1969年より放送されている国民的テレビアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)は、放送がスタートしてから現在まで日曜日18時半の枠で固定して放送され、これまで高視聴率を記録してきたアニメですが、ここ最近低視聴率になっていることが分かり今話題になっています。
45年にわたり放送し、確固たる地位を確立していた国民的アニメの『サザエさん』ですが、なぜ今になって急に数字を下げてしまっているのでしょうか…。
8月3日放送の同アニメの視聴率は12.3%とこれまで20%が当たり前とされていただけにこの下落ぶりにネットでは話題に。
そして、こうした下落の原因についてネットでは
「モヤさまが少しは影響してるんかな 母ちゃんがさまぁ~ず好きだから日曜の夕飯時はいつもモヤさまだ」
「10年前なんかと比べりゃテレビを見る人は余裕で10%以上減ってるだろうしな」
「ポケモンと妖怪ウォッチですら5%台だもんなぁ」
「テレビの視聴率自体が全体的に落ちてるのか」
「相葉マナブ面白いよな あの緩さが日曜日の夕方にピッタリ」
など、分析されています。
とはいえ、まだまだ10%以上ある長寿番組そう簡単にはライバルには負けないだろう。
これにネットでは、
- 波平は慣れないなぁ、アニメの役者交代でここまで慣れないのは初めてかもしれない
- たまに見てたんだけど、声優がどんどん変わってくから違和感あって全く見なくなった
- だから大塚周夫にしろとあれほど…
- 10%超えてんならまだいいんじゃね
- 日曜ゴールデンの長寿番組ですらこれかよ。そりゃドラマや特撮やアニメの視聴率も低いわ
などのコメントがありました。
今年1月27日に、放送開始からサザエさん一家の大黒柱である磯野波平の声優を務めていた永井一郎さん(享年82)が亡くなり、永井さんが最後に波平の声で出演した2月9日の放送回は平均視聴率23.7%を記録しましたが、これは、2011年2月20日に記録した平均視聴率24.0%よりも低くなっており、視聴者離れが進んでいることが分かります。
そしてそれから更に10%以上も数字を下げているわけですが、昨年より放送開始時間が18時半に変更された『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京系)は平均視聴率6~8%を記録していることから、影響を与えていると思われるものの、ネットのコメントを見ると波平の声が交代したことで観なくなったとの意見が多く、原因の一つに波平の声が声優の茶風林さんに交代したことにもありそうです。
『サザエさん』は今後も続いて欲しいアニメではありますが、ここまで視聴率の低下が著しいようですと、数年後に打ち切られる可能性もありそうですね…。