俳優の柳葉敏郎さん(53)が1999年に放送された『リング~最終章~』(フジテレビ系)以来15年ぶりに、地上波の連続ドラマで主演を務めている『あすなろ三三七拍子』(フジテレビ系)が、26日放送の第7話で過去最低の平均視聴率となる3.6%を記録していたことが分かりました。
ちなみにこれまでの視聴率の推移は、第1話が7.7%、第2話が5.1%、第3話が5.3%、第4話が4.1%、第5話が5.0%、第6話が5.0%と、21時台に放送のドラマであるにも関わらず、フジテレビが今期放送しているドラマの中で最低の視聴率を記録しています。
同時間帯の各局を見ると、NHK「ニュースウオッチ9」(10.0%)、日本テレビ「幸せ!ボンビーガールSP」(13.1%)、TBS「ナイナイのお見合い大作戦!」(11.1%)、テレビ朝日「ロンドンハーツ」(11.7%)、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」(11.8%)と同ドラマ視聴率が低いのは明らか。
午後9時台のドラマで視聴率が3%台となった例には、12年4月期のフジテレビ「家族のうた」(主演・オダギリジョー)や今世紀最低視聴率を叩きだした、13年10月期のTBS「夫のカノジョ」(主演・川口春奈)などがある。
果たして、「あすなろ三三七拍子」は「夫のカノジョ」が持つ今世紀最低視聴率という不名誉な記録を塗り替えてしまうのだろうか…。
これにネットでは、
- 良いんじゃないの♪フジはheroさえ視聴率が良ければ、他はどうでも良いでしょ
- タイトルだけ見ればNHK的な空気がある。しかもパッと見で惹きこまれるものがない。”ドラマ=イケメン+恋愛”のような昨今、あまりに外し過ぎている気がしてしまう。
- さすが剛力さん期待を裏切らないな。これを機に起用するのはもう止めろ
- 結局、脚本が中途半端なんだよ、それとキャストもイマイチ。柳葉にあんな役やらせても笑えんよ。阿部寛なら数字とれてただろうな
- 裏に10代・20代はロンハー、高齢者はニュース9、鑑定団を視ると分かっている以上、狙う視聴者層は限られているのに、中途半端な内容のドラマの制作を決めたプロデューサーと編成の責任。こんな編成を組んでいたら短期的には責任を取らされ、長期的には次の人事異動で飛ばされるのは確実。
などのコメントがありました。
女優の剛力彩芽さんが出演していることから、スタート前から低視聴率になるのではないかと囁かれていましたが、やはり低視聴率となりましたね…。
ちなみに剛力さんが主演を務め、2013年1月から3月に放送された月9ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系)は、最終回で月9史上2番目に低い視聴率となる8.1%を記録しています。
今回『あすなろ三三七拍子』はここまで低い視聴率を記録しましたが、今年4月から6月に同時間帯に放送されていた佐藤健さん主演のドラマ『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』は、全11話の平均視聴率は10.8%を記録し、最低視聴率は第9話で記録した9.3%。
また今年1月から3月に放送された女優の檀れいさんが主演のドラマ『福家警部補の挨拶』は、全11話の平均視聴率は9.7%、最低視聴率は第5話で記録した7.8%と、『あすなろ三三七拍子』よりも高い視聴率を記録していることから、放送時間帯の問題ではなく、ドラマの内容やキャストに問題がある可能性が高いと思われます。
今回7話でここまでの低視聴率を記録し、来週の放送に関しても同様の視聴率であれば、1話分放送をカットされる可能性も出てくることでしょうね。