27日放送分より放送を休止し同番組の時間帯には他の番組に差し替えて放送をしていましたが、フジテレビのバラエティ番組『ほこ×たて』の放送打ち切りが1日決定しました。
同番組は、20日に放送された企画「どんな物でも捕えるスナイパーVS絶対に捕えられないラジコン」でヤラセ・不正があったと、この回でラジコンの操作をした広坂正美さんが23日に、ラジコンメーカー・ヨコモのHPに告発文を掲載しました。
フジテレビはこの告発を受けて調査し、広坂さんの告発を全面的に認め、27日以降当面の放送を自粛すると発表。
フジによる内部調査で平成23年から今年までに計6件の不適切演出を確認したそうで、「視聴者の期待と信頼を裏切る行為が確認された以上、真剣勝負を標榜(ひょうぼう)している番組の継続は不可能と判断した」と説明しています。
また、放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会に報告書を提出し、調査を続け原因を調べるとともに、近く再発防止のための対策委員会を設置するとした。
これにネットでは、
「ヤラセ以前にもう飽きられてるし終わる理由見つけられてよかったな」
「ほかの疑惑が噴出しないうちに早々に幕引きを図ったか」
「番組じゃなくて 蛆テレビ自体が終わるべき 」
「それ以前にフジは捏造なしのコンテンツを発信する事があるの?」
「発端となったブログの人が、非常に心配なんだが」
などのコメントがありました。
告発文を出した広坂さんがヤラセを告発したのは過去に出演した3件で、残りの3件がどの企画でヤラセがあったのか非常に気になりますね。
先日Twitterで「絶対に穴の開かない金属 VS どんな金属にも穴を開けられるドリル」の対決で、ヤラセがあるとのツイートがあり話題になりましたが、これに対して日刊ゲンダイが最強金属を製造し、同番組に出演してきた「日本タングステン株式会社」にヤラセがあったのか取材しています。
これに対して日本タングステンは、これまでガチンコでやってきたとヤラセの疑惑を真っ向から否定し、Twitterの内容は便乗したなりすましだと語っています。
これはガセネタであったようなのですが、今回の番組打ち切りを受けて今後もしかすると、不正を暴露するようなツイートが出てくるかもしれませんね。