フジテレビの大人気バラエティ番組『ほこ×たて』が、番組出演者の告発によって番組の打ち切りがされましたが、翌月にも、BSフジの「風の見た自然たち」で映像の虚偽が見つかり、番組が打ち切られました。
今回の2つの番組以外にも『発掘!あるある大事典II』『笑っていいとも!』『トリビアの泉』など以前から何度もフジテレビの番組でヤラセが発覚し問題になっていますが、その後も全く減る様子がなく、これはどうやら、フジテレビの悪い慣習が問題となっていると日刊サイゾーは報じています。
フジテレビ周りのスタッフは、自分を曲げない性格の人が多く、『ほこ×たて』の件もあまり気にしていないそうで、「ヤラセがないと、面白い番組は作れない」「素人(視聴者)は、何もわかっていない」と反論するディレクターも多いそうです。
今日発売の「女性セブン」(小学館)でも、業界を知る放送作家が「ヤラセは慣例」だと言い切っており、2泊3日の旅行番組で、撮った日にちを入れ替えて放送するのは当たり前。“お散歩番組”でも、偶然出会う一般人のほとんどが仕込みで、エキストラ会社に「○時ごろ、この場所にいてね」と頼んでいるのだという。
また、07年に『発掘!あるある大事典II』(フジテレビ系・関西テレビ制作)が打ち切りとなった原因の一つである“ボイスオーバー”の捏造についても言及。
外国人が話している言葉に、まったく関係のない日本語を重ねたり、音声を消して日本語のテロップを流す手法は、今も日常的に行われていると明かす。
今年、週刊誌が行った「嫌いなテレビ局」ランキングで、断トツ1位を獲得したフジテレビ。
視聴率不振が叫ばれて久しいが、未だにタレントのギャラは民放局で最高額といわれ、バブリーなスタンスだけは、視聴率3冠を獲っていた頃と変わらないようだが、視聴者を無視した番組を作り続けていてはスポンサーまでもが離れてしまうのではないだろうか。
これにネットでは、
「さすがの韓国企業です」
「嘘を付くのが当たり前の局ですから」
「もう嫌だから観ません」
「まだ懲りないとかどれだけアホなんだよ」
「どっかに買収された方が良いと思う」
などのコメントがありました。
バラエティ番組でふざけているような内容の番組ならまだしも、ほこたてのような、内容の番組でヤラセが行われていたのは非常にショックで、視聴者を馬鹿にしていると思ってしまいましたね。
この体制でやっているわけですから、民放4位のテレビ局になってもしょうがないですよね。
社長が変わったことで新しく生まれ変わることが期待されていますが、ここまで根腐りしている状態だとするとフジテレビの再建は難しいでしょうね。