4月からTBS系で放送がスタートする上野樹里さん(27)が主演のドラマ『アリスの棘』(TBS系)に、女優の藤原紀香さん(42)が出演し、現代劇で初めて悪役を演じることが分かり注目が集まっています。
2005年のドラマ『大奥～華の乱～』（フジテレビ系）ではプライドの高い正室を演じ、その悪役ぶりに『憎しみのこもったセリフ回しがいい』『このドラマで見る目が変わった』と好評でした。
藤原さんは撮影について「すごく楽しかったです。私ってワルだなって思いました（笑）」「このドラマを機に、演技の幅はもちろんイメージの幅も広げていきたい」と語っており、手応えを感じている様子。
ここ最近ではバラエティ番組に出演した際に「顔がたるんでる」「おばちゃんを通り越しておばあちゃんみたい」と劣化を指摘されたり、「ヒマラヤ産水晶クラスター」なるスピリチュアル系の商品を販売するなど悪い話題ばかりで注目を集め、本業の女優業などで久しく話題になっていないため、今作での活躍が期待されています。
しかし、ネット上では「さすがにもうヒロインとかは無理だもんね」「何をやっても紀香なんだよなぁ」といった声があり、白衣を着た藤原さんの写真が公開されると、人気ドラマ『ドクターX～外科医・大門未知子～』シリーズ（テレビ朝日系）に主演した「米倉涼子のパクリか」といった声まで上がってしまった。
95年に女優デビューした藤原さんですが、ドラマや映画、舞台にも多数出演しているわりに代表作がないことから、『代表作はレオパレス（のCM）』などとネット上で揶揄されているが、果たして、藤原さんの代表作の一つとして刻むことが出来るか。
これにネットでは、
「脚本次第だろうな」
「キャストは藤原以外いいメンバーが揃ったね。期待してる」
「ドロドロした役は合いそう」
「演技ヘタクソでどの役も全部同じに見える 才能無いわ」
「オダギリジョーが出演するのが心配だ…」
などのコメントがありました。
藤原さんは、昨年10月から12月に放送された月9ドラマ『海の上の診療所』(フジテレビ系)に内科医の役で久しぶりに連続ドラマに出演していましたが、初回で劣化したと言われたぐらいで、その後はドラマの人気と比例してほとんど話題になりませんでしたね。
藤原さんの悪役は個人的に適役だと思いますので、ドラマが面白ければ注目が集まり再評価されるきっかけとなりそうですが、果たしてどうなるでしょうか…。