30年近くにわたって放送されている人気アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系 18時)で、“放送事故”シーンがあったとネット上で大きな話題になっていました。
問題のシーンがあったのは15日に放送された「中野さん、さくら家に泊まるの巻」で、さくら一家とまる子のおじいちゃん・友蔵の友人である中野さんがちゃぶ台を囲み、テレビのチャンネル争いが勃発した時に“放送事故”が起こりました。
父・ひろしが石原裕次郎のドラマを見たいと主張する一方で、まる子やお姉ちゃんは音楽番組が見たいと言ってチャンネル争いが起こり、そこで意見を求められた中野さんは「普段は囲碁の番組を見ている」と答え、おばあちゃん・こたけが「どれどれ」と言ってテレビのチャンネルを変えようと立ち上がり、テレビの横まで移動しチャンネルを変えました。
しかし、その後画面が切り替わると、テレビの横でチャンネルを変えているおばあちゃんが、なぜか友蔵の横にも座っており、1つの画面におばあちゃんが2人いるというおかしな状態となっていました。
<↓の画像が、おばあちゃんが2人いる状態になっていた問題のシーン>
そして、この摩訶不思議な状態が視聴者らの間で大きな話題になり、
- 致命的な作画ミス!!!!おばあちゃんが大変な事になってる
- 深夜アニメだってここまで酷いミスはないぞw
- お婆ちゃん分身してた
- 残像だ
- 双子かな(適当)
- お化け?
- お分かりいただけただろうか
- ドッペルゲンガーだよ、お迎えが来たんだ
- おばあちゃんは量子で構成されているから
- お婆ちゃんが二人に幽体離脱する現象が発生
- ちびまる子ちゃんの放送事故wおばあちゃん2人居って中野さん顔面蒼白www
- 友蔵に比べて存在感ないから増やしてみたんだろ
- この手のミスは珍しくないけど、チェックまで通ったのは凄いな
などと様々な反応が上がっており、大きな反響を呼んでいます。
なお、ニュースサイト『J-CASTニュース』がフジテレビに今回の件について問い合わせたところ、「作画上のミスです。今後このようなことがないように一層の注意を払って制作してまいります」と、作画ミスだったことを認め謝罪したとしています。
漫画などではこうした同一人物が2人いるという作画ミスが過去にも発見されているほか、アニメでは細かな作画ミス、作画崩壊(アニメ作品の作画クオリティが、著しく低下した状態)は度々ネット上でも話題になっています。
しかし、同じ登場人物が同じ画面に存在しているという作画ミスが修正されないまま放送されることは珍しく、それも人気アニメの『ちびまる子ちゃん』で発生したこともあって大きな話題になったようですね。
今回のミスに対しては、またフジテレビか…と批判的な声も上がってはいるものの、全体的に見るとそうした声は比較的少なく、レアなシーンが見れたなどの反応が多く見受けられるのですが、再びこうしたミスが発生した場合には批判される可能性があるため、今後は同様のミスが発生しないようによりチェックを厳しくしてほしいところです。