20%超えの高視聴率をキープし続けているNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』で主演を務めている女優・高畑充希さん(24)が、今年の『NHK紅白歌合戦』の司会候補として名前が挙がっており、注目を集めています。
高畑さんは、“夏の紅白歌合戦”と称されている音楽番組『第48回思い出のメロディー』で、萩本欽一さんと共に司会を務めることが決定し、過去には仲間由紀恵さん、松下奈緒さんらが同番組の司会を経て、紅白の赤組司会を務めていることから、これは紅白司会への布石なのではないかと囁かれています。
<『第48回思い出のメロディー』で司会を務めた萩本欽一さんと高畑充希さん>
ニュースサイト『日刊サイゾー』によると、NHK関係者も「先日の初司会では、北島三郎や堺正章ら大物出演者からも評判が良かった。技量に問題はないし、本人も歌が好き。笑う場面があっても実に上品で、NHK向き。紅白司会は十分あり得る」と証言。
また、『とと姉ちゃん』が好調であることも大きく、高畑さんを司会に起用する流れで同ドラマの主題歌を担当している宇多田ヒカルさんをはじめ、ドラマの共演者である唐沢寿明さん、及川光博さん、木村多江さんらのゲスト出演も期待できるといいます。
6日発売の週刊誌『週刊女性』は、『とと姉ちゃん』が8月25日にクランクアップを迎え、翌週に都内で行われた打ち上げの模様を報じていたのですが、終始和気あいあいとしたムードだったといい、ドラマ共演者たちが比較的親密になっていて、何年かに一度は同窓会をやろうという声も上がるほどの良い関係を築いているようなので、紅白へのゲスト出演は実現してもおかしくはないと言われています。
しかし、紅白の司会をめぐっては芸能界の“綱引き”もあるといい、紅白のような大きな番組の起用の人選については局内でもトップシークレットとなっており、発表までは上層部にしか知らされないという秘密事項になっているそうです。
それは、力のある大手芸能プロダクションの思惑が入り乱れ、余計なトラブルが発生するのを避けるためだそうで、高畑さんに対抗して自身のところの所属タレントを猛プッシュしてくる事務所もあり、そうしたところは押しが強く、仕事を取るためなら手段は選ばず、高畑さんのゴシップ記事をメディアに書かせたりりすることも十分あり得るとのこと。
しかし、現時点では高畑さんに対抗するような方の名前が挙がっておらず、このままいけば高畑さんが赤組の司会に抜擢される可能性が非常に高いようです。
紅白の司会者については、NHKの朝ドラや大河ドラマに出演するなど、NHKにどれほど貢献したかが大きく左右し、『とと姉ちゃん』の前に放送されていた『あさが来た』については、朝ドラの中では今世紀最高の視聴率を記録しているため、主演を務めた女優の波瑠さんに司会をという可能性もあるかと思うのですが、高畑さんは『思い出のメロディー』でも司会を務め、安定した司会ぶりだったとのことから、現時点では紅組司会の最有力候補でしょうかね。
高畑さんが紅白の司会を務めることに対してネット上では「これ以上見たくない」などと、批判的な声も上がっているようなのですが、今年は高畑さんとなるのか注目したいところです。