『ジュラシック・ワールド 復活の大地』松本若菜の日本語吹替版が酷評。セリフ棒読みでガッカリの声相次ぐ

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松本若菜

8日からハリウッド映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が全国384館で公開され、公開初日から3日間の累計興行収入は11億3,297万1,700円、観客動員数は71万5,467人を記録し、今年公開の洋画作品では最速で10億円超え達成の大ヒットとなっており、公開から4日間では興行収入が15億円を突破しています。

大手レビューサイト『Filmarks(フィルマークス)』の平均点数は3.6点(5点満点中)とまずまずの好評価を受けているのですが、日本語吹き替え版で声優に初挑戦している女優・松本若菜さんの演技に酷評が相次いでいます。

女優としてブレイク中の松本若菜さんは今作で、女優スカーレット・ヨハンソンさん演じる主人公ゾーラ・ベネットの吹き替えを担当しており、「人気シリーズの声優、しかも主演、そしてシリーズ初めての女性主人公の声を担当することになり興奮しました。」「普段は身体も声も使って演じますが、今回はスカーレット・ヨハンソンさんが演じている気持ちを読み取りつつ、でも彼女にあまり引っ張られ過ぎないよう演じました」などとコメントしています。

<↓の画像は、吹替に初挑戦した松本若菜さん>
『ジュラシック・ワールド 復活の大地』吹替初挑戦の松本若菜

女優として活躍している松本若菜さんの演技に期待が寄せられていましたが、吹替版を見た人たちからは、

  • 主演のスカーレット・ヨハンソンの吹替の松本若菜はひどかった。吹替は声優さんでお願いしたい。岩田剛典は上手くて全然気付かなかった。
  • エンドクレジットで吹替が松本若菜と判明して驚いた。なんかもっと上手にやってくれそうなイメージあったのにな…
  • 松本若菜ファン以外は字幕版絶対推奨。断言。
  • 時間の関係で吹き替えで観たけど、ゾーラ役の松本若菜が酷すぎてときどき笑っちゃう。アベンジャーズの頃といいスカーレットヨハンソンついてなさすぎ。
  • 今回吹き替えで見てきたけどスカヨハ役の松本若菜が酷くて… あんま文句言いたくないけど私にはキツかったわ。
    スカヨハの声帯から香る色っぽさとか皮肉っぽさって、吹き替えではなかなか乗らないね。米倉涼子の時も思ったけどさ。本業声優さんって凄いんだなってしみじみ思う。
  • 松本若菜さんの吹き替えが合ってない。他の声優陣に比べると、声の抑揚が少ない。同じトーンで話すことが多く、多人数で会話をする際に浮いてた。
    松本さんの声質は、ブラック・ウィドゥの時にスカーレットの吹き替えを担当した米倉涼子さんに似ているから親近感は沸くのだが、それなら尚のこと米倉さんの方が良かったよ。
  • 松本若菜さんは正直棒読みでセリフの多い場面ではストーリーに集中できず、大好きなスカーレット・ヨハンソンが霞んでしまいがっかりしました。
    どうしても大人の事情でキャスティングする必要があるのなら、せめてメインではない所に配置することはできなかったのでしょうか。
    他のプロの声優さんたちとの差が浮き彫りで彼女のためにも良くなかったと思います。

などと酷評が相次いでいます。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の日本語吹き替え版には松本若菜さんのほか、『三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE』の岩田剛典さん、女優・吉川愛さん、ピン芸人・やす子さんも参加していますが、松本さん以外の出演者たちへの批判は少ないです。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』日本語吹き替え版の予告動画

スカーレット・ヨハンソンさんの吹き替えはこれまでに、佐古真弓さん、浅野まゆみさん、北西純子さん、斉藤梨絵さん、小林沙苗さん、坂本真綾さん、高橋理恵子さん、林原めぐみさんなどの人気声優たちが担当しています。

また、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『アベンジャーズ』シリーズでスカーレット・ヨハンソンさんが演じているブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)の声は、2012年公開の『アベンジャーズ』から2021年公開の『ブラック・ウィドウ』まで女優・米倉涼子さんが担当しており、松本若菜さんの声に違和感を抱いた人も多い様子です。

ちなみに、昨年公開の『トランスフォーマー/ONE』では吉岡里帆さんがスカーレット・ヨハンソンさんの声を担当していたのですが、吉岡さんの演技は好評でした。

過去にはタレント・ミュージシャンのDAIGOさんも、『ウォンテッド』や『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の日本語吹き替え版で声優を務め、セリフが棒読みで作品が台無しと酷評されていました。

洋画の日本語吹き替え版などでは、話題作りなどのために人気の役者やタレントたちが声優を務めるケースは多いですが、当たり外れが大きく、そしてメインの役どころだと作品にも大きな影響を与えるだけに、できる限りプロの声優を起用してほしいですね。

参照元
  • https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2503487/
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