不倫スキャンダル騒動の渦中にある俳優・東出昌大さん(ひがしで・まさひろ 31歳)が、桐谷健太さん(39)とW主演しているドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系 木曜21時)の第3話が30日に放送され、平均視聴率が10.3%(関東地区)だったことが明らかになりました。
『ケイジとケンジ』は、週刊誌『週刊文春』に不倫スキャンダルなどがスクープされる1週間前の16日から放送がスタートし、第1話の平均視聴率は12.0%とまずまずの好スタートを切りましたが、報道当日放送の第2話は9.7%までダウンしていました。
報道後には視聴者から東出昌大さんの降板を求める声が殺到し、今後も出るなら観ないといった声も少なくなかったことから、今後さらに数字が落ちるのではないかと懸念の声が上がっていましたが、第3話は前回から0.6%アップという結果でした。
このドラマは福田靖さんが脚本を担当しており、福田さんは過去に江口洋介さん主演『救命病棟24時』シリーズ、伊藤英明さん主演『海猿』シリーズ、福山雅治さん主演のNHK大河ドラマ『龍馬伝』や『ガリレオ』シリーズ、沢村一樹さん主演の『DOCTORS~最強の名医~』、安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まんぷく』、木村拓哉さん主演の映画『HERO』などを手掛けたヒットメーカーで、『ケイジとケンジ』は放送開始前から注目を集めていた作品の1つでした。
また、テレビ朝日は『ケイジとケンジ』のシリーズ化を視野に入れていたとも言われているのですが、東出昌大さんの不倫スキャンダルによって初回以降の視聴率が10%前後となっており、シリーズ化を断念するのではないかと予想されています。
ちなみに、30日放送の第3話では東出昌大さんの「現実とリンク」するセリフが登場したと視聴者の間で話題になっており、東出さん演じるエリート検事・真島修平が上司から「そういう不徳を引き起こしたのは誰だ!」「おまえ、終わったな」などと叱責され、「僕はどこでミスったんだ…」と漏らすシーンがあったほか、「罪を償わないといけない」「また一緒になるにはリセットするしかない」といったセリフもあったことで視聴者からは、
- 今の東出くんにぴったり
- タイムリーすぎる
- 現実とリンクしてしまう台詞に笑ってしまう
といった声が上がっていました。
<↓の画像が、『ケイジとケンジ』第3話のワンシーン>
『スポーツニッポン』(スポニチ)の報道によれば、不倫スキャンダルが報じられた時点で、全9話中半分ほどまで撮影が進んでいたとされ、30日には群馬県内で第6話の撮影が行われていたとしています。
撮影スタッフの1人は東出昌大さんの現場での様子について、「いつも通りフランクに接してくれました。ただ、騒動で相当参っているのか、無理して笑っているようにも見えました」
と明かし、一方で担当マネージャーは関係者に頭を下げて、不倫スキャンダルで大きな迷惑をかけてしまったことを謝罪して回っていたといいます。
また、ドラマスタッフはキャストのマネージャー等に対して、現場では不倫騒動に関する話はしないように依頼しているといい、不倫相手の女優・唐田えりかさん(からた・えりか 本名=唐田英里佳 22歳)の名前や、「不倫」「別居」「離れる」「別れる」「匂わせ」などの言葉が“禁句リスト”入りしているとの情報も伝えています。
それによって、表では誰も不倫スキャンダルには触れること無く、和気あいあいとした雰囲気で撮影に臨んでいるそうなのですが、「少人数でひそひそ話せる環境になった時は(“禁句令”は)ひとまず置いて“そのネタ”で話題がもちきりになる」
と関係者が語っています。
このような状況となりながらも、テレビ朝日は『ケイジとケンジ』の早期打ち切りなどはせず、予定通り放送予定としているのですが、不倫スキャンダル後に撮影された回では桐谷健太さんのセリフが明らかに増えるなど、騒動の影響を感じさせるとも報じられています。
東出昌大さんは『週刊文春』によって、唐田えりかさんとの不倫、妻で女優・杏さん(あん 33歳)との別居、離婚危機だけでなく、以前から様々な女優を口説くなど女癖が悪かったという話も報じられており、イメージが完全崩壊してしまったため、これが最後の連ドラ主演となる可能性も十分あります。
そのため、残りの撮影では全力の演技を披露するなどし、大きな迷惑を掛けた共演者、スタッフ等に対して償いをしてもらいたいですね。