天海祐希さんが主演する実写ドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』(フジテレビ系 11月24日20時)に、幻の公認キャラクターとされている8人目の家族「フグ田ヒトデ」(タラちゃんの妹)が登場することが発表され、大きな反響を呼んでいます。
天海祐希さんが主演する『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』は、20年後の磯野家が舞台となっており、主人公・サザエは44歳、マスオは48歳、カツオは31歳、磯野ワカメは29歳、タラオは23歳、波平は74歳、フネは70代という年齢設定になっています。
キャストは、サザエ役を天海祐希さんが演じるほか、マスオ役を西島秀俊さん、カツオ役を濱田岳さん、ワカメ役を松岡茉優さん、タラオ役を成田凌さん、波平役を伊武雅刀さん、フネ役を市毛良枝さんが演じます。
そして、今作で初めて描かれるヒトデ役には、ドラマ『明日、ママがいない』、『嫌われる勇気』、『あなたには帰る家がある』、映画『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』、『東京喰種トーキョーグール』、12月公開の『男はつらいよ お帰り寅さん』などに出演している女優・モデルの桜田ひよりさん(16)が起用されています。
<↓の画像が、20年後の磯野家の写真>
桜田ひよりさんが演じる幻の家族「フグ田ヒトデ」は、サザエとマスオの第2子となる長女で、タラオの妹という設定です。
1954年12月発行の雑誌『漫画読本』創刊号掲載の1コマ漫画「サザエさん一家の未来予想図」で描かれた幻のキャラクターとして知られており、これまで漫画やアニメに登場したことがありません。
<↓の画像が、1コマ漫画「サザエさん一家の未来予想図」の写真>
<↓の画像が、タラちゃんの妹・ヒトデの写真>
ドラマに登場するヒトデは、放課後には友達とカラオケを楽しみ、スマホを片時も手放さない17歳の高校2年生で、末っ子らしく要領が良く、物怖じしない性格で、ストレートな物言いをするという設定になっています。
<↓の画像が、フグ田ヒトデ役を演じる桜田ひよりさんの写真>
そして、『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』に、幻のキャラクター「フグ田ヒトデ」が登場することに対してネット上では、
- ヒトデの存在を初めて知った
- これはほんとに知らなかったこれでまたテレビ番の楽しみが増えた
- アニメで見たかった!
- タラちゃんの妹のヒトデちゃんの存在は「磯野家の謎」で知っていた。
スペシャルでいいからアニメでもヒトデちゃんを登場させて欲しいな。
「ドラえもん」でも日テレ版では幻のキャラのガチャ子が登場していたし。 - 本人は何気なく描いたのだろうが、何十年もたってこんなに扱われようとは
- 幻の第二子を具現化するのはまぁ良しとしても…いきなり17歳にする必要があるんだろうか?
スマホ中毒な「今の現代っ子」になるのも違和感がある。昭和の家族が歳を10~20年とっても平成初期なわけだし、そこを時代としていきなり飛ばすべきなのか? - サザエさんの服装が昭和なのにヒトデは今どきの制服姿なのが違和感ある
などのコメントが寄せられています。
実は『サザエさん』は10年後だけでなく、20年後、30年後の姿も過去に1度だけ描かれており、20年後の磯野家にはなぜかヒトデの姿は無い一方で、カツオの奥さんと2人の子供、ワカメの夫と子供1人の姿が描かれていました。
<↓の画像が、20年後の『サザエさん』の写真>
また、30年後の磯野家では、サザエの子供たちとしてマスオ、サザエ、カツオ、ワカメにそっくりなキャラクターが登場しており、サザエとそっくりなキャラクターがヒトデの成長した姿なのかもしれません。
<↓の画像が、30年後の『サザエさん』の写真>
そして、ヒトデが実写ドラマに登場することで大きな反響を呼んでいる一方で、原作の『サザエさん』は1960年代~1970年代を舞台としているため、磯野家が現代風に描かれていることに対して時代設定がおかしいという声も多く上がっているのですが、これについてフジテレビの渡辺恒也プロデューサーは、物語の舞台を現代に近い設定にしているとしており、「実はアニメの設定はあくまで“現代劇”なので、厳密に言うと2039年の未来の話?となってしまうのですが、アニメの時空とは別のフィクションとして楽しんでほしいとも思っています。なるべく時代設定と見た目にギャップが少ないほうがいいと思い、“いま、隣に住んでいてもおかしくない”サザエさん一家に見えるようなビジュアルを第一に考えました。」
と説明しています。
放送前から賛否を巻き起こしている『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』ですが、天海祐希さんが演じるサザエさんはかなり楽しみで、キャストもかなり豪華なのでどういった仕上がりになっているのか注目したいですね。