女優・米倉涼子さん(41)が主演のドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系 木曜21時)の第6話が17日に放送され、平均視聴率が21.5%(関東地区)を記録していたことが18日に明らかとなりました。
2014年以来2年ぶりに放送され、初回平均視聴率は20.4%を記録し、第2話で19.7%と20%を下回ったものの、第3話は24.3%、第4話は21.3%、第5話は20.4%、17日放送の第6話は21.5%と、第2話を除いて20%以上の高視聴率を記録しており、今年民放で放送されたドラマの中で最も高い数字となっています。
その一方で、フジテレビ系で同時間帯に放送されている『とんねるずのみなさんのおかげでした』が低視聴率を連発していることが明らかとなっており、『ドクターX』の放送がスタートした10月13日放送分は6.5%、同20日は6.7%、同27日は4.7%、11月3日は4.6%、10日は8.1%とまずまずの数字を記録したものの、17日は5.7%となっており、同時間帯にテレビ東京系で放送の『和風総本家SP』は7.0%を記録していたことから、『とんねるずのみなさんのおかげでした』は同時間帯で最下位となっていました。
同時間帯は、日本テレビ系で『秘密のケンミンSHOW』、TBS系で『ニンゲン観察!モニタリング』、テレビ朝日系で連続ドラマ、テレビ東京系で『和風総本家』が放送されており、『とんねるずのみなさんのおかげでした』は以前から視聴率獲得に苦戦し、2ケタに届くことは少なく、6~8%台で推移しているという状態です。
そのため、番組の打ち切り説が度々浮上しているのですが、現在の視聴率を見てネット上では、
- どんなに視聴率が悪くてもフジは終わらそうとしないのは不思議だよ
- とんねるずの時代は終わったんじゃないのかな
- なんであの番組がまだ続いてるのかが分からない。
- ダウンタウンはガキで色々企画考えてるしウッチャンはいまだにコントしてるけどとんねるずって遊んでるだけだからね
- 笑いの為かもしれないが 後輩芸人に車とか時計とかローンで買わされて その後輩芸人の人生はどうするのかね 買いたくもないもの買って それを見てから つまらなくなった スタジオだけ爆笑しても 見てる視聴者は笑えない
- チビノリダーとかもじもじ君とか 面白かったけど 今は見たくない。無理やり買わせるシリーズとか すご〜く嫌。だからそれやってたら絶対見ない。 後輩だから嫌って言えないのに買わせるって、いじめみたいで嫌な気持ちになる。
などのコメントが寄せられています。
17日放送の番組では、「芸能人の家でプロの買取業者がお宝査定」と題した企画が行われ、お宝鑑定士4人がタレント・IKKOさんの自宅でブランド品や骨董品を査定し、クローゼットの中からFENDIのロシアンセーブル毛皮のコートが見つかり、IKKOさんが2500万円で購入したと明かすと、とんねるずの木梨憲武さんが毛皮を勢いよくむしり取るという暴挙に出て爆笑を誘っていました。
そして、これに対してネット上では、「まだ無茶ぶりやればウケると思ってんのかな」、「これは笑えない ノリタケのセンスってバブルの頃のまま」、「面白いと思ってやってんだろうが痛々しいな」などと批判的な声が上がっており、一昔前であれば木梨さんの暴挙もウケていたのかもしれませんが、こうした笑いは今視聴者を不快にさせるだけで、視聴者離れを悪化させる原因になっています。
とんねるずは、自分たちで笑いを取るというよりも、後輩芸人ら共演者をハメて笑いにするということが多く、その様子がイジメているように見えることから視聴者は不快感を抱いているのですが、今さら芸風を変えることは出来ないと思いますので、これから視聴率を上げるというのはかなり難しいでしょうね。