お笑いコンビ・とんねるずの冠番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)は、番組の制作費が高いものの低視聴率で、コストパフォーマンスが悪いことなどを理由にかねてより打ち切りの噂が囁かれており、今年7月には東京スポーツ(東スポ)によって、とんねるずが解散し芸能界も引退することと、『とんねるずのみなさんのおかげでした』が早ければ今年9月末、遅くても3月末をもって終了予定といった記事が報じられました。
しかし、とんねるずの石橋貴明さん(53)が7月末に放送の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)に出演した際、「大丈夫?俺たち解散するんだって」と自ら解散説をネタにして噂を一蹴し、さらに10月の改編で番組が継続することが明らかとなり、一部スポーツ紙の取材に対してフジテレビの宮道治朗編成部長が「これからもやっていきたいと思っています」番組の継続を明言。
しかし、10月の改編を乗り切ったものの、番組の打ち切り危機は去ったわけではないとニュースサイト『日刊サイゾー』は報じており、さらに番組が終了する原因の一つとなっているのは、木梨憲武さん(53)のうつにあるというフジテレビ関係者の証言を掲載しています。
<↓の画像は、木梨憲武さんの写真>
この関係者によると、番組の終了は既定路線でコストパフォーマンスの悪さの他に、一因となっているのは木梨さんのうつで、石橋さんは芸人としてまだまだ活動したいと思いがあるものの、一方の木梨さんは個展を開催するほど芸術に傾倒しており、コンビ仲はずいぶんと前から悪かったといいます。
そして、石橋さんは番組の継続を望んでいるものの、木梨さんは芸人としての仕事はまるでやる気が無く、局内では「うつなんだから仕方ない」とまで言われているとのこと。
これだけで木梨さんがうつとは言い切れず、真相は不明なのですが、来年春の改編期に合わせて番組が終了するのは決定事項のようです。
同関係者によれば、今年秋の改編期に終了する予定だったものの、上の一言で流れたそうなのですが、レギュラー放送はマンネリ化しているため春の改編期に終了し、今後に関しては同番組内の「全落・水落シリーズ」、「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」などの視聴者からの人気が高いコーナーを組み合わせた単発の特番として放送される予定だといいます。
これに対してネット上では、
- 木梨憲武は仮面ノリダーの時がピークだったな。芸人としてはもう完全に終わってる感が漂ってる
- もうこの番組の役目は終わった。楽しかった。お疲れ様でした。
- 昔は派手で面白かったんだけどね。今は全てが古臭い。大金を使わせて芸人に無理矢理買わせるとか、バブルが抜け切れてない感じがするし、後輩芸人のとんねるずをヨイショしまくるのも何かズレてる。内輪で楽しんでるホームビデオの映像をテレビで流してるだけな感じのが増えた。昔みたいにコントとかするなら見てみたい。
- どうせ後番組もつまらなくて視聴率も取れないだろうから、このまま放送しておけばいいのに
- 木梨だけを外して、新しい番組を作りなおせばいいんじゃないか
などのコメントが寄せられていました。
木梨さんは6月に放送された特番『憲武・フミヤ・ヒロミが行く!キャンピングカー合宿』(フジテレビ系)にて、一時木梨さんが引退をしたがっていたことを歌手の藤井フミヤさんが暴露したところ、木梨さんは「引退しようと思ってないよ。今のペースがいい。今、リズム、最高」と返し、さらにヒロミさんから「何年か前に、もしね、ノリちゃんに番組やろうよ、一緒にって言っても、たぶん、やんなかったと思うよ。やんないと思う」と言われると、それを認めた上で「そういう時期が、そういうタイミングがようやく、全部が、周りが、いい流れが来たから」と、前向きな発言をしてやる気をみせていたことから、うつではないかと思いますし、芸人を続けていこうという思いはあるのではないかと思います。
しかし、以前に比べて切れ味が無くなり、面白くなくなってしまっている木梨さんの不要論が以前より出ており、ニュースサイト『アサ芸プラス』が4日に配信した記事によると、木梨さんは関西のローカル番組をやりたいのではないかという話を聞くという在阪テレビ局員の証言を掲載し、木梨さんは大好きなアートに本腰を入れ、民放キー局とは違い、視聴率に縛られることのない気楽にできる番組をやりたいため、関西ローカルを視野に入れているのではないかとのこと。
この噂の真偽のほどは分かりませんが、石橋さんはまだ芸人として頑張りたいとテレビ番組で度々発言している一方、木梨さんは今後もマイペースに仕事をやっていきたいという雰囲気が伝わってきますし、番組もマンネリ化して視聴率も10%前後で、番組1本あたりの制作費も約3000万円だと言われており、来年春に打ち切りとなるかはまだ分からないものの、遅かれ早かれ打ち切りとなるのは確実かもしれないですね。