り終了すると週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』などが報じています。

記事では日本テレビ関係者が、「2006年4月から放送されている情報バラエティー番組『スッキリ』が、来年の2023年3月に終了すると正式に決定したようです。すでに後任番組の出演者を調整していて、近日中に日本テレビから公式な発表があるといいます」と明かしています。

<↓の画像は、スッキリ出演の岩田絵里奈アナ、加藤浩次さん、森圭介アナの写真>
スッキリ司会の岩田絵里奈・加藤浩次・森圭介アナウンサー

スッキリの視聴率は現在、裏番組の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に大きな差をつけられていることに加えて、昨年3月に番組内でアイヌ民族のドキュメンタリー作品を紹介した際、ピン芸人・脳みそ夫さんが「この作品とかけまして、動物を見つけた時ととく。その心は、『あ、犬(アイヌ)』ワンワンワンワン!」という謎かけを披露し、差別表現にあたるとして大炎上騒動に発展しました。

その後、『放送倫理・番組向上機構(BPO)』が番組内の表現を検証し、「放送倫理違反があった」とする意見書を出したほか、日本テレビは全面的に非を認めて謝罪し、同8月には番組内で問題の検証を30分にわたり放送しました。

番組では、チェック体制に問題があったことやスタッフの知識不足があったことを明かし、北海道出身の加藤浩次さんは、「番組の中で速やかに謝罪することができなかったことを本当に深くお詫び申し上げたい」と謝罪しました。

こうした番組の内容を巡るトラブルのほかに、加藤浩次さんが2019年に吉本芸人等の闇営業騒動が勃発した際に、会社の経営陣を痛烈に批判、加藤さんはその後事務所との契約を自ら提案したエージェント契約に切り替えるも、昨年3月にはその契約も終了して完全に独立し、これもスッキリ終了と関係しているといいます。

芸能プロダクション関係者は、「吉本が“朝番組”としてもっぱら力を注いでいるのが、お笑いコンビ・麒麟の川島明さんがMCを務めるTBS系『ラヴィット!』です。川島さんの司会力や、朝の番組には珍しいお笑い路線が好評を博し、今年の年末にはゴールデンタイムで特番が放送されることも決まりました。吉本芸人の大量起用もあって、放送の開始当初はネット上で“加藤潰し”とも言われていましたから、『スッキリ』の終了に加藤さんも複雑な思いがあるのでは」と語っています。

週刊女性PRIMEは日本テレビに対して、スッキリが来年3月をもって終了するのは事実か問い合わせたそうですが、「回答できる担当者が不在のため、現時点ではお答え致しかねます」との回答だったそうです。

そして、スッキリの打ち切り終了報道に対してネット上では、

  • これで加藤も消えるかな
  • よしもとの圧力こわい
  • 結局吉本に逆らうものは外されるという
  • まぁこうなるよな(笑)身の程知らずの芸人がの会長と社長をクビにしろとほざいたんだからな
  • やはり期間を置いて粛清されたか
  • 加藤の乱とは何だったのか
  • 水卜ちゃん辞めた時点で終わってたよな
  • 17年もやったら十分じゃね?どうせ後番組も韓国推し売りしてくんだろ

などの声が上がっています。

スッキリの打ち切り終了はかねてから噂されており、その理由として挙げられていたのが視聴率の低迷、加藤浩次さんの吉本興業退所、そしてBPO案件となった差別表現など、番組の内容を巡る問題でした。

スッキリはかつて番組の世帯視聴率が10%前後で推移し、民放ではトップクラスの数字でしたが、1年前の時点で世帯視聴率が5~6%台、個人視聴率が2~3%台まで落ち込み、民放1位のモーニングショーは世帯が9~10%台、個人が4~5%ほどで推移し、『めざまし8』(フジテレビ系)と2位争いを繰り広げている状況が続いています。

一方で、民放各局が重要視しているコア層(13~49歳男女)の視聴率は、スッキリが同時間帯トップの獲得していたこともあり、番組は続くのではとの見方もありました。

ニュースサイト『日刊大衆』によると、スッキリはコア視聴率こそ同時間帯トップながら、20年近く放送していることでマンネリ化も指摘されていたといい、それに加えて吉本興業からの独立もあって打ち切りが確定したようです。

日刊大衆は、気になる後番組の情報も伝えており、『ラヴィット!』(TBS系)のようなニュースを一切取り扱わない番組が視聴者にウケていることから、エンタメ色が強い情報番組になると業界内では囁かれているといいます。

他にも経費削減のために、スッキリの後に放送している局アナ司会の情報番組『バゲット』の放送時間拡大との説もあるといい、同番組には11月から準レギュラーとしてオードリー・春日俊彰さんが加入したため、スッキリ終了後はオードリー春日さんが司会を務めるのではとも囁かれているとのことです。

<↓の画像は、バゲット出演の田中毅アナ、オードリー春日俊彰さん、笹崎里菜アナの写真>
バゲット出演の田中毅アナ・オードリー春日俊彰・笹崎里菜アナ

実際のところはどうなのかは定かではありませんが、スッキリは様々なトラブルがあったほか、“ミトちゃん”こと水卜麻美アナも昨年3月に番組を離れて更にパワーダウンしており、番組のマンネリ化もあって数字の回復は見込めないことから、このタイミングでの終了は仕方がないのかもしれません。

とりあえず今後の正式発表と、後番組はどうなるのかに注目していきたいですね。

参照元
  • https://www.jprime.jp/articles/-/25785
  • https://taishu.jp/articles/-/105242
  • https://www.asahi.com/articles/ASP8V575NP8VUCVL00C.html
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