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フジテレビ社長交代でドラマ枠も打ち切りへ? とんねるずのみなさんのおかげでした・めちゃイケに続き月9枠も終了の可能性

『コンフィデンスマンJP』視聴率低迷で月9ドラマ枠廃止説? 上戸彩『絶対零度』新シリーズ内定の噂も話題にならず…

女優・長澤まさみさん、俳優の小日向文世さん、東出昌大さんが詐欺師役を演じている月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系 月曜21時)の第2話が16日に放送され、平均視聴率が初回から約2%ダウンとなる7.7%(関東地区)だったことが明らかとなり、月9もついに打ち切られるのではないかと囁かれていると『東京スポーツ』(東スポ)が報じています。

『コンフィデンスマンJP』の初回には、『ピンク・レディ』の未唯mieさん、俳優・江口洋介さんらがゲスト出演し盛り上げたのですが、平均視聴率は9.4%と2ケタに届きませんでした。

第2話にも吉瀬美智子さんや本仮屋ユイカさんが出演し注目を集め、第1話と同様にスケールの大きい展開となっていたものの、数字が伸びずに7.7%にまでダウンという残念な結果となっています。

<長澤まさみさん主演の『コンフィデンスマンJP』>

今後のゲストについてもすでに発表されており、第3話には石黒賢さん、馬場ふみかさん、でんでんさん等が登場し、第4話は佐野史郎さん、第5話はかたせ梨乃さん、第6話にはウッチャンナンチャン・内村光良さんが登場し、フジテレビも視聴率獲得に必死な様子で、『コンフィデンスマンJP』にはかなりの制作費を注ぎ込んでいるとみられます。

しかし、初回も2ケタに届かず、第2話でさらにダウンするという結果になっており、月9の視聴者離れは著しく、かつての半分程度の数字しか取れていない状況にあるため、月9ドラマ枠の打ち切りも視野に入れているのではないかと以前から囁かれています。

フジテレビでは昨年社長が交代し、今年4月の改編ではついに『とんねるずのみなさんのおかげでした』と『めちゃ×2イケてるッ!』の終了を決定し、この他にも『ウチくる!?』や『おじゃMAP!!』など長く放送された番組を次々に終了させています。

昨年6月に社長に就任した宮内正喜社長は社員時代に、主に編成や事業部部門を歩んできた方で、フジテレビ編成制作局長、常務取締役、専務取締役などを務め、2015年6月にBSフジの社長に就任し、報道・討論番組『BSフジLIVE プライムニュース』を核としたシニア層向けの番組編成に着手したほか、オリジナル時代劇の制作に乗り出すなどしていました。

そんな宮内正喜社長がフジテレビへ異動し、制作費がかかり視聴率も悪くコストパフォーマンスが最悪と言われていた『とんねるずのみなさんのおかげでした』、『めちゃ×2イケてるッ!』いった長寿番組の終了を決めました。

現時点では主にバラエティ番組などがターゲットになっていますが、今後はドラマも打ち切り対象になっていくとみられると東スポは報じており、フジテレビ関係者によれば、『コンフィデンスマンJP』は大きな期待がかかっていた作品だったため、微妙なスタートになっていることに対し大きなショックを受けているとのことです。

前任の亀山千広社長はドラマ畑出身で、月9などにも強い思い入れがあったために、月9を打ち切るということはしなかったものの、宮内正喜社長は編成部門などを歩んできたため、月9に対しては特に思い入れはないとし、前出の関係者は「『みなさんのおかげでした』や『めちゃイケ』と同様に“数字が悪かったら打ち切る”と判断するでしょうね」と語っています。

なお、17日付の『日刊スポーツ』は、今年7月期の月9ドラマで上戸彩さんの出演が内定していることを報じており、上戸さんが連ドラ出演するのは2015年8月に長女を出産して以来初となります。

その記事によれば、2010年4月期と2011年7月期に火曜21時枠で放送された上戸彩さん主演の『絶対零度 〜未解決事件特命捜査〜』シリーズの流れを汲んだ作品になるそうです。

<↓の画像は、上戸彩さん主演の『絶対零度 〜未解決事件特命捜査〜』の写真>

『絶対零度』のシーズン1は初回18.0%、その後は12~15%台で推移し、全11話の期間平均視聴率は14.4%、シーズン2放送前のスペシャルドラマは13.9%、初回は15.4%、第2話以降は11~16%台で推移し、全11話の期間平均は13.1%でした。

月9としては決して高い数字ではありませんでしたが、フジテレビは今後過去のヒットシリーズを復活させることで数字回復を図るようです。

実際に今年10月期には、坂口憲二さん主演の『医龍-Team Medical Dragon-』シリーズの復活を視野に、坂口さんに出演オファーをしていたことが週刊誌によって報じられており、坂口さんは足の病気によってそのオファーを断ったとされています。

そして、東スポの報道に対してネット上の反応を見てみると、

などのコメントが寄せられており、月9ドラマ枠の廃止に対しては否定的な反応が多く見受けられます。

スマホ、テレビ番組の見逃し配信サービス、録画機器の普及などによってテレビのリアルタイム視聴率は明らかに落ちており、現在ではリアルタイム視聴率だけでは、どれほどの人に番組が見られているかの指標にはならないと言われています。

実際に『コンフィデンスマンJP』の第1話は、リアルタイム視聴率と録画(タイムシフト)視聴率を合算した総合視聴率が16.7%(リアルタイム9.4%、タイムシフト8.3%、重複視聴分は除外)だったことが明らかになっています。

また、フジテレビの見逃し配信サービス『FOD(フジテレビ・オン・デマンド)』での視聴数も伸びているそうです。

こうしたデータが出ていることから、月9ドラマ枠を安易に廃止してしまうことに対して否定的な反応や、後番組にも期待が持てないことからドラマを継続して欲しいといった声が多く上がっています。

結局は月9ドラマ枠を継続するか否かはスポンサーの判断に委ねられるとみられ、リアルタイム視聴率がこのまま低迷を続ければ枠廃止という展開を迎えると思いますが、今後放送を予定しているという上戸彩さんのドラマなどで低迷から脱却できるのか、引き続き見守っていきたいですね。

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