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宮藤官九郎脚本『いだてん』第16話で松山ケンイチの『平清盛』下回る…過去最低視聴率で厳しい状況

『いだてん』NHK大河ドラマワースト視聴率更新。平清盛、花燃ゆ以下の数字で大コケ…全話視聴率も過去最低記録の危機

宮藤官九郎さん脚本のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(日曜20時)の第16話、第17話の視聴率が発表され、4月28日放送の第16話は7.1%、第17話は7.7%(ともに関東地区)と自己最低を記録したほか、大河ドラマ史上最低となるワースト視聴率記録を更新していたことが明らかになりました。

4月28日の各局の視聴率は不明ですが、5月5日の数字は明らかになっており、『いだてん』第17話が7.7%、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)は13.5%、『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)はトップの17.7%、『明石家さんまの熱中少年グランプリ』(TBS系)は7.9%、『でんじろうのTHE実験 2時間スペシャル』(フジテレビ系)は6.7%、『日曜ビッグバラエティ THEカラオ』(テレビ東京)は6.6%でした。

これまでのNHK大河ドラマのワースト視聴率は、松山ケンイチさん主演で2012年11月18日放送『平清盛』の第31話で記録した7.3%で、『いだてん』が第16話で約6年半ぶりにワースト視聴率を更新してしまいました。

<↓の画像は、松山ケンイチさん主演『平清盛』の写真>

なお、『いだてん』のこれまでの各話視聴率は以下のようになっています。

NHK大河ドラマのワースト視聴率を更新した4月28日放送の第16話では、コカイン使用で逮捕・起訴された電気グルーヴ・ピエール瀧被告に代わって、代役に起用された俳優・三宅弘城さんが初登場し、中村勘九郎さん演じる主人公・金栗四三が、1916年に開催予定だったベルリン五輪のマラソン出場を目指していたものの、第一次世界大戦の勃発によって大会中止となり、落胆する姿などが描かれていました。

<↓の画像は、足袋屋『播磨屋』店主を演じる三宅弘城さん(上)、事件前まで出演していたピエール瀧被告(下)の写真>

『いだてん』は、1986年に三田佳子さんが主演した『いのち』(脚本:橋田壽賀子さん)以来33年ぶりとなる近現代が舞台の大河ドラマで、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』を大ヒットさせた宮藤官九郎さんが初めて大河ドラマの脚本を担当し、2020年の東京五輪を前に「“東京”と“オリンピック”」を描いた作品として大きな注目を集めていました。

初回平均視聴率は、昨年放送された鈴木亮平さん主演『西郷(せご)どん』の初回15.4%を0.1%上回るスタートとなりましたが、第2話で早くも3.5%ダウンの12.0%、第6話で初めて2ケタを割って以降も低下を続けています。

ちなみに、『西郷どん』の平均視聴率はしばらく12~15%ほどで推移し、1ケタを記録したのは第37話の9.9%のみでした。

『いだてん』がワースト記録を更新するまでその記録を保持していた『平清盛』も、第1話~第4話までは17%台、その後も第30話までは2ケタをキープしており、全話の期間平均視聴率は12.0%で、これは歴代ワースト1位タイの数字です。

『平清盛』と並んでNHK大河ドラマ歴代ワースト1位となったもう1作品は、井上真央さん主演で2015年に放送の『花燃ゆ』となっており、こちらも第1話~第14話までは11~16%台で推移し、第15話で9.8%、そこから何度か1ケタを記録し、全話の期間平均視聴率は12.0%でした。

<↓の画像は、井上真央さん主演『花燃ゆ』の写真>

一方の『いだてん』は、第6話から第17話まで12回連続の1ケタを記録し、これによってすでに『平清盛』『花燃ゆ』を下回っており、このままでは東京五輪を前にして全話の期間平均視聴率もワースト記録更新となります。

視聴者の反応を見ても、近現代ということもあって大河ドラマとしてではなく、朝ドラでやるべき作品だったという声も多く上がっており、このまま盛り上がりを見せないとさらに離脱者が増え、数字の低下が続きそうです。

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