高橋大輔が現役復帰発表、引退4年で復活の理由明かす。フィギュアスケートファンから歓喜の声

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高橋大輔

2014年10月に現役引退を発表し、引退後はプロフィギュアスケーターやスケート解説者として活動している高橋大輔さん(たかはし・だいすけ 32歳)が、所属事務所を通じて現役復帰することを電撃発表しました。

公式サイトにも高橋大輔さんのコメントが掲載されており、「フィギュアスケート新シーズンが始まる7月1日、競技会への復帰を決断しましたことをご報告させていただきます。」と、現役復帰することを報告しています。

現役復帰を決めた理由については、昨年12月開催の『第86回全日本フィギュアスケート選手権』では、大会を中継したフジテレビの番組でナビゲーターを務めていたのですが、その際に選手たちの姿を見て感動したといい、「この緊張感の中で戦いたい、滑りたい」という思いを抱いたそうです。

すでに現役を引退してから4年となるものの、再びスケートに向き合っていきたいと考えるようになり、現役復帰という決断に至ったとのことです。

そして、「4年間のブランクを取り戻すのは想像以上に難しいと思いますが、もう一度、体をいじめ、鍛え直し、引退前に感じることができなかった『やり切った』と思える演技をしたいと思っています。」と意気込みを綴っています。

<↓の画像が、公式サイトに掲載の高橋大輔さんの現役復帰コメント全文の写真>
高橋大輔の復帰コメント全文

このように現役復帰を発表した高橋大輔さんは、1日20時半から東京都内で会見を開く予定とのことなのですが、突然の現役復帰発表に対してネット上では、

  • あの演技がまたみられるのはすごく嬉しい。心に残るプログラムを期待しています。
  • 他に類を見ない高橋大輔の表現力を再び見られると思うと楽しみ!
  • 高橋さん、こりゃ驚いた。ただ、ブランクと年齢がな。ただ、本人が満身創痍で演技に心残りがあって、自分自身に後悔が残って拭いさえなかったんだろうね。
  • え、ほんと?ほんとに!?また競技で見れるのでしょうか。そうなったら嬉しい。順位はもちろん高みを目指すでしょうが、もういまとなっては順位より、高橋さんの思うような演技をしてくれたら嬉しい。応援します、頑張って!!
  • 正直、年齢的にも厳しいと思うけど、高橋の演技がもう一度見られるは嬉しいし、今度こそ燃え尽きるまで頑張って欲しい
  • 色んな競技みても、レジェンドが復帰して大成功した例は少ないけど、高橋さん頑張ってください。
  • うわっ、鳥肌たった。あれ?アイスショー少なくなくない?とちょと心配だったけど、何というビッグニュース!今期のたのしみが増えた。ぜひぜひやりきる姿を見せつけて欲しい
  • 高橋選手は靭帯移植手術した膝の状態が相当悪くて、靭帯を縛り付けるために釘を打ち込んだ骨や関節周囲が負荷を掛ける度に壮絶な炎症を起こしていたというのを情熱大陸で観た。プルシェンコ選手の椎間板にプレートを入れる手術からの復帰もそうだけど、一般人の想像を絶するね。
  • ある意味、引退よりも勇気の要る決断だったと思う。頑張ってほしい。
    今年の冬の楽しみが出来た。

などのコメントが寄せられています。

高橋大輔さんは8歳の頃からスケートを始め、中学生時代には国際大会や全国大会などで優勝、2001年に全日本ジュニア選手権、2002年に世界ジュニア選手権で日本男子として初優勝を果たしました。

そして、2006年トリノ五輪で初めて五輪に出場(総合8位入賞)、2007年の世界選手権、グランプリファイナルで銀メダル、2008年の四大陸選手権、2010年の世界選手権で金メダル、同年のバンクーバー五輪では、日本人・アジア人の男子シングル選手としては史上初となる銅メダルを獲得しました。

また、2012年のグランプリファイナルで日本男子初の金メダルを獲得するなど輝かしい成績を残し、日本のフィギュアスケート界を代表する選手として活躍していました。

バンクーバー五輪での高橋大輔さんのスケーティング動画

その後、2014年のソチ五輪への出場やグランプリファイナルへの進出も決めたのですが、大会に向けてトレーニング中に負傷し「右脛骨骨挫傷」と診断され、グランプリファイナルへの出場を見送り、ソチ五輪の本番でもジャンプミスなどがあり、2大会連続のメダル獲得とはならず総合6位という結果に終わりました。

また、帰国後に医師の診察を受けたところ、「右脛骨関節軟骨損傷及び慢性膝関節炎により、5~6週間の安静加療が必要」と診断され、2014年3月の世界選手権を欠場したほか、2014-2015シーズンの全試合出場を見送ることを同4月に発表しました。

それから半年後の同10月に現役引退を表明し、その後はアイスショーに出演したり、舞台に出演するなどして高いダンス力、表現力を披露していました。

高橋大輔さんは2008年にも右足膝の前十字靭帯、半月板を損傷したことで手術を受けており、こうしたケガも現役引退の理由の一つなのではないかとも言われていましたが、引退会見では「ケガは大きな理由ではない。」と否定した上で、「モチベーションという意味では理由はあるかもしれない。今の僕では(再び五輪を目指すのは)不可能だと感じた部分はあった」として、引退を決意したと説明していました。

フィギュアスケートは選手生命が短いスポーツで、10代~20代前半までにピークを迎える選手が多く、ましてや高橋大輔選手は4年のブランクがあり、今年で32歳ということなどから、現役復帰後に以前のような好成績を残すことは非常に難しいとみられます。

しかし、高橋大輔さんの高いスケーティング、世界一と呼ばれたステップなど、高いダンス力、表現力を駆使したスケーティングを再び見たいという声がネット上では多く上がっており、復帰に対して否定的な声よりも肯定的な声のほうが多い印象を受けます。

今年の平昌五輪で2連覇を達成した羽生結弦選手(23)や、五輪初出場で銀メダルを獲得した宇野昌磨選手(20)など、高橋大輔さんよりも若い世界各国の選手たちが年々技術を上げている中で、4年ぶりに現役復帰する高橋さんは苦戦を強いられることになるかと思いますが、また多くのスケートファンを魅了するような美しいスケーティングを見せてくれることに期待したいですね。

2件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    ツッコミクイーン
    ID:ZmE5MjA1M2

    誰にも批判されることのない現役復帰宣言。しかし大半の選手は一回り以上も年下ばかり。持って生まれた才能は死んでも離すな!

  2. 2
    匿名
    ID:YTJmMjdkMj

    金なくなったんか?

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