10月12日に生放送されるコント師No.1決定戦『キングオブコント2024』(TBS系)の決勝進出者が先日決定し、2015年から審査員を務めている『ダウンタウン』の松本人志さん(61)が芸能活動を休止している中で、誰が代役を務めるのかにも大きな注目が集まっています。
今年の『キングオブコント2024』は史上最多の3,139組がエントリーし、決勝進出を決めたファイナリスト(カッコ内は決勝進出回数)は、『cacao』(初)、『ダンビラムーチョ』(初)、『シティホテル3号室』(初)、『コットン』(2年ぶり2回目)、『ニッポンの社長』(5年連続5回目)、『ファイヤーサンダー』(2年連続2回目)、『や団』(3年連続3回目)、『ラブレターズ』(2年連続5回目)、『隣人』(2年連続2回目)、『ロングコートダディ』(2年ぶり3回目)となっています。
<↓の画像が、『キングオブコント2024』ファイナリスト10組の写真>
今年の審査員はまだ発表されていませんが、2021年から昨年までは松本人志さんのほか、過去に優勝経験がある『かまいたち』の山内健司さん、『ロバート』の秋山竜次さん、『バイきんぐ』の小峠英二さん、『東京03』の飯塚悟志さんが務めています。
<↓の画像は、昨年までキングオブコントの審査員を務めた5人の写真>
2015年から審査員を務めている松本人志さんは今年1月から芸能活動を休止中で、性加害疑惑を報じた週刊誌『週刊文春』との裁判に決着がついていないため、今年のキングオブコントには出演しないとみられています。
そのため、松本人志さんの代役に大きな注目が集まっており、『東京スポーツ』(東スポ)が先日、TBS担当者に問い合わせると「審査員は現在確定しておらず調整中となります。情報解禁日もまだ未定です」と回答したとしています。
そこでニュースサイト『日刊サイゾー』は、松本人志さんの代役に相応しい審査員候補を予想し、コント師として芸人たちからも支持を集める4人を候補として挙げています。
1人目は、2013年のキングオブコント王者『かもめんたる』の岩崎う大さんで、岩崎さんは『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日・ABEMA)で、毎年行われている企画『キングオブう大』で審査員を務めたり、キングオブコント出場者のネタを的確な視点で分析していることでも有名としています。
<↓の画像は、かもめんたる・岩崎う大さんの写真>
2人目は、2014年のキングオブコント王者『シソンヌ』のじろうさんとし、職人肌のコント師として多くの芸人たちからリスペクトされ、コンビでネタを披露するだけでなく、今月に12周年を迎えた人気コント番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』(NHK)にレギュラー出演するなどしています。
<↓の画像は、シソンヌ・じろうさんの写真>
3人目は、『くりぃむしちゅー』の有田哲平さんで、松本人志さんと同様に番組の企画に携わり、これまでに数多くのお笑い番組でMCを務めています。
<↓の画像は、くりぃむしちゅー・有田哲平さんの写真>
ただ、お笑い賞レースの審査員に対しては消極的な発言を繰り返しているのですが、結成16年以上の漫才師によるお笑い賞レース『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜2024』では、大会アンバサダーを務めていた松本人志さんに代わって、ハイパーゼネラルマネージャーの肩書で賞レース番組に初出演しました。
最後の4人目は、ダウンタウンとの関係が深い『ウッチャンナンチャン』の内村光良さんとし、実現の可能性は低いものの期待度は最も高いといい、内村さんはネタ見せ番組『チャップリン』シリーズ(テレビ東京系)でMCを務めており、若手芸人たちとの関わりも深いことから、キングオブコントの審査員として適任だとしています。
<↓の画像は、ウッチャンナンチャン・内村光良さんの写真>
この他にもネット上では、2015~2020年まで審査員を務めた『バナナマン』の設楽統さん、今年2月放送の大喜利No.1決定戦『第29回IPPONグランプリ』(フジテレビ系)で、松本人志さんの代わりにチェアマンを務めたバカリズムさんなどが、松本さんの代役に相応しい人物として挙げられています。
シソンヌ・じろうさんを除いて、候補に挙げられている方たちは“非吉本芸人”で、吉本興業はキングオブコントにも制作協力という形で携わっているので、代役も吉本芸人から選ばれそうな気もしますが、松本さんの代わりとして最も相応しいのはやはり内村光良さんだと思います。
審査される芸人たちも、やはり松本人志さんと同格でリスペクトしている人にネタをジャッジしてもらいたいでしょうし、番組サイドとしても松本さんの不在で番組の視聴率低下などが懸念されるなかで、内村光良さんが審査員を務めたら大きな話題になること間違いなしですが、果たして松本さんの代役を含めて今年は誰が審査員を務めるのか、今後の正式発表に注目したいですね。