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『それいけ!アンパンマン』が低視聴率で打ち切り終了の可能性も? 放送時間が夕方から午前中に変更で視聴者激怒

『アンパンマン』の大幅な放送時間変更に困惑や批判の声! 日本テレビの視聴率獲得のための改編が物議を醸す

漫画家・やなせたかしさん(享年94)の絵本を原作とした国民的アニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)の放送時間変更が22日に発表されたのですが、大幅な変更が行われることが明らかとなりネット上で物議を醸しています。

日本テレビは22日に4月の改編説明会を開き、毎週金曜日に放送されているバラエティ番組『ネプ&イモトの世界番付』の放送を3月で終了し、4月からは過去に特番で放送されたクイズ番組をレギュラー化し、『究極の○×クイズSHOW!!超問!真実か?ウソか?』という番組名でMCに有吉弘行さんを起用することを発表。

同局の黒崎太郎編成局次長は、「金曜日はTBSが強く、ここで挑戦させていただく。(同局の)タイムテーブルにないクイズ番組をやらせていただきます」と話しており、毎週金曜日の16時20分から放送されていた『それいけ!アンパンマン』については、毎週金曜の朝10時55分に大幅移動することを発表し、月~金曜日の10時25分~11時30分に関東ローカルで生放送されている情報バラエティ番組『PON!』については、月~木曜の放送に変更。
金曜日は、通販番組『女神のマルシェ』と『アンパンマン』を放送。

また、『アンパンマン』と『女神のマルシェ』が放送されていた枠では、報道番組『news every.』を延長して放送するとし、これまで同番組は月~木曜が15時50分、金曜日は16時50分からのスタートとなっていたのですが、平日の放送開始時間が揃えられました。

日本テレビの改編率は全日帯(午前6時~深夜0時)で5.8%、ゴールデン帯(午後7時~10時)が9.8%、プライム帯(午後7時~11時)が13.1%となっており、他局に比べて低い改編率となっており、人気番組の視聴習慣を重視した結果となっているのですが、『アンパンマン』については大幅な移動となっており、『アンパンマン』の主なターゲットは幼稚園児や小学生であるため、ネット上では、

などの困惑する声や批判が殺到しています。

ちなみに、1988年10月よりスタートした『それいけ!アンパンマン』は、1988年10月~1996年9月まで毎週月曜日の17時台に放送され、1996年10月に金曜日17時台に移動。

2000年10月から16時台の放送となり、今年2月で放送回数が3400回を突破しています。

放送が開始してから28年目に放送時間がこのように大幅変更となり、視聴者からは批判や困惑する声が殺到しているのですが、『それいけ!アンパンマン』が平日の午後に放送されている地域は、2月時点で関東広域圏(関東地方の1都6県)、山形県(山形放送)、福井県(福井放送)、大分県(テレビ大分)と4局のみとなっており、その他の27局に関しては午前中の時間帯に放送されており、大阪府(読売テレビ)や愛知県(中京テレビ)、宮城県(ミヤギテレビ)などは平日の午前11時台、さらに17局については土日の早朝4~6時台に放送されています。

そうしたこともあって「福岡では金曜の11時なんですけど」、「すでにミヤギテレビは金曜午前からの放送」、「東海エリアじゃ金曜の午前に放送されとる」、「私の地域物心ついたときから日曜日の朝5時30分からだった、、、」などといった声も多く見受けられます。

しかし、今回発表された大幅な放送時間変更については、視聴者を無視したものであることは間違いないことで、リアルタイムで視聴する人が減り、録画する人が増えることによって番組の数字が下がることを危惧する声は多く上がっています。

放送時間の変更がこのように物議を醸すことになってしまったわけですが、今後も放送時間を変更することなく午前中に放送していくのか、それとも視聴者からの声を受けて再び夕方の放送に戻すのか、果たしてどうなるでしょうかね。

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