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義母と娘のブルース第10話の視聴率20%に迫る記録。視聴者から続編希望や感動の声が集まる。逃げ恥に次ぐヒットドラマに

『ぎぼむす』最終回視聴率が自己最高。綾瀬はるか主演『義母と娘のブルース』安室奈美恵の引退特番の数字超える

女優・綾瀬はるかさん主演ドラマ『義母と娘のブルース』(略称:ぎぼむす TBS系 火曜22時)が18日に最終回(第10話)を迎え、番組の平均視聴率が自己最高の19.2%(関東地区)を記録し有終の美を飾ったことが明らかになりました。

『ぎぼむす』の初回平均視聴率は11.5%を記録し、第2話は11.3%、第3話は12.4%、第4話は12.2%、第5話は13.1%、第6話は13.9%と、回を重ねるごとに数字を上げていき、第7話で15.1%にまで上昇し、第8話は15.5%、第9話は17.3%で自己最高を更新しました。

大きな注目が集まっていた18日放送の最終話は19.2%で、20%の大台には届かなかったものの、今期民放で放送の連ドラの中ではダントツトップの数字で、全10話の期間平均視聴率は14.2%となっています。

18日の同時間帯には、日本テレビ系で安室奈美恵さんの引退特番『安室奈美恵引退スペシャル! 最後の1年と最後の1日に独占密着』が放送されており、こちらも15.0%と高い視聴率を記録する中、『ぎぼむす』は4%以上も上回る数字を記録しました。

なお、TBS系の火曜ドラマ(火曜22時)の歴代最高視聴率を記録した作品は、2016年10月期放送の新垣結衣さん主演『逃げるは恥だが役に立つ』(略称:逃げ恥)で、『逃げ恥』も『ぎぼむす』と同様に初回から2ケタの数字をキープしながら、第8話は16.1%、第9話は16.9%、第10話は17.1%と後半も右肩上がりを続け、最終回の第11話で20.8%を記録し、期間平均視聴率は14.5%となっていました。

今期の民放ドラマ中トップの視聴率を記録した『ぎぼむす』は、漫画家・桜沢鈴さんが2009年から連載していた4コマ漫画を実写ドラマ化した作品で、仕事一筋のバリバリのキャリアウーマンだった主人公が、小学生の娘を持つシングルファーザーのサラリーマンと結婚し、母親になるために家事や育児に奮闘しながら、義母と娘が成長していく10年間を描いた内容となっています。

綾瀬はるかさんが主人公・宮本亜希子を演じ、夫の良一役を竹野内豊さん、娘のみゆき役を上白石萌歌さん(幼少期:横溝菜帆さん)、亜希子に思いを寄せる麦田章役を佐藤健さん、その他に浅利陽介さん、ウーマンラッシュアワー・村本大輔さん、麻生祐未さんらが出演していました。

そして、最終回を終えてネット上では、

など、『ぎぼむす』の終了を惜しむ声が非常に多く上がっています。

『義母と娘のブルース』は原作も、隠れた名作として以前から高い評価を受けていたのですが、それを見事に実写ドラマ化し、ドラマ放送開始後には義母と娘が奮闘する姿に感動したという声がネット上に溢れ、竹野内豊さん演じる良一が第6話で胃ガンで亡くなるという展開もあり、視聴者の涙腺を崩壊させていました。

原作者の桜沢鈴さんも綾瀬はるかさんらの演技を絶賛しており、週刊誌『女性自身』のインタビューでは、「綾瀬はるかさんが演じる亜希子さんは、漫画以上に“魅力のつまった亜希子さん”なんです。原作でも描いた腹踊り、どう演じられるんだろうと思っていましたが、おみそれしました。キレッキレの踊りで、素晴らしかった!」と語っていました。

全話を通してここまで多くの感動を視聴者に与える作品というのは多くはなく、すでに続編を望む声も上がっているのですが、原作の漫画では義母と娘の約20年が描かれていることから、今後スペシャルドラマとして復活する可能性もあり、引き続き注目したいところですね。

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